男とは、メンツの生き物なのです・・・・712

ちよみ

2010年08月07日 09:16

~ 今 日 の 雑 感 ~


男とは、
メンツの生き物なのです




    本当に、アホくさい話ですが、心理学的に言うと、そういうことなのだそうです。

    付き合い始めた頃は、とても紳士的で言葉づかいも穏やかな彼が、何故か近頃は時々汚い言葉を使ったり、怒鳴ったりするようになった----。

    こんな経験がある女性、意外に多いのではないでしょうか?

    それは男性が、女性に比べて「プライド」を重視する生き物だからなのです。

    これまでは、彼女のタワゴトにも面白そうに笑っていた彼が、突然、火を噴いたように怒りだした。これは、彼が器の大きな人間で彼女の冗談や自分に対する苦言を寛大に受け止めていた訳ではないということなのです。

    「この女、何でこんなにおれのことにいちいち文句ばかり付けるんだろうな」

    心の中では、そう思いながらも、それでも彼女を手放したくないという思いから懸命に我慢をしていただけだったのです。

    しかし、その日、とうとう彼女の言葉がそんな彼の我慢の許容範囲を超えてしまった----。つまり、地雷を踏んだ。それだけのことなのです。

    男は、メンツの生き物ですから、常に「誰かに勝ちたい」「負けたくない」「なめられたらお終いだ」と、思いながら生きている訳で、それは、会社の上司に対してでも、家族に対してでも、レストランのボーイに対してでも、そして愛する恋人に対してでもまったく変わらないのです。

    ですから、彼が最初とても寛大で頼もしく見えたのは、絶対に自分が負ける試合をしないところばかりを彼女に見せていたからなので、実際は、いつも自分が優位に立つことばかりを考えている気苦労の絶えない人間なのかもしれません。

    ですから、男は自分よりも頭が良かったり、仕事が出来る女を煙たがります。

    「あんなのは、女じゃない」

    そんなことまで言って、自分を納得させることだってあるのです。だって、彼女が女じゃなく男なら、負けたって恥ではありませんから。

    しかし、大半の男性は、自分のそういういわゆる「小さい部分」を嫌というほど判ってもいるのです。でも、その嫌悪感をどうすることも出来ないのです。

    だから、もしも、あなたの彼がいきなり大爆発を起こしたら、「ああ、また例の小さい男が騒ぎ出した」と、そっと見守ってあげて下さい。

    まあ、そんな時、暴力まで振るうようならば、即行別れた方が正解ですが、その辺りの見極めは、女性側の力量にかかっているといえるでしょう。

    つまり、二人の関係の良し悪しを決めるコントロールレバーを握っているのはいつも女性側なのです。彼を不快にさせるも快適な気持ちにさせるも、すべては女性次第だということですね。

    でも、わたしならある程度までは言うことだけは言いますが、それから先は相手の意思に任せます。

    プライドを優先して撃沈しても、男性にはそれが本望なのでしょうからね。
<今日のおまけ>

    これとは反対に、とかく良妻賢母などといわれる出来の良い女性の中には、自分のやっていることがすべて正しいと、思い込んでいる人がいます。

    特に、60代以上の女性に多いのですが、相手の欠点はこれでもかと言うほど指摘しながら、いざ、自分の欠点を言われた途端、気がふれたかと思うほどの怒り方をするのです。

    「お母さん、最近、口臭があるよ」「お前、この前、居間の電気を消し忘れたまま寝ていたぞ」「お母さん、トイレの水流すの忘れていたでしょ」

    こんなことを家族に指摘されようものなら、涙を流していきり立ち、「そんな訳ないわよ!人をバカにして!わたしは、あんたたちのために毎日死に物狂いで働いているのに、なんなのよ、その言い草は!」と、卒倒しそうな勢いで周囲を攻撃するのです。

    「わたしの失敗や、わたしの汚い部分をさらけ出すなんて、悔しい!絶対に許さない!」

    こんな主婦が最近とみに増えているそうです。女のプライドもここまで高いと、何ともハタ迷惑ですよね。


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