~ 今 日 の 雑 感 ~
あなた、
本当に彼に愛されていますか?
女性の本音は「言葉」に出ますが、男性の本音は「行動」に出るのです。
このことは、これまでも何度か記事で触れて来ました。
男性は、興味のないことをあえて興味があるようにふるまうことが苦手です。
どうしても、時間をおくと本音が出て来てしまうものなのです。それも、言葉ではなく態度に表われます。
たとえば、あなたが彼と二人で映画館へ行ったとします。
あなたは、映画などよりも彼と一緒にいられることが嬉しくて誘いに乗りました。
しかし、映画館へ入った途端、彼は、あなたには目もくれず「こっちの席が良く観えるよ」と、さっさと先へ行ってしまいました。つまり、彼は、本心から映画が観たかったという訳で、あなたと一緒に来ることはどうでもよかったのかもしれません。
そして、映画が終わって二人はレストランで食事をします。
その間、彼の口からは、映画の話しか出ません。「あの女優は綺麗だった」「あそこのシーンは興奮したな」と、そんなことばかりを持ちだされるうちに、あなたは、「そんな映画の話ばかりじゃなくて、もっと二人のこれからの話をしましょうよ」と、苛立つのですが、彼は、そういう将来の話がしたくないから、あなたを映画に誘ったのかもしれないのです。
映画の話だけでデートを終えれば、嫌な現実から逃避出来ますから。
つまり、もともとが大の映画ファンでもない彼が、いきなりこういう行動に出てきた時は、もはや、あなたに好意を持ってはいない証拠だと思って間違いないのです。
また、あなたと彼は、一週間ぶりにいつもの行きつけの喫茶店で会いました。
あなたの頭に中には、「これも話そう」「あれも話そう」と、目いっぱい話題がつまっています。
しかし、顔を合わせた途端の彼の口から出た言葉は、「最近、仕事が忙しくてさ----。部長から大きな商談を任されて大変なんだよ。この間なんか、クライアントのところで、別の会社の奴と鉢合わせでさ。もう、参ったよ」なんて、仕事の話題ばかりがポンポンと飛び出して来たとしたら、これも要注意です。
あなたと彼の間には『イエローアラート』が点滅し始めたと考えてよいでしょう。
要するに、彼は、あなたと二人だけの話題を意識的に遠ざけている訳です。隣の席のお客が聞いても、ぜんぜん恥ずかしくない話なのです。こういう話題は、何もあなたと交わす必要はないですよね。
第三者的な他人行儀な話に終始するようになったら、これも、彼の気持ちがあなたから冷め始めたことになるようです。
そんな時、あなたの方にも彼の本心を確かめるやり方がない訳ではありません。
彼とのデートには出来るだけヒールの高い靴を履いて行くのです。
そして、帰り際でもいいですから、お酒に酔ったようなふりをして、ちょっとよろけてみて下さい。もしも、まだ彼の気持ちがあなたにあるようでしたら、とっさにあなたの身体を支えてくれるはずです。
でも、何もせずにただ黙って見ているだけのようでしたら、相手が特別な意思表示をしなくても、あなたの方から身を引いた方が賢明かもしれませんね。
こういう単純な方法が、案外本音を観察できるものなんですよ。(ー_ー)!!
<今日のおまけ>
大阪で二人の幼い姉弟が餓死した事件。近所の住人たちは、室内の異変にはやくから気付いて児童相談所などに連絡していたのだという。
一人の女性などは、三回も通報していたらしい。
にもかかわらず、児童相談所の方は、「電話して来るのは、あなただけなんですよ。他の人からは一切そういう通報がないんです。何かの勘違いじゃないんですか?」というような態度で、まったく取り合ってくれなかったという。
もう一人の同じアパートに住むOLは、会社の同僚にこの異変を話し、同僚もそれは通報した方が良いとアドバイスしたのだが、何処へ通報すればいいのか判らず、助けられなかったということだった。
子供たちの周囲の人々は、皆二人の危機を感じ取っていた。それでも、助けることが出来ないという、この日本のシステムは何なのだろうか?
鬼母を責めるのは簡単だが、これでは周りの大人たちも同罪だと言われても反論の余地がない。