奇妙な痛み・・・・・974
~ 今 日 の 雑 感 ~
奇妙な痛み
今回の地震の規模が、マグニチュード8.8から9.0に修正されましたね。
これは、世界で四番目に大きな地震だとか。
これだけの巨大地震になると、動物も植物も何らかの前兆を感じとっていた可能性があるのではないでしょうか。
これは、新潟中越地震の前ですが、我が家のテレビの画面が一週間ほど緑色しか出なくなったことがありました。
そして、地震が起きた途端、元の色に戻ったのです。
もしかしたら、地面から空気中に地震波のようなものが出ていて、それが機械に影響を及ぼしていたのではないかと考えました。
地震の前には、地震雲(どんな雲か見たことはありませんが)が発生すると聞いたことがありますし、動物は、独特の超音波のようなものを感知して、震源地近くからいなくなるという話もあるそうです。
実は、今考えてみると、この東北関東大震災が起きる三時間ほど前、わたしは部屋でパソコンを打っていたのですが、いきなり、これまでに経験したこともないような奇妙な痛みに襲われました。
上半身の胸や背中の骨が異常に強く圧迫されるような痛みで、一瞬、心筋梗塞?----などと心配したくらいです。
でも、その痛みは数秒でおさまり、血圧や脈拍にも特別な変化はありませんでした。
もともと骨が弱いので、いつも上半身の圧迫感はあるのですが、これほど急に起きたのは珍しいことでした。
その後、あの大地震が発生したのです。
大きな地震が起きる前兆として、急激な気圧の変化もあると聞きます。
耳鳴りがしたり、お腹が痛くなったり----と、いう人もいるそうで、もしかしたら、わたしの場合も、これに近い状態だったのではないかと思いました。
地震の予知は、未だ完璧でありませんよね。
昨夜も、「数分後に大きな地震が長野県北部にあります」というテレビ放送が流れていましたが、この放送がアナウンサーによって伝えられた時は、既に、その地震は起きたあとでした。
でも、少なくとも三時間前ぐらいには地震発生予知が可能になれば、これほどの被災者を生まずに済んだのではないかと思います。
巨大地震の前触れは、必ずあると思います。
それが、どのような形で現われるのか?-----発見出来ればいいのですが。
<今日のおまけ>
家屋の倒壊、大津波、大火災、原発爆発事故による放射能の拡散、雪崩、地滑り・・・・。
地震による被害は、すべての災害が一挙に起きることによるものだということが判ります。
今回の被害は、かつての阪神淡路大震災をはるかに上回る物となるでしょう。
報道現場の専門家たちも想定外の事態に、知識の限界を超えているといった口ぶりです。
そんな中で、被災者心理について研究をしている専門家の言葉が印象に残りました。
「テレビ局などの報道に携わる人たちは、映像的にインパクトの強い被害が大きなところの取材ばかりをせずに、被害は小さいものの避難所に孤立している住民たち一人一人の声を、地道に拾い集めて報道して欲しい。インターネットも携帯も使えない人たちの要望は、マスコミが汲み上げるしかないのだから」
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