あいまい返事は〇〇の証拠・・・・・1028

ちよみ

2011年05月07日 11:45

~ 今 日 の 雑 感 ~


あいまい返事は〇〇の証拠





    あなたが友人に訊ねたとします。

    「ねえ、今度、映画を観に行かない?山岳救助隊の映画なんだけれど、すごく感動的なんだって」

    この時の友人の返事が、

    「うん、行く、行く。あたしも観たかったんだよね」

    なんてものだったら、きっとその友人はあなたのことを本当に信頼していて、気持ちの許せる人なのでしょう。

    でも、もしも、返事の仕方がこんな風だったら----。

    「そうね~、山岳救助隊ね~。どうしようかなァ・・・・」

    こんなあいまいな言い方であなたをじらすような態度をした場合は、おそらく、その友人は、あなたに主導権を握られたくないと考えている人なのです。

    決定権は自分の側にあるので、あなたよりも自分の方が地位は上だ----と、暗にほのめかしているとも言えるのだそうです。

    会社で上司に何か提案をした場合も同じようなことが考えられます。

    「A案にしますか?B案にしますか?どうします?」

    あなたがこんな風に上司に迫った時、上司が、

    「そうだね~~。どっちにしようかなァ・・・」

    などと即答を濁したりしたら、それは、「お前に急かされる必要はないよ」と、いう意味だと考えることが出来るそうです。

    お得意先から注文を受ければ、何をさておいても飛んで行くのがビジネスマンの常識です。

    つまり、この場合、お得意先は間違いなくビジネスマンよりも地位は上になるわけですね。

    即答は、地位の下の者のすることで、それをあいまいにするというのは、反発の証拠という意味なのです。

    電話の呼び出し音が鳴っても、すぐそばにいるにもかかわらず、わざと何度か鳴らして出る人もいますよね。

    これもいわゆる「自分の方が地位は上だ」という意思表示なのだそうです。

    お前に呼び出されて慌てて出るほど、おれは安っぽい人間じゃないぞ----という意味なのかもしれません。

    こういうシーンは、時々アメリカの弁護士ドラマなんかにありますが、一種の駆け引きにも使われる方法のようですね。






<今日のおまけ>


    
    震災のどさくさにまぎれて、東京の多摩川などに飼い切れなくなった淡水魚を勝手に放流する人が大勢いたらしい。

    専門家が調べた結果、肉食魚のガーパイクやスネーク・ヘッドなどの外来魚が数多く発見されたという。

    ガーパイクなどは、もしもアリゲーター・ガーパイクだったとしたら、成長すると体長3メーターにもなるということだ。

    そして、多くのカメも捨てられている。

    地震で水槽が壊れたせいとか、もともと捨てるタイミングを待っていたとか理由はさまざまだろうが、日本の川の生態系を破壊する行為が起きていることは事実だという。

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