あなたの八方美人度
あなたの八方美人度
次の質問に答えて下さい。
1 自分を印象付けたり、相手を楽しませようとして演技することがある。
2 うまい役者になれると思う。
3 良かれと思えば、人の顔を見ながらでも嘘をつくことが出来る。
4 イベント会場などでも、即興でスピーチすることが出来る。
5 自分はいつも人から注目されている。
これらの質問に「はい」と答えた数の多い人は、自分で自分を観察する「自己モニタリング」傾向が強い人だと言えるそうです。
つまり、早い話が世間体を気にし過ぎるあまり、八方美人になりやすいということでもあるのです。
確かに、傍目には、いつも愛想の良い気配りの人のように思われますが、裏を返せば優柔不断で行動に一貫性がなく自分を持っていない、何を考えているか判らない人ということにもなるのです。
つまりは、周りから信用されなくなる恐れもあるわけで、自己観察もほどほどにした方がいいかもしれません。
しかし、それよりももっと厄介なのが、「うわべ八方美人」と、言われるものです。
「うわべ八方美人」とは、八方美人を装う時間が短い人です。
周囲に素晴らしい笑顔を振りまくのもせいぜい二時間程度。疲れたり飽きたりした途端に、うんざり顔が露骨に出て来てしまうので、単なる八方美人よりも更に信用されません。
芸能人などにも、この傾向が強い人が多いそうですが、人間、自然体が一番だと思います。
あまり、頑張って良い人間を演じるのも疲れますから----。
<今日のおまけ>
被災地で医師免許を持たない人が、医師と名乗り医療行為をしていたというニュースを観た。(まあ、免許を持っていれば、皆が皆尊敬に値する立派な医師だという訳ではないが)
大手の新聞が、この人の活動を写真入りで紹介したことで無免許診療が発覚したのだそうだが、まさか「あなたは医師免許お持ちですか?」などといちいち訊ねて診察を受ける患者はいないだろう。
ましてや、医師がいない避難所などでは、来てくれた医師は神様のような存在だ。誰も疑いはしない。
誤診による被害者が出なかったことは不幸中の幸いだが、どうしてこういう事態が起きてしまったのかということを、政府や自治体は真摯に受け止め考えて欲しいと思った。
関連記事