岡村隆史のお見合い番組
ナインティナイン岡村隆史(41)さんのお見合いを企画するテレビ番組を、たまたま観ました。
何と言いますか・・・、相手の女性たちは、皆、業界関係者ということもありますので、この番組に出ることで知名度を上げようぐらいのつもりで、見合いを引き受けていると言ったところでしょうか。
わたしは、岡村隆史さんのお見合い自体にはさほど興味もありませんが、面白いと思ったのは、岡村さん自身の結婚感です。
岡村さんは、精神的ストレスでしばらく芸能界の仕事を休んでいたことがありましたが、復帰した直後にもある番組で自身の女性に対する気持ちを話していました。
「ぼくは、こういう仕事をしているので、(本当の性格を出した時)女性から『あなたは、そんなことする人じゃない』と、よく言われてしまうのです。そして、ぼくに近付いて来る女性は、ぼくが芸能人だということで近付いて来るのではないかと思うんです。下心があるのではないかと・・・」
そして、今回のお見合い番組でも、岡村さんは、「結婚相手になる女性は、若くて26歳ぐらいから30歳ぐらい人が良い」と、理想を語っていました。
それに対して、結婚アドバイザーの女性は、「もう、40歳を過ぎて一人でいる男性は、自力で伴侶を見付けることは諦めた方がいい。自力で見付けられる人は、若いうちに見付けているのだから」と、話し、「岡村さんも、自分の年齢を考えれば、せいぜい歳の差があっても10歳以内にするべきだ」と、アドバイスしていました。(確か・・・)
つまり、「岡村さんの理想とする結婚相手は、あまりに若すぎる」ということを、結婚アドバイザーは言いたかったのだと思います。
年齢差があり過ぎるカップルは、やはり、結婚生活にひずみが生じる確率も高く、食生活などでも意見の相違が表われることが多いのだとか。
しかし、岡村さんは、26歳でもまだ本人としては譲歩しているような口ぶりでした。本当は、もっと若い人の方がいいと思っているのではないかと、観ていて感じたほどです。
よって、岡村さんの理想の結婚相手の条件を整理してみますと、こういうことになります。
A 出来るだけ若い20代の女性。
B 岡村隆史の職業目当てではない女性。
C 本当の岡村隆史の性格を丸ごと受け入れてくれる女性。
これから判ることは、
A 自分よりも考え方が大人ではなく、従順で、自分のことを常に尊重し、意思の自由を約束してくれる女性。
B 岡村隆史が無一文の地位も名声もない男であっても、愛してくれる女性。
C 岡村隆史がどれほどひどい性格でも、黙って寄り添ってくれる優しい女性。
と、いうことだと思います。
では、このような女性は、実際問題、現実に存在し得るものなのでしょうか?
おそらくは、岡村さんのお母さん以外には存在しないのではないかと思います。
つまり、岡村さんが理想としている女性像は、お母さんなのではないでしょうか。そして、彼の望む結婚とは、子孫を残すという意味ではなく、二人の男女が生涯幸せに寄り添いながら共に暮らすというものなのではないかとさえ想像されるのです。
岡村さんは、よく「チューをしたい」と、言いますが、あえてこういう言葉を使うのも、ある種の男性としての虚勢ではないかと思うのです。
まあ、これは、あくまで岡村さんのこれまでの数少ない言動から分析した勝手な推測にすぎませんが、このお見合い企画がうまく行って、良い結婚相手を見付けられればそれに越したことはないのですが・・・。
せっかく類まれなお笑いの才能を持ちながら、結婚問題で悶々と悩みストレスを溜めて心を疲れさせたのでは、何とももったいない話です。
ただ、芸能界とは、こういうファンの関心事もまたタレントの人気をアップするための手段に使うような世界ですから、何処まで信じられるかは判りませんが・・・ね。