核心部分を避けたがる人は・・・
核心部分を避けたがる人は・・・
ほとんどの人は、率先して嘘をつくことに抵抗を感じるため、本当のことが言えない時は、その話題をあえて避けようとしたり、あいまいでどちらともとれるような答え方をしてしまうものなのである。
たとえば、32歳の女性に、こんな質問をしたとする。
「きみって、まだ二十代なのかな?」
そんな時、もしもこの女性が、次のような返事をしたとしよう。
「だとしたら、幾つに見えます?」
「・・・かもしれませんよ」
「ご想像にお任せします」
こんな返事が返って来たら、たいていその女性は、30歳以上だと考えてよいようだ。もしも、女性が本当に二十代だったとしたら、はっきりと実年齢を答える確率の方が高いからである。
若く見られて嬉しい気持ちは山々だが、本当の年齢を告白するには抵抗がある----それが、女心というものなのだ。
これと同じように、自分が苦手な分野の話を持ち出された場合も、やはり人は、無意識のうちにその話題を避けようとするのものなのである。
「野党の〇〇議員が、昨日の予算委員会の席で総理にぶつけた質問だけど、きみはどう思った?」
などという問いかけをされた途端、
「そういえば、与党の△△議員、この間~~したんだってさ」
「ニュース観ている暇がなくて・・・」
「国会議員なんて、いつも居眠りばかりしているよね」
こんな答えが相手から返って来たとしたら、その人は、ほとんど政治になど興味がないし、知識もないと考えた方がいいようだ。
つまり、人は、他人からの質問をはぐらかす時、そこに何かしらの後ろめたさを感じていると思って間違いはないのである。
そして、原因を明らかにせず、結果ばかりを強調する人も、また同様に何か隠し事をしていると考えても良いそうである。
<今日のおまけ>
今日もまた病院へ----。
え?----だって、今日は祝日でしょ?
はい、父親を連れて救急外来へ行きました。診察を待っている間も何人もの急患が運ばれて来て、病院はいつも戦場ですね。
診断結果は、別に心配することはないとのことで、一安心。
気分的にも元気になった父親は、売店でちゃっかりサンドイッチを買って食べていました。
病は気からとは、よく言ったものですね。(^_^;)
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