信頼される人間になりたいなら
信頼される人間になりたいなら
「あの人は、信頼出来る人だ」
そんな評価を受ける人に共通する点は、とにかく言動がブレないということのようです。
一度自分の考えを決めたら、周囲の意見に惑わされることなく、たとえ自分の立場が不利になろうとも、それを貫く意志を持っているということが大事なのだとか。
ところが、人はとかく親しい人や利害関係のある人などの意見に引きずられて、簡単に最初の意見を翻してしまうものなのです。
「さっきは、そう思ったんだけれど、やっぱりそれだけじゃないような気がして・・・」
度々こんなことばかり言われたのでは、最初にあなたの意見に賛同してくれた人の立場がありません。
こんなことがたび重なると、
「ああ、この人はなんて優柔不断なんだ。今日はいいとしても、明日になれば何を考え出すか判らないぞ」
と、周りは自然とその人を避けるようになってしまいます。
最初に口から出したことを最後まで貫くのは、身近な人を敵に回す可能性もあり、確かに気力のいるものですが、そんなことでその人を敵視するような人ならば、初めから敵視する人とは縁がなかったものと悟るべきです。
この間まで放送していた「七人の敵がいる」ではありませんが、敵が七人いても、必ず三人は味方がいるものです。
七人があなたの考え方に反対でも、三人が賛成してくれるなら大収穫です。
もう二年ほど前になりますが、わたしはあるブロガーさんのコメント欄に、そのブロガーさんの意見に賛成したコメントを書き込んだことがありました。
ところが、それに対する返事は、「そこまでは考えていない」というような曖昧なものだったので、「一度ブログに書いた意見を曲げないで欲しい。その程度のフラフラ意見なら、ブログになどアップするべきではない」と、苦言を呈したことがありました。
ブログに限らず同調者は、あなたを信頼しようとしているのです。
それを裏切るような真似は、あなた自身の人間性までも疑わしいものにしてしまいます。
あなたは、自身が他人から信頼されるに足る人間だと思いますか?
<今日のおまけ>
ロンドン五輪で競泳の女子個人メドレー2種目を制した16歳の葉詩文(中国)にドーピング(禁止薬物使用)の疑惑が向けられている。
きっかけは競技初日の28日に行われた400メートルだった。葉はこの種目で、2010年の高速水着禁止以降、女子長水路で初めてとなる世界新記録を樹立。しかし、最後の50メートルのラップタイム28秒93が、男子400メートル個人メドレーで優勝したライアン・ロクテ(米国)の29秒10よりも速かったことから、欧米メディアなどを中心に疑問視する見方が広がった。
葉のドーピングを示す根拠はなく、世界反ドーピング機関(WADA)による検査もパス。(中略)
「他にも複数の種目を勝っている選手はいる。なぜわれわれだけに疑惑の目が向けられるのか」と訴えた。 (時事)
あまりに速過ぎるということで疑惑の目が向けられるというのは、スポーツならではの反応ですね。
中国のある女子選手は、男子と間違えられて女子トイレに入れなかったり、何かと今回のロンドン五輪では話題になっています。
女性は女性らしく----と、いう風潮がより強調され始めた五輪と言ってもいいでしょうね。
体操にはエレガンス賞なる評価もあると聞きます。
つまりそれだけ、否応なく男女差がなくなりつつある現代社会に、せめて見た目だけでも警鐘を鳴らしたいということなのでしょう。
中国の女子選手も、確かにあの丸刈りや短髪頭では欧米人の感覚からしてみれば、一見しただけでは性別も判らず、異様に見えるのだと思います。
これからは、もう少し美しさにも気を配り、女性らしさを大事にしてみたらいいのでは?
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