矛盾だらけの人々
矛盾だらけの人々
「ギャルママ」モデルの益若つばささん(26)がブログに自分のネイル写真を掲載したところ、ネットで「そんな爪で家事ができるのか」といった声が挙がり、議論が起きている。今のネイルは昔より丈夫だというが、実際どうなのか。(YAHOO!ニュース)
ネイルアートをしたままで家事が出来るのか?
この疑問や批判は、年齢層によってもさまざまだと思うが、わたし自身は、酢の物をネイルアートをした爪のままの素手で揉んでは欲しくないというのが本音だ。
ただ、そういう人が作った料理でも違和感なく食べることが出来るという人ならば、別にその手で料理をしてもらっても構わないのではないだろうか。
それにしても、そういうネイルアートを施した爪のままでといだコメを炊いたご飯は食べられても、他人が素手で握ったおにぎりは食べられないという人も世の中にはいるらしい。
「母親やおばあちゃんが素手で握ったおにぎりだけはOKなんだけれど、友だちや親戚のおばさんが握ったのは、どうしても不潔な気がして食べられない」
と、いう若い女性もいるという。
年配の人たちに言わせれば、「あなたのネイルアートの隙間に入っているゴミや雑菌の方がよっぽど不潔よ」と、いう反応になるのだろうが、要は、その人その人の価値観の相違であろう。
ある女子高生は、
「毎日朝シャンをしないと気持ち悪くて一日過ごせないが、お風呂へ入るのは三日に一遍でも平気」
だそうだ。
また、トイレから出たあとはたいていの人は手を洗うが、
「本当の手の汚さはトイレへ入る前の方が汚いはずだから、自分は入る前に手を洗って、入ったあとは洗わない」
と、半ば信念をもって言い切る女性もいた。
では、その手のままで食事をするのかと、こちらは不安に思うのだが、
「汚い手のままでトイレットペーパーを使う方が、よほど身体には悪いはずだ。尿に大腸菌はいない」
と、女性は言うのである。
しかし、トイレでたす用は、小水ばかりではないはずなのだが・・・。
まあ、清潔、不潔の感覚は、正に人それぞれということなのだろう。
今日の信濃毎日新聞の記事に、こんな言葉が書かれてあった。
「常識の別の言い方は、偏見である」
そうはいっても、世の中には常識がなければ、社会秩序の基準というものがなくなってしまう。
ネイルアートをしながら料理をするギャルママたちも、徹底してそのスタイルを貫くなら、社会には彼女たちだけの世代が生活をしている訳ではないことを理解した上で、たとえ風当たりは強くても、胸を張って常識に立ち向かって欲しいものである。
きっと、若かりし頃の思い出の一ページにはなるだろうから----。
<今日のおまけ>
今日も暑いですね!!
日中、散歩をしたのですが、猫の子一匹見かけませんでした。
そりゃ、この猛暑の中を好き好んで出歩く人などいませんよね。
熱中症になってしまうかも・・・。
風があれば、まだ少しはしのげるのですが、今日は風もあまり吹きませんでした。
最近は、夏祭りにも出かけません。
夜になっても気温が下がらないので、とても祭りどころではありませんから。
昔の夏は暑さもほどほどで、縁台で夕涼みや軒先で花火などして、風情があって良かったですね。
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