続々・雑感いろいろ
続々・雑感いろいろ
日が短くなった。
あっという間に暗くなる。
★ ところで、尖閣問題が発端となり、日本へ旅行に来る中国人観光客が激減しているそうだ。
彼らは何処へ行ったのかといえば、東南アジア各国や、主に韓国へ旅行先を変えたようだ。
報道番組に取材されていた韓国で買い物中の中国人女性は、10万円相当の化粧品を紙袋いっぱいに入れながら、
「肌に合う化粧品を買いたかったんだけれど、日本製品を持っていると危険だから・・・」
と、話していた。どうも、中国国内の日本バッシングがあまりにひどいために、その報復として、日本でも中国人が殴られたりするかもしれないという危機感が広がっているらしい。
それで、今年は韓国に変えたのだという。
あれだけ一方的に日本の企業を暴力的に破壊しておきながら、今度はその報復を懸念しているというのだから訳が判らない。
何をやっても日本は深い親心で寛大に許してくれるはずだとでも、期待していたのだろうか?
二万社近くにも及ぶ日本企業の中国引き揚げが早くも始まったとも、番組は淡々と伝えていた。
★ 自宅で家族に看取られたい-。それが最期の希望だったという。フジテレビ系バラエティー「ホンマでっか!?TV」などで知られる流通ジャーナリスト、金子哲雄(かねこ・てつお)さんが急逝した。41歳の若さを奪ったのは肺カルチノイドという10万人に1人に発症する珍しい病気だった。
テレビでの激やせ姿が話題になったとき、「睡眠時無呼吸症候群を改善するためダイエットで体重を13キロ落とした」と説明していた金子さん。だが、やはり深刻な病魔に冒されていた。
所属事務所によると、昨年6月、咳が出たため診察を受けたところ、肺カルチノイドと判明。入退院を繰り返しながら仕事を続けてきた。1カ月前に容体が急変し、2日未明、妻・稚子(わかこ)さんが見守る中、息を引き取った。自宅で最期を迎えたいという本人の希望だったという。(YAHOO!ニュース)
こういう病気があるとは、初めて知った。
通常のがんよりも進行が遅い病気だそうなので、早期発見すれば手術で根治も可能だというが、まだ40歳前後の若さでは、健診を受けようなどとは思いもしなかったのだろう。
ましてや、何の初期症状もなかったとすれば、まさか自分が10万人に一人という奇病だなどとは考えるべくもない。
昨年6月に病気が発見された時は、同じタレント事務所に所属している女性医師に、主治医が描いた肺の絵を見せて、
「影があるといわれた」
と、相談したというが、女性医師は、その描かれた影があまりに大きかったので驚いたと話していた。
「もはや手術も出来ず、完全な治療法がないのなら、運動をして、野菜中心食に変え、自分の力で病気を治してみせる」
そう語っていた金子さんだったそうだが、まだ41歳。
願わくばもう半年早く病気が発見されていたら・・・と、関係者ならずとも悔やまずにはいられない。
<今日のおまけ>
「亡くなった俳優が出ているドラマって観るの変な気がするよね」
と、母親が言う。
もう、この俳優はこの世にいないんだ----と、思うと虚しくなるというのだ。
この感覚は、若い人たちには理解してもらえないだろうということで、「はぐれ刑事純情派」の再放送には眉をひそめる。
でも、そんなことを言い出したら、ほとんどの再放送番組が観られなくなる。
「人間なんて、本当に寂しいものだよね。こんなに元気でドラマを撮影していたのに、結局は死んじゃうんだから・・・」
再放送を観ていると、故人が出て来るたびにため息をつかれるのも、何だかなァ・・・と、思うのだが。
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