風通しの良い家、悪い家・・・・・153
~ 今 日 の 雑 感 ~
風通しの良い家、悪い家
俗に、家の中の風通しの悪い家庭は、病人が絶えないなどといいますよね。
これは、何も、家族関係やご近所などとの人間関係のことを言っている訳ではなく、実際に、風(空気)の通り道のない家は、病人がでやすいということのようです。
「でも、うちは、いつも窓を開けているのに、子供が病弱で・・・・・」
などという家庭もありますが、どうやら、窓を開ければそれでいいということでもないようなのです。つまり、家の中に風の通り道を作ってやる-----と、いうことが大事なようなのです。
入って来た風が、出て行く窓も必要なのだとか。こうすることで、家の中の余分な湿気がなくなり、雑菌やカビなどがはびこることを防げるのだというのです。
でも、花粉症の人などは、こんなことをすれば、一気に症状が悪化してしまいますから、そういう人は、花粉の季節は、窓開けはほどほどにした方が無難でしょうね。
この間、テレビを観ていたら、若いOLさんなのですが、咳が止まらずに困って、クリニックを受診したのですが、原因が判らずじまいで、症状は、ますますひどくなる一方のため、とうとう会社へも行けなくなってしまったという女性が、窓の近くへベッドを移動して休むようにしたところ、みるみる改善したという番組をやっていました。
これも要するに、日陰になっていて、湿気がたまりやすい部屋の隅の方に就寝用のベッドを置いていたために、カビの胞子などが気管支に悪さをしていたということだったようです。
また、ある女性は、観葉植物が大好きで、部屋の中に何鉢も置いていたところ、やはり、気分が悪くなり、めまいや吐き気、咳などの症状におそわれ、病院へ行ったところ、どうやら犯人は、その観葉植物だったということが判明したのです。
観葉植物が放出する湿気が、風通しの悪い部屋中に常に滞り、一種のアレルギー症状を起こさせていたのだということでした。
昔の人たちは、そんな科学的なことはまったく判らなかったものと思いますが、風通しの良い家は、健康に過ごせるということを、長年の経験から知っていたのだと思います。
冬の寒い時は無理としても、今の時季、冷房で閉め切っている部屋の窓を時には開放して、部屋に自然の風を通してみるのも、気分が変わってよいかもしれませんね。
(すみません。ちょっと記事の内容が古かったかな?八月中に書いたもので・・・・)(^_^;)
<今日のおまけ>
1956年のコルティナダンペッツォ冬季オリンピック(イタリア)で、アルペンスキー初の三冠王(回転、大回転、滑降)に輝き、「黒い稲妻」「白銀は招く」よ!」「銀嶺の王者(日本映画)」などで映画俳優としても活躍したトニー・ザイラーさん(オーストリア出身)が、8月24日、七十三歳で死去した。
トニー・ザイラーさんが、三つの金メダルを獲得したコルティナダンペッツォ冬季五輪では、日本の猪谷千春さん(現・国際オリンピック委員会副会長)が、回転で二位になり、日本選手として冬季五輪史上初めてのメダリストとなった。
わたしが、トニー・ザイラーさんを知ったのは、西ドイツ制作の「黒い稲妻」という映画をテレビで見たことによるものだが、この映画出演中は、まだ現役のスキー選手だったザイラーさんの若々しい勇姿は、素晴らしく格好良く思えたものである。
その時、かなり感激したわたしが、弟に、「トニー・ザイラーって、格好いいよね。あんな格好良くてハンサムなスキー選手、今はもういないね」と、いったところ、弟は、驚いた顔で、
「へえ、おしかったね。トニー・ザイラーなら、つい昨日まで、(山ノ内町の)北志賀にいたんだよ。もっと、早く言ってくれれば、サインをもらって来てやったのに」
「なんだって~!?」
これには、驚いた。そして、世界は何と狭くなったものかと、呆気にとられたことを覚えている。
それにしても、長年の闘病生活の末になくなったとはいえ、七十三歳は、若すぎる。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
しかしながら、今日は、朝からとても眠い。わたしの大の苦手な
「早起き」を、してしまったのだ。
何故か-------?
その理由は、今日が通院日で、検査があるから早く来いと、いうことだった。ところが、その検査が------。
で、この続きは、また、後日。
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