のだめカンタービレの意味は?・・・・・295

ちよみ

2009年12月23日 00:23

~ 今 日 の 雑 感 ~


 
のだめカンタービレの意味は?



    皆さん、18日、19日と、二夜連続のテレビドラマ・スペシャル版(再放送)「のだめカンタービレ」ご覧になりましたか?

    やっぱり、このドラマは、楽しいですよね~。

    ところで、この「のだめカンタービレ」の意味ですが、皆さんはご存知でしたか?

    音楽を演奏する時には、五線譜に音符が書かれている楽譜が必要ですよね。

    この楽譜には、五線、音部記号、拍子記号、音符、休符、調号、臨時記号などが書き込まれています。つまり、これがないと、演奏が出来ないからです。

    その他に、重要ではありますが、必要不可欠というほどのものではない記号に、「演奏記号」というものがあるのだそうです。

    この「演奏記号」は、文字を用いて演奏者に示すものと、マークやシンボルを書いて示すものがあるのです。

    この前者である「文字を用いて示す記号」の中には、「速度記号」や「発想記号」というものがあり、ひっくるめて「標語」と呼ぶそうです。

    「速度記号」の例では、Adagio (アダージョ・ゆるやかに)とか、Andante (アンダンテ・歩くような速さで)とか、Vivo (ヴィーヴォ・活発に)などのものがあります。

    そして、次の「発想記号」の中に、この「カンタービレ」があるのです。

    cantadile ----- 「カンタービレ・歌うように」

    つまり、「のだめカンタービレ」は、「のだめ、(ピアノで)歌って!」と、いう意味にでもなるのではないかと想像します。

    「発想記号」のほかのものには、dolce (ドルチェ・柔和に柔らかく)とか、legato (レガート・滑らかに)とか、calmato (カルマート・静かに)などがあります。

    これらのいわゆる「標語」は、基本的にイタリア語で書かれるそうで、おそらく、キリスト教のカトリックの総本山であるバチカンがイタリアにあり、そこで作られた宗教音楽が、すべての五線記譜法の楽譜の大元となっているためではないかと類推します。

    それにしても、「のだめカンタービレ」は、面白いだけでなく、色々勉強にもなるドラマですね。

    わたしは、原作の漫画をまだ読んだことがありませんが、上野樹里と玉木宏のコンビは、実に見事に役になりきっていると思います。

    映画化で完結ということらしいのですが、その後の二人の活躍も観てみたいと思うのは、わたしだけではないでしょう。
<今日のおまけ>

    最近、巷では「生姜(しょうが)」が注目されているそうですね。

    若い女性たちの中には、「マイ生姜」なるものを持参している人もいるそうです。喫茶店で紅茶などを頼んだ時に、チューブ入りの生姜を少し入れると、身体が温まっていいのだとか。

    店頭でも、生姜入りカップスープ、生姜ジャム、生姜入りのリンゴ飲料なども販売されているようで、刺激のある新鮮さが人気だといいます。

    健康志向が生みだした新しいアイデア商品なのでしょうね。

    実は、わたしも、ジンジャーエールが大好きで、レストランなどでも食事の際によく注文します。あの、すっきり感は、コーラなどの炭酸飲料とはまた違った感じで、いいですよね。
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