ブロガーの正体にびっくり!・・・・・314

ちよみ

2010年01月03日 15:31

~ 今 日 の 雑 感 ~


ブロガーの正体にびっくり!



    ブロガーの正体は、本当に判らないものである。

    実名やご商売の宣伝も兼ねてブログを書いているブロガーは別にして、ハンドルネームを使い、自分の住んでいる地域や環境についてはほとんど具体的に触れないブロガーもいる。

    そういういわゆる覆面ブロガーに関しては、親しく付き合いのあるブロガーはともかく、一般読者として記事を読ませて頂いている立場のブロガーたちは、そのブロガーの書いている文章や、文の内容でその人の暮らしぶりやら職業やらを把握しなければならないことになる。

    つまり、読む側としては、自分の中で書き手ブロガーの人柄を勝手に想像してブログを読ませていただく訳であるが、ある時、偶然、そのブロガーの正体を知り、自分の想像とあまりにかけ離れていたために驚くことが少なくないのである。

    いつもは、ブログ内では、相当に裕福な暮らしをしているように書いているブロガーが、実は、猫の額ほどのこぢんまりとした一軒家に、質素に暮らしていたということもあれば、よく友人を招いて大盤振る舞いをしているかのように書いているブロガーが、本当は、友人と回転寿司で粗食に甘んじているなんてこともあるのだ。

    そんな中、わたしは、これとは全く逆のブロガーがいることを、最近発見した。

    ブログの中のその人は、奥ゆかしく、つつましやかで、質素そのものの生活をしており、とても都会的などという言葉とは縁遠いタイプだと思われていたのだが、その正体を知って、思わず息を飲んだ。

    なんと、その人は、かなりの有名人で、家も広い庭園をもつ豪邸に住み、質素どころか人もうらやむほどの優雅な夫人だったのである。

    よく言うなんちゃって夫人とは、まったく別世界の住人だったのである。

    ところが、その正真正銘の夫人ブロガーは、ブログの世界では、常に謙虚で自分の身分をひけらかすこともなかったために、個性の強いブロガーたちからさげすみの対象とされ、ブログを休止することになってしまったのであった。

    しかし、もし、その夫人ブロガーが、自分の本当の正体を明かしていたのなら、他のブロガーたちから疎外されるようなことは決してなかったはずであり、また、そういうその他一般のブロガーなど、気易くコメントなど書き込めなかったかもしれないのである。

    そう考えると、ブロガーという人種は、本当に実際の世間とはかけ離れた世界に生きる人間たちだともいえる。

    実社会でうだつの上がらないどうしようもない人物でも、ブログの中だけなら、ボスにも女王さまにもなれるのである。

    やはり、ブログとは、自己嫌悪の人間が夢を見るには格好の世界だと言えるのかもしれない。

    あなたが、コメントを交わしているブロガーさん、もしかしたら、あなたの想像をはるかに超える大人物なのかもしれませんよ。
<今日のおまけ>

    最近、民主党の小沢一郎幹事長の天皇陛下に対する非礼な発言が取りざたされていたが、どうも、この発言の裏には、かつての自民党・野中広務元官房長官に対する遺恨があるように思えるのは、わたしだけであろうか?

    10年前、広島県立世羅高校の石川敏浩校長(58)が、県教委から近付く卒業式における「君が代」斉唱の強制的圧力を受け、自宅で自殺した問題があった。

    この時、石川校長は、卒業生へ向けて、「お互いの人格を認めあう中で、よい社会を築くことが要求される。そのために、自分を大切にした生き方を身につけて欲しい」という、遺言とも取れる文章を残し自殺したのであった。

    石川校長は、「身分差別につながる歌を生徒におろせない」と、拒み続けていたのだが、野中氏は、これを「君が代斉唱を求める県教委と、反対する教師との板挟みになった」との朝日新聞報道を盾に、「このようなことで人を死なすのは不幸なことだ。法制化させてもらいたい」と、総理を説得し、国旗国歌法の制定に利用したのであった。

    この法制化は、石川校長の考えとは正反対のものであり、こういうことが、小沢氏の頭に未だにあるため、このほど野中氏が陳情に行った際も、直に会おうとしなかったのではないかと思うのである。

    つまり、小沢氏の一連の宮内庁長官への暴言ともとれる発言も、元をただせば、野中憎しの感情から出ているものなのではないだろうか-----と、思った次第である。
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