結婚相手は、O型にしなさい!・・・・・357
~ 今 日 の 雑 感 ~
結婚相手は、O型にしなさい!
ある日、甥っ子の一人を英語教室へ連れて行く自動車の中で、彼が、こんなことを言いだした。
「血液型って、信じる?」
わたしは、ある程度の根拠はあると思うよと、答えると、甥っ子は、小さくため息をつき、
「やっぱりね。今、血液型B型の奴にホント、困っているんだ」
と、言う。理由を訊くと、絶対に約束を守らないのだという。
「一緒に買い物に行こうと、約束しても、今日はやめるって言ったり、今度、映画を一緒に観ようということになっても、その日になると、行きたくないと言い出すんだ」
甥っ子は、ほとほと困り果てた様子である。その相手の名前を聞けば、わたしも知っている人物であった。そこで、彼は、言う。
「世の中に、血液型B型の人間は大勢いるけれど、どうして、こんなに約束が守れないのかな?すぐに気持ちが変わるのが不思議でしょうがないよ」
「でも、それが面白いって言う人もたまにはいるんだよ。猫の目のようにクルクル気が変わるのが、新鮮に見えたりするんだね」
わたしが話すと、甥っ子は、イラッとする目つきで、(ーー;)
「だから、ぼくは、もう、そいつの言うことを絶対信用しないんだ。最初から、嘘をついていると思えば、気が楽だからね」
「そうだね。そう思っている方が正解だよ」
わたしも賛成する。すると、甥っ子は、
「でも、どうして血液型A型の人が、あんなB型人間と結婚したりするんだろう?あとで大変な思いをするのは、A型の方なのに-----。バカだよね」
「だから、ない物ねだりで、自分とは違う性格の人間を最初のうちは魅力的に感じるものなんだよ。でも、その性格のギャップがだんだんうざったくなって来て、A型は、『どうして、お前は、決めたことが守れないんだ!?』『あんたこそ、いちいちうるさいのよ!細かいのも大概にして!』-----なんて、喧嘩になるんだよね」
わたしは答える。甥っ子は、じゃァ、もし結婚するとしたら、どういう血液型の人がいいのかな?-----と、真顔で訊くので、わたしは、即座に、言った。
「O型の女性にしなさい。どうでもいいところもあるけれど、いざとなったら頼りになるし、楽天的で明るい。-----でもね、O型の女性は、案外独身主義が多いから、捉まえるのは大変だぞ」
「そうか・・・・。O型がいいんだね。-----で、おばちゃんは、何型なの?」
「おばちゃんが、そのO型なんだよ。いいぞ、O型は---」(^o^)丿
アハハ・・・・と、わたしが笑うと、甥っ子は、急に顔をこわばらせる。
「----O型も、何だか、すごそうだねェ。ちょ~~びみょ~~~」(-_-;)
そして、自動車は、ようやく、英語塾の前に着いた。
<今日のおまけ>
この間、テレビを観ていたら、「長野県の日本一」というコーナーを放送していました。
長野県には、日本一ドライブスルーが多いのだそうです。公衆電話のドライブスルー、薬局のドライブスルー、肥料のドライブスルーなど、他の都府県ではめったにお目にかかれないドライブスルーがあるのだとか。
また、長野県は、子供にかける学費の金額が、日本一だということです。つまり、それだけ親が教育に熱心だということなのでしょうね。
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