失望させられる人間たち!!・・・・・349

ちよみ

2010年01月23日 01:54

~ 今 日 の 雑 感 ~


 
失望させられる人間たち!!



    人間に失望することが、最近とみに多い。

    失望するということは、こちらが期待しているからなのであるが、何も期待しないのなら、人間の付き合いなどというものは、端から必要ないことである。

    しかし、他人とコミュニケーションをとるということは、そこに相手に対する期待があるからであり、相手がそこに期待通りの返事をよこしてこそ、コミュニケーションは成り立つのである。

    にもかかわらず、自分にだけは嬉しい言葉を投げかけてもらいながら、相手が、今度はそれを期待すると、まるで木で鼻をくくったような返事を返してくるのでは、まったく、コミュニケーションなどにはならないではないか。

    しかし、その人物は、他人と言葉を交わすことが嬉しいともいうのである。まったく、矛盾しているとしか言いようがない。

    わたしは、どちらかというと、至極、常識的に物を考える方であるから、独創性には欠けるきらいがあることは否めない。

    相手が困っていれば、それなりに心配もするし、やさしい言葉もかける。日本国民の多くは、そういう持ちつもたれつで、社会というものを構築しているのではないだろうか?

    しかし、自分には、そういう言葉をかけてもらっておきながら、今度は他人が悩みを相談したり愚痴をこぼすと、「それは自分には関係がないから、そういうことは何処か別のところでやって欲しい」などと、平気で投げてよこす人間もいるのだ。

    そして、最近は、とかく、こういう自分本位にしか物事を考えられない幅の狭い人種が増えてきた。

    実に、嘆かわしいことである。

    つまり、そういう人々は、自分が他人の立場に立って物事を理解したり、想像したりする力が極端に未熟なのであろう。

    自分のことは発信できるが、他の人間の感覚を受信出来ないという、俗に言う一方通行人間なのではないだろうか?だから、ここのところ頻繁に耳にする話題にも、「自分のことばかり話して、人の話を聞こうとしない失礼な奴がいる」と、いうものがあるのだ。

    自分の話もするが、他人の話にも共感できる-----そういう人間形成が社会生活には必要なのである。

    しかしながら、今の世の中には、自分の生活だけでいっぱいいっぱいという人たちが、どだい、多すぎるのかもしれない。だから、人間関係がギスギスして、トラブルも発生するのだ。

    わたしも、どうせ、この人には、こんなことを話してもロクな返事は戻って来ないだろうと思いながら、最近は口を開くことにしている。しかし、それでも、やはり、その想像通りに答えが返ってくれば、二度とこの人とは口をきくまいと、思うのである。

    しかし、わたしの性格上、一度で相手に失望するということはない。もう一度、思い直してその人物に期待してみるのであるが、しかし、次にまた同じ反応が返ってきた時は、もはや躊躇なく関係を清算するにやぶさかでない。

    それが、わたしという人間のやり方である。

    では、これで、あなたには、今度こそさようなら!





    
<今日のおまけ>

    長野電鉄で運行されている人気の特急電車「ゆけむり号」が、安全確認のための車両点検を受けているらしい。

    小田急電鉄の特急「ロマンスカー」の二車種の車両連結部分に複数の傷があることが見付かったため、長電が2005年に譲り受けた同型車両の「ゆけむり号」も、運転を休み、調査しているという。

    運行は、安全性が確認されるまで通勤用車両などで代替運行するという。

    それで、判った。どうしてこの時間に特急「マルーン」が、走っているのか不思議だったのだ。

    やっと、理由が判明した。
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