~ 今 日 の 雑 感 ~
えっ、あなたもそうなの?
それにしても、昨夜は笑った!もう、おかしくて、おかしくて、今思い出しても噴き出してしまうくらいだ。
人間って、きわめて些細なことで、勝ち誇った気分になったり、その直後に落胆したり、本当に忙しい。
特に女性は、そういうところが多分にある。傍から見ていると、キリキリ舞いしているのがはっきりと判るから、笑ってしまうのだ。
で、本題に入ります。
わたしは、足がむくんでいて、正座が出来ません。
副甲状腺機能亢進症の影響で、一時は、両足合わせて10キロの水がたまり込み、像のような足になっていましたが、それでも、最近はやっと少しは曲がるようになって来たので、近くの温泉の共同浴場へも入れるようになりました。
この前、その共同浴場へ行くと、わたしのほかに先客が一人入っていました。少し離れた地区からこの温泉へ毎日入浴に来る70代の女性です。
そのおばさんとは、二年ほど前まではよくお風呂で一緒になっていたのですが、わたしがこういう状態になってからは、一度も顔を合わせませんでしたので、あちらから、声をかけてきました。
「珍しく一緒になったねェ。最近、見えなかったので、どうしているのかと思っていたんだよ」
わたしが、理由を説明すると、おばさんは、すごく驚いた様子で、
「そうだったの。実は、あたしも甲状腺機能亢進症なんだよね。もう、20年も医者にかかっているんだよ」
と、いうのです。そのおばさんの場合は、副甲状腺ではなかったので、手術をすることはないそうなのですが、薬は未だに飲んでいるということでした。
また、先日は、ご近所の若いお嫁さんが、わたしと話をしている最中に、
「今度、また、松本へ行かないといけないんですよね」
と、言うので、何をしに行くのかと訊ねると、
「信大の先生に、診察してもらっているんですよ。あたし、甲状腺機能亢進症なんです。それで、ひと月に一度は、信大病院まで行くんです」
と、言います。
「えっ、あなたもなの?」-----わたしは、こんなにも身近に、甲状腺機能障害の患者がいることに、少し驚きました。が、これだけではありませんでした。
わたしの家へ時々顔を出す、やはりご近所の奥さんが、わたしの話を聞いているうちに、自分の首を指差して、
「ほら、あたしも同じところに傷があるでしょ?もう、15年ぐらい前だけど、やったのよ。副甲状腺機能亢進症。手術したんだけれど、未だに声は変だし、皮は突っ張るし、もう、最悪」
本当です。確かに、わたしと同じところに、同じような傷があります。わたしは、幸運にも執刀医の先生に恵まれ、手術後も声には何の影響もありませんでしたが、その奥さんは、手術中に声帯を痛めてしまったらしく、声がかすれたままなのです。
それにしても、甲状腺機能傷害や、副甲状腺機能障害の患者の多いこと。
特に、女性は、ホルモンの関係なのか、男性に比べて病気を発症する確率が高いそうで、そういえば、歌手の絢香さんも、この病気の治療のために歌手活動を休止するそうですし、ピンクレディーのケイさんも、同じ甲状腺機能障害でした。
男性の前立腺、女性の甲状腺-----そんな内分泌関係の病気が、これからは増える時代なのかもしれません。
<今日のおまけ>
またまた、知り合いの女性が一人離婚した。
やれ、やれ、これでまた、共同浴場の入浴者の人数が増える。困ったことだ!
結婚した当初は、満面の笑みを浮かべ、
「勝ち組で、ごめんね~」
なんて言っていたが、離婚した女は、何組なのだ?もちろん、一度も結婚の経験がない独身者である「負け組」とは、別の組なんだろうな。
絶対に、バツイチなんて、軽い言葉でごまかすんじゃないぞ!