剣道教室の偶然・・・・・354
~ 今 日 の 雑 感 ~
剣道教室の偶然
わたしの弟は、自治体が運営している剣道教室で、小学生から中学生までの子供たちに、剣道を教えている。
もちろん、本業は別にあるので、剣道の指導は無給のボランティアである。弟は、教員免許も持っているので、特に小さな子供への教え方がうまいと、父兄の間でも好評らしく、自分は、もうこの辺で指導員をやめたいとも思っているようなのだが、親御さんたちに歎願されて、未だに、続けているのである。
それも、今までは、二つの教室をかけ持ちしていたそうなのだが、何とか他の指導員の先生たちにお願いして、今は、一教室を担当しているのだという。
弟は、自分の息子にも剣道を教えてきたが、その子は、もう高校生になって、腕もかなり上達したので、今は、剣道六段の先生に教えて頂くため、別の教室へ通っているのだ。
そんな弟が、今日、興味深い話をしてくれた。
何故か、弟が剣道を教えている教室の子供たちには、医療関係者の子供が多いというのである。
あの少年は、〇〇病院の外科医の先生の息子さんで、あの少年は、☓☓医院の内科の先生の息子さん、そして、あの少女は、△△クリニックの娘さん。また、あの少女は、◎◎歯科医院の娘さん-----などなど。
その他には、看護師さんたちのお子さんなども何人もいて、数えてみれば、とにかく、教え子の半数が、こうした医療者の子供たちなのだという話だった。
しかし、その自治体には、他に少年野球チームもあれば、少年サッカーチームもある。しかし、そういうチームには、医療関係者の子供たちが所属しているという話は、あまり聞かないのだそうで、とにかく、剣道教室に集中的に所属しているというのである。
医療と剣道-----何処かに共通点でもあるのだろうか?
これまで、あまり、気にして考えては来なかったが、改めて不思議なことだと、弟は話していた。
だから、わたしは、弟に言った。
「たぶん、その子供たちは、将来、医師や看護師になる金の卵だから、丁重にお教えしろよ。老後の待遇は、彼らにかかっているぞ」
「そういう問題じゃないだろう・・・・」
弟は、呆れていたが、半分本気で考えている、何とも現金な姉である。
<今日のおまけ>
大相撲力士の酒豪伝説は数々あるが、少しばかり、恐ろしい話がある。
大正三年四月のこと、大関・駒ケ嶽は、地方巡業の途中で居酒屋へより、もろみ酒を一升瓶で飲んだという。
いい気持ちで荷馬車の上に仰向けになり、ごとごと揺られながら旅を続けていたのだが、夕日が彼の身体を照らし、しかも、いい具合に揺られたことで、体内のもろみが発酵してしまい、なんと、内臓破裂で亡くなってしまったのだそうである。
ところで、昨日、偶然見つけた俳優・津川雅彦さんのブログを読んでみた。
これが、実におもしろい。民主党の小沢幹事長の4億円の不正経理問題について、もの凄く詳しく意見を述べている。そして、民主党のアジア傾倒戦略に対して、痛烈に批判をしている。
芸能人のブログで、ここまではっきりと政府批判をしているものは、稀である。そのため、コメントを書き込んでいる人たちの意見も、熱い熱い!
200近いコメントが、延々と続いている。
「津川雅彦『遊び』ブログ―サンタの隠れ家ー」-----一度、ご覧あれ。
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