男女の心理の面白さ・・・・・657
~ 今 日 の 雑 感 ~
男女の心理の面白さ
男性一人と女性二人を同じ部屋へ入れ、一人の女性は男性のすぐ近くの椅子に、もう一人の女性は男性とは少し離れた椅子に腰かけさせます。
女性は二人とも実験のためのサクラですが、男性はそのことを知りません。
しばらく三人で会話をしてもらったのちに、部屋から出たところで、男性に「どちらの女性に好感を覚えたか?」と、訊いたところ、男性は躊躇なく「すぐ近くに腰かけていた女性の方です」と、答えたのだと言います。
この実験は、他の男性で行なった場合も同様の結果が出たのだそうです。
この男性を今度は女性に置き換えて、女性一人、男性のサクラ二人で行なった実験の場合も、やはり、被験者の女性は、そばに腰かけていた男性の方に好感を覚えたと話したと言います。
ところが、この三人を同性同士にした場合は、その法則が当てはまらなかったのだともいうのです。
このことから、男女の心理に関しては、自分のより近くにいる人に好感を持つということが多く、たぶん、同士意識が芽生えるのではないかと思えるとのことです。
お見合い結婚の夫婦が案外うまく行くのもこの法則があるからなのかもしれませんね。
ところで、皆さんは、新幹線などへ乗車した際に、隣同士の席になった人に話しかけ、小一時間の旅の間、世間話などをして退屈せずに過ごすこと、ありませんか?
わたしも東京と長野を行き来していた時には、良く隣の席の人と話をしました。
そんな時、話しかけるタイミングを見つけるのって、結構緊張するし、難しいものなのですが、実は簡単に話しかけられるコツがあるのです。
それは、隣の座席に座った人と顔を合わせて10秒が勝負だというのです。
あなたが、自分の指定席を見つけて腰を下ろしたのち10秒以内にパッと隣席の乗客に声をかける----これがグッド・タイミングなのだと言います。
このタイミングを逃してしまうと、あとから話を切り出そうにも、何をきっかけにしたらよいのか思案するうちに目的の駅に到着してしまうというのが常のようで、もしも、話しかけてもひどくぎこちないものとなり、下手をすれば変人扱いさえされかねません。
座席に腰掛けてからまだしっかりと座りきれないほどの間に、「今日は、案外空いていますね」「今日は、蒸しますね~」などという短い会話から入ることで、お互いに違和感のない状況を作り出すことが出来るのだそうです。
隣の乗客と良好な関係で旅を楽しむのなら、始めの10秒が勝負----と、いうことですね。
<今日のおまけ>
「患者は嘘をつく」----良く言われる言葉だそうだが、これも男女で違いがあるそうだ。
高齢の女性はとかく症状を大げさに言い、同情を引こうとするのだそうで、逆に男性高齢者は病院のような場所に長居はしたくないという心理から、かなり悪くても「大したことない」と、無理やり強がるのだという。
ベテランの医師は、そういうことまでも見通したうえで、治療にあたるのだそうだ。
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