~ 今 日 の 雑 感 ~
AB型は、天才肌?
お盆も過ぎると、残暑は厳しいながら、戸外を吹く風は確実に秋の気配を含み始めますね。
空の色も、心なしか深くなって来たように感じます。
ところで、血液型AB型の人って、昔から「天才肌」だと言われてきましたよね。
確かに、A型の生真面目さとB型の一点集中主義が合体しているのですから、頭もよく芸術性にも優れていると思われます。
しかも、「既成概念を打ち砕く」といった斬新なアイデアの持ち主でもありますから、新しく何かを開発するような分野でも頭角を現わす存在でもあるのです。
でも、AB型が全員「天才肌」かというと、そういう訳でもありません。
他の血液型に比べて「高い能力」「記憶力」「判断力」などを兼ね備えているAB型ですが、生まれ育った地域環境や親の資金力、兄弟との関係などなどの諸々が完璧に整ってこそ、天才も生まれるのです。
また、AB型は生まれつき何でも器用にこなすため、もしも、壁にぶつかった時は即座に諦めてしまうという欠点もあるのです。
何でも少しやれば、そこそこ出来るようになってしまうためにそれ以上の努力をあまりしません。
要するに、本当に心底気に入ったことでないと、その得意の集中力が発揮されないのです。ですから、自分にとって何が一番必要なことなのかが判らない人は、単なる器用貧乏で終わる可能性が大なのです。
しかし、AB型は、過去に執着しないので何年も積み重ねてきた研究を、一夜にして放りだし、翌日からはまったく別のことにチャレンジするなどということも平気で出来るのです。
これが、A型ともB型とも違うAB型の特徴の一つなのです。
ですから、あちらにも良い顔、こちらにも良い顔と、その場に応じて色々な顔を使い分けることも平気ですから、一見「二重人格」のように思われがちですが、AB型にとっては、その切り替えがごく当たり前に出来てしまうので、つい自戒を怠ってしまうのです。
それが理由でクラスの中で浮いた存在になりがちなのもAB型の子供たちです。
つまり、自分にとってどうでもいいことは、その場に応じて臨機応変に対処するという性格が全面に出過ぎると、「あいつ、獣でも鳥でもないコウモリみたいな奴だ」と、クラスメートの信用をなくすことにもなるのです。
気変わりで諦めの早いAB型は、下手をすれば一生転々と職を替え続けるという悪循環にはまってしまう場合も・・・・。
突然、大手の会社をやめたかと思うと、翌日からはギター片手に路上ライブに明け暮れるなどということも平気で出来るAB型は、確かに凡人には理解しがたい「天才肌」なのかもしれません。
だからこそ、A型のように情に流されることなく、冷静で客観的な判断が出来ることも事実です。
今年の信濃グランセローズの選手には、このAB型が多いと書いたことがありましたが、成績低迷の理由も案外この「諦めの早さ」が影響しているのかもしれません。
ですから、考えようによっては、連敗の悪循環を脱するためのほんのささいなきっかけさえ摑めれば、また、大化けすることもなくはないのです。
AB型は、「天才」と「いい加減な人」のどちらにも転ぶことが出来ますから、ここは「豹変のAB型」の本領を発揮して後半戦を勝ち抜いてもらいたいものですね。
<今日のおまけ>
AB型のすごいところは、相手が目上の人でも平気で苦言を呈することができるというところです。
しかも、ズバリと核心を突くので、相手も反論が出来ません。
クールな論客的存在-----それが、AB型の魅力なのでしょうね。