人に何かを頼む時は・・・

人に何かを頼む時は・・・art02




    人に何かを頼む時は、必ず何故それを頼みたいのかという理由を話そう。

    何の説明もなく、ただ、やって欲しいでは、どんなに親しい間柄でも不愉快になるものだ。

    「おれは、ただの使いっ走りじゃない!」

    と、へそを曲げられても仕方がない。

    そして、頼む時は、他人に頼らず自分の口で頼もう。

    他人を介するだけで、その人がそれほど本気で頼んでいるわけではないと思われてしまうからだ。

    さらに、頼みごとをやってもらったら、やってくれた相手には必ずお礼の一言を自分の口から伝えよう。

    別の他人がその人の代わりに礼を言っても、そんなものは何の意味もない。

    何故、こんな常識的なことをわざわざ書くのかということだが、この常識的なことが出来ない大人が最近は実に増えているからだ。

    シャイといえば聞こえはいいが、要するに大人の応対が苦手で、自分一人では物も頼めないという幼稚な人が多いのである。

    たとえ、どんな都合や理由があろうとも、自分のことは自分でする。

    そして、やってもらったあとは、相手に対して相当の誠意を見せる。

    一言話すだけで事足りるのだから、時間的にだってたった数分で済む話だ。

    そんなことは、保育園の子供でも知っていることである。

    黙っていれば相手は忘れてくれるだろう----とか、この前もやってくれたんだから、今度も何も言わなくてもやってくれるだろう----などという甘い考えで世の中は渡れない。

    やった者は、頼まれた事実を絶対に忘れないし、礼を言われなかったことも決して忘れない。

    ただ、もう二度と何を頼まれようと手を貸さなくなるだけのことだ。

    もちろん、そういう大人として非常識なことを続けている者も、それは覚悟の上なのだろうけれど・・・。

人に何かを頼む時は・・・

<今日のおまけ>

    自分がやられて嫌なことを、親しい人に話す時、事実の何十倍も大げさに伝える人がいる。

    たとえば、誰かに何かを頼まれて承諾したことを、「強引にやらされた」と、如何にも被害者のような顔で夫や家族には話すという主婦もいる。

    これを聞かされた夫や家族は、「なんてひどい奴なんだ」と、頼んだ相手を非難する。

    そういう大げさな嘘ばかりを並べて被害者ぶる女性は、必然的に敵も多く、友だちも失う。

    家族はこういう女性の同情を引く嘘に振りまわされて、いつも世間から冷たい目で見られるようになる。

    そんな女性がいる家庭は、女性の虚言癖に早く気付かねばならない。

    大口を叩く女性ほど、一人では何も出来ないし、やろうともしないのだ。

    そして、何か小さなことが起きるたびに、家庭内で大騒ぎをして喚き散らす。

    

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