人前で意味なく溜息をつくな!・・・・・915
2011年01月31日
~ 今 日 の 雑 感 ~
人前で意味なく溜息をつくな!

女性が一人窓辺のテーブルに頬杖をついて、小さなため息を漏らす・・・・なんてシーンを見ると、つい、「どうしたの?」なんて声をかけたくなってしまう男性もいることでしょう。
ところが、これで味を占めた訳でもないでしょうが、やたらに人前でため息をつきまくる女性がいるのです。
女友だちとお茶をしに喫茶店へ入って、紅茶を飲みながら、ため息・・・・。
それも、如何にも哀愁めかした可愛子ぶりっこの声をあげて、「フン・・・」という具合に----。
一瞬、何処かで犬のチンでも鳴いたのかと思うような声なのです。
これをやられると、相手の友人の方は、間違いなく「退屈しているのかな?」と、気にかけてしまうもので、何とも人迷惑な仕草としか言えません。
ところが、ため息の本人は、退屈しているどころか、その場の雰囲気に合わせてわざと可愛いふりをして見せているだけで、ほとんど大した意図はないようなのです。
おそらく、彼女が子供の頃に、小さな声でため息をついて見せた時、両親に「可愛いなァ・・・」などと言って褒められたことがあったのでしょう。
そこで、彼女はとんでもない勘違いをしてしまった訳です。
「わたしは、ため息をつくと可愛いと思ってもらえる」
と-----。
確かに、幼い子供が大人ぶったため息なんかついていると、おしゃまさんに見られて、可愛いと思われたかもしれません。
しかし、もはや四十路も過ぎたいい大人が人前でため息などつくことは、マナーの面からしても論外です。
おばさんの溜息なんて、少しも美しくありません。
どうしてもつきたいというのなら、誰も見ていない場所でついて欲しいものです。
皆さんの周りにも、そんなため息女はいませんか?
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ブログを続けることは至難の業だ・・・・・914
2011年01月30日
~ 今 日 の 雑 感 ~
ブログを続けることは至難の業だ
わたしがブログを始めた頃に「ナガブロ」で記事を書いていたブロガーが、あれから約二年が経過して何人もいなくなった。
あの頃のブロガーたちの記事は正直、面白かった。
私生活や仕事の悩み、対人関係の愚痴などがありのままに書かれていて、実に読み応えがあったものだ。
しかし、そういう記事を書くことは大きなリスクも伴う。
ブロガー同士の間で摩擦が起きたり、また、ブログサイト以外のところで批判にさらされたという人もいるだろう。
ブログを媒体として仲間になってはみたものの、結局、友人として長続き出来なかったりすると、同じサイトでブログを書いていることも苦痛になって来るものだ。
もちろん、仕事や私生活の変化が原因でブログを閉じざるを得なくなったブロガーも多いはずだ。
それにしても、ブロガーが入れ替わることで、ブログに書かれる記事の種類や質までもが変化してきていることは、間違いがない。
本音を書く人が減り、普段の生活を淡々と述べる記事が多投稿されるようになりつつあるのは、おそらく、この二年でブログという媒体の性格が大幅に変わって来たからなのではなかろうか。
少なくとも二年前までの「ナガブロ」には、かなり文章力の高い人が多く、読ませ方もうまかった。
そのため、記事を話題にしたコミュニケーションも図りやすく、それによる弊害も多々あったことは否めないが、それでも議論を煮詰めて語り合うことが出来た。
しかし、最近は、どちらかというと、自己PR的な記事が主流で、また、そうしたブログの方がアクセス数も多いために、本音辛口ブログを書いていたブロガーたちの活躍できる領域が狭められてきたということなのかもしれない。
また、世は、おしなべて視覚主義に走る傾向があり、文章をじっくりと読み内容を咀嚼することを是とする読者が減少しつつあるということも事実なのだ。
まあ、わたしのブログもそうした類の一つで、あるブロガーからは読んでいると「疲れる」と、言われたこともあるのだが、この程度の文章を読んで疲れるという神経も、如何なものかと考える。
そんな訳で、書きたいブログを書き続けるということは実に至難の業なのである。
しかし、それが書けないものをブログと呼ぶのも、何処かおこがましいように思うのだが・・・・。
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彼は恋人?それとも・・・・・913
2011年01月30日
~ 今 日 の 雑 感 ~
彼は恋人?それとも・・・
いつも家にばかりいると、会話も煮詰まってきます。
仕方がないので、簡単な料理ばかりしています。今日は、オムライスを作りました。
普通、オムライスを作る時は、ご飯に直接ケチャップを入れる人が多いですが、まず、フライパンでみじん切りの玉ねぎを炒め、バターで鶏肉を炒めたら、これを合わせ、キノコを加えてからさらに炒め、塩コショウで味付けし、そこへケチャップとトマトペーストを入れて、その後ご飯を投入。
そして、あったらパルメザンチーズをお好み振りかけます。
これで混ぜると、味がしっかり付いた美味しいケチャップライスが出来上がります。これをふわふわの卵焼きでくるめばOK。まあ、これも、受け売りですけれどね。
ところで、皆さんは、通勤用の電車などに良くある横がけの座席に腰かける時、先に腰かけている人と、どれだけの間隔を開けて腰をおろしますか?
人は、無意識のうちに自分のなわばりを作る動物ですから、先に腰かけている人が3.6メートルの座席の一番端に座っている場合、次に腰かける人は、70パーセントの人が、先客から2メートル以上は離れて座るというデータがあるそうです。
その反対に0~15センチしか離れていない距離でも、平気でいられるのが家族や恋人なのです。
この距離は、相手の体臭や体温までも感じられる距離ですから、よほど親密な場合でなければ接近を許すことがないというものなのです。
そして、それよりもやや離れた15センチ~45センチという距離感は、手で相手の体に触れられる間隔で、家族や恋人以外が接近すると、ストレスを感じる距離だと言えます。
そして、45センチ~75センチの間隔は、恋人と友人の関係を占う微妙な距離だと言えるのです。
また、75センチ~120センチまでが、友人の立ち入りが許せる距離で、お互いが腕を伸ばせば指先を触れることが出来る距離なのです。
つまり、人は、この120センチ以内には、赤の他人を入れたいと思わないのが普通で、これ以上を社会距離と言って、具体的な身体接触が出来ない距離なのです。
もしも、あなたに大好きだと思う異性がいたとして、その人が自分のことをどのように感じているかを確かめたい時は、それとなくこの距離感覚を使ってみると良いでしょう。
もしも、意中の異性が自分の周囲45センチ以内にすんなりと入れてくれたら、少なくともあなたのことを嫌いではないということになります。
もしかしたら、既に恋人と認識してくれている可能性もあるのです。
そして、45センチ~75センチならば多少脈ありというところでしょうか。しかし、75センチ以内への接近を拒むようなしぐさをされた場合は、残念ながら相手はあなたのことを恋人とは認識できないということを意味します。
あなたは、相手にとって友人の域を超えられないということでしょうね。
どうしても、相手にとっての恋愛対象になりたいのであれば、かなりの努力が必要だと思われます。
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女性の理想と願望・・・・・912
2011年01月29日
~ 今 日 の 雑 感 ~
女性の理想と願望
今日の「りふれ」(北信ローカル社)に、面白い特集記事が組まれていました。
「デートで胸キュン・男性のうれしい気配り」というアンケート調査記事です。


42歳「沈黙が苦手なので、うるさくない程度に話をふってもらえるとうれしいかも・・・」
41歳「うっかり愚痴を言ってしまった時、何か言ってくれなくても聞いてくれるだけで嬉しい時がある」
41歳「服や物に目を留めた時、一緒に楽しんで欲しい」
41歳「一緒に歩きながらおしゃべりしたい」

32歳「夜景、花火、イルミネーションがきれいな場所へ連れて行って欲しい」
32歳「お花見、ホタル観賞、紅葉狩り、景色や景観の良いところへ行きたい」
31歳「美味しいご飯を食べに行きつつレジャー」
30歳「映画を観てから食事」
30歳「食事の早さや歩く速さを合わせて欲しい」
32歳「食事はおいしくて素敵なお店で・・・」
33歳「情報誌などに載っている、おしゃれなお店で食事がしたい。調べてくれたんだな~って誠意も感じます。薄暗いお店は下心が見えてイヤ」

25歳「(車や自転車が走って来た時)さりげなくガードしてくれたり、寒いと言ったら、何も言わずに暖房をあげてくれた」
24歳「〇〇(食べ物)苦手だったよね。無理して食べなくてもいいよ----などと言ってくれると嬉しい」
22歳「海とかで、ちょっと寒かった時、上着をかけてくれた」
26歳「さりげなく車道側を歩いてくれたり、荷物を持ってくれると、キュンとしちゃう」
こういう視点で見てみると、年代によって男性の態度に対する願望が微妙に違うことが判って興味深いですよね。
因みに、42歳の女性は、化粧室へ行っている間に会計を済ませていてくれると、キュンとしてしまうとか・・・。
さすがは、人生を達観し始めた年代だけに、考え方も現実的です。
それにしても、これだけの妄想----いや、願望を持たれる男性たちは大変です。(笑)
女性たちの理想の男性像に近付くには、並大抵の精進では務まりませんね。
でも、女性とは、いくつになっても、必ずや白馬の王子様が現われることを信じているものなんですね。
だからこそ、こういう願望を懐く女性たちにもお願いしたいものです。
それだけの高い理想を男性たちに求めるのなら、あなた方もそういう男性に見合うだけの素敵な女性になるための勉強をして下さいと----。
男性は、自分にはもったいない、付き合ってくれてありがたいと思う女性にならば、自然と心配りが出来るものなのですよ。
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バイオ・フィードバック・・・・・911
2011年01月29日
~ 今 日 の 雑 感 ~
バイオ・フィードバック
人間の脈拍、血圧、心筋から出る心電流、筋肉から出る筋電流、皮膚の発汗による皮膚電気抵抗変化、脳電流変化などは、皆、自律神経によって大きく作用していると、言われている。
これらの電気的信号の変化を、電気装置を使って、音や光の強弱、あるいはメーターの振れに表わし、耳に聞こえたり目に見えるようにして、自律神経変化の状態を、意識でコントロールしようというのがバイオ・フィードバック(生体体に後方から供給する----という合成語)なのだとか・・・。
これは、アメリカの心理学者のJ ・カミヤ(日系2世)が言いだしたことで、アメリカでは既に多くの病院で治療法の一つとして試みられているそうなのだ。
現代性のストレスが原因で起こる狭心症やぜんそく、心身症、心因性の頭痛などでも、効果をあげているらしい。
しかも、このバイオ・フィードバック療法を使い、画期的な成果を上げているテキサス州フォートワ-スのがん相談研究センターでは、緊張の緩和や心象の技法を放射線治療などと合わせて用いることで、患者の病気に対するイメージをより具体的にし、患者自らがその病巣を打ち負かすという意識を持たせているのだそうである。
まずは、患者は、心身の緊張を緩めることを教えられ、その後、自分の腫瘍を絵画のようにイメージするように言われる。
たとえば、生のハンバーグや、肉の塊のようにである。時には、それを絵に描かせたりもするという。
次に、防御の働きをする白血球を別のイメージに置き換える。たとえば、お腹をすかせた白い魚とでもいう具合にだ。
そして、その白い魚が、肉の塊を食べて行くというイメージを患者に想像させるのだという。
また、放射線療法も、同じようにイメージさせ、放射線を壁を崩す砲弾のように想像させるのだそうである。
心身をリラックスさせることで、アルファ脳波が作られストレス緩和になり、さらに絵画のイメージで右脳の活性化が図られるために、より病気に対する抵抗感も薄れるのだそうである。
「病は気から」と、言われるが、結局、「病を治すのも気」なのかもしれない。
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気配りのない人・・・・・910
2011年01月28日
~ 今 日 の 雑 感 ~
気配りのない人
昔、小原流の華道を習っていた時、先生に「気配りをしなさい」と、良く言われた。
先生が長い枝にはさみを入れるとする。そのままパチンとやると、途中から枝が落ちて片付けるのが大変になるから、落ちる方の枝に弟子は即座に手を添え、切り落とされた部分を広げた新聞紙の上へ置くのである。
しかし、このタイミングが意外に難しい。
つまり、先生が切ろうとする枝を予め予想して、そこへ手を添えておかねばならないからだ。
これぞ、あうんの呼吸。
次に、先生がどの枝を切るかを予想するというのは、弟子もそれなりに高い華道の技術を持っていなければならず、一朝一夕に出来る芸当ではないのだ。
気配りとは、そうした相手の気持ちを瞬時に読みとるという、高度なテクニックなのである。
そして、かつての日本人は、そのような高度な技を誰もが見事に習得していて、自然体で出来ていた。
しかし、現代人は、自分のことばかりを優先するのが普通になっているせいか、気配りをおろそかにする人たちがとても多い。
いや、下手な気配りをして、「あんたがあんなことをしたおかげで、こんなことになった」などと言われてはかなわないと、見て見ぬふり、知って知らぬふりをすることが当たり前になっていると言っても過言ではないのだ。
共同浴場でも、湯あがりに脱衣所の脱衣棚の前でいつまでもおしゃべりをしていて、あとから上がって来た人が濡れた身体を拭くためのバスタオルを取ることが出来ずに寒がっているにもかかわらず、知らん顔という人がいる。
ところが、そういう人に、
「支度が出来ているなら、そこどいてくれない?寒いから、早く身体を拭きたいのよ」
と、注意されれば、おしゃべりをしている人は、悪いことをしたと思いながらも、うるさい人ねと、きっと気分を害するはずだ。
ならば、人に言われる前に自分から気配りをしてその場を空ければいいのだが、そうした自分のうかつは棚にあげて、注意をした人を恨むような世の中である。
気配りが出来ないのなら、人からの叱責はあまんじて受けるべきで、それが嫌なら、些細なことにでも気を配るべきであると、わたしなどは思ってしまう。
しかし、最近は、判っていながらわざと図々しくふるまう不届き者もいて、一筋縄では行かない人間が増えているのだから悩ましいことだ。
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強調語には、裏がある・・・・・909
2011年01月28日
~ 今 日 の 雑 感 ~
強調語には、裏がある
自分にとって不利なことを強調する心理は、その不利なことから逃れたいという願望がある証拠なのだとか・・・。
たとえば、女性の会話で、
というものがあったとすると、この女性は、自分が太っていることを相手に指摘されたくないために、わざと強調することで、その話題を避けようとしているのだそうである。
確かに、これを言われてしまうと、聞いた方も、
「ほんとね。かなり太ったわね」
などとは相づちを打てないものである。その逆に、
「あら、そう?そんなことないでしょ」
と、女性を擁護するのが普通だ。
つまり、強調語とは、その語によって表現される意味とは別に、心理的に相手との位置関係を動かしたいと思う時に多用する場合があるのだ。
これと似たことなのだが、もしも女性が男性に向かって「あなたなんか大嫌い!」と、言ったとすると、これは「あなたのことが大好きよ!」と、いう強い肯定の意味が含まれていることになるのだそうだ。
要するに、人は、自分の中で認めていることと反対のことを、あえて強調語を使うことで相手に訴えかけようとするのである。
しかし、もしも女性が「大嫌い」ではなく「気持ち悪い」とか「気味が悪い」などという表現を使った場合は、これは本心から拒否反応を示していることになるので、間違えないようにしなくてはならない。
そういうことになると、こういう場合はどのように解釈するべきだろうか?
「きみって、ホント、目が綺麗だよな。まつ毛も長いし、人形みたいだ----」
あなたに会うたびに、同じ褒め言葉を繰り返す人がいたとしたら、その人は、あなたのことをどう思っているのだろうか?
このように、一つの長所ばかりを強調する場合は、あなたには他に長所がないことを暗にほのめかしていることになるのだそうだ。
「きみは目は綺麗だけれど、他に何の取り柄もない女性だよな。性格は暗いし、頭も切れる方じゃない。だから、他に褒めるところが見付からないんだよ」
そういう意味だと考えられるということなのである。
もしも、あなたの会話相手が話の最中に何度も同じ言葉を使ったり、語調を強くする言葉があったら、そんな裏の意味があるかもしれないので、気を付けてみた方が良いだろう。
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病気をランク付け・・・・・908
2011年01月27日
~ 今 日 の 雑 感 ~
病気をランク付け
先日のNHK総合「クローズアップ現代」を観ていたら、実に深刻な問題を取り上げていた。
国内の中流階級がん患者のおよそ2万人が、高額な薬代が払えず、飲み続ければ完治に近付けると判っている薬を使用できずに亡くなっているというのである。
また、確実にがんを消滅することが出来ると期待される高度医療も、金額がかさむことで、ほとんどの患者が断念せざるを得ず、目の前に治る治療がありながら、費用の問題がネックとなり救える命も救えないという現実があるのだ。
日本の現在の医療は、金持ち優遇。金のある者は長生き出来るが、貧乏人は死ぬしかないというのが実態だと、番組は説明していた。
ある患者は、あまりに高額な薬代が家計を圧迫し、一定期間飲み続けなければならないところを、短期で打ち切ったために、がんが再発。
何とかお金を工面して再び飲み始めた時は、もはや手遅れだったそうである。
こうした個人の経済状態で受けられる医療の質が限定されるというような医療体制を見直そうという考え方が、国内でも広まりつつあり、それには、イギリスの例が参考になるだろうということであった。
イギリスでは、がんなどの難病に関する医療費の自己負担がかなり安価で済むそうで、白血病の薬代はナント無料である。
つまり、人間が個人的にどれほど気を付けても避けられない病気に関しての医療費や、投薬治療で大きな改善が認められる段階の病気の治療にかける医療費の自己負担は軽減されるが、インフルエンザ治療薬のタミフルなどを処方する際の薬代は、原則全額自己負担となるのだという。
これを観ていて感じたのだが、この方法を日本でも取り入れれば、命にかかわることのない比較的軽い病気の医療費は、全額自己負担となり、遺伝系や免疫系などの難病に関しての医療費は、ほぼ全額国の負担となるのかもしれない。
要するに、自分で予防可能な病気、たとえば喫煙による肺がん、肺気腫などの患者の医療費は、ほぼ全額自己負担だが、乳がんや前立腺がんなどのホルモン系の病気は、予防のしようがないので、医療費は国の負担となる----と、言うようなことになるのだろう。
また、自力で歩けるはずにもかかわらず、怠慢な生活習慣によって足腰が弱くなった場合や、糖尿病に至った場合の医療費も全額自己負担となることも考えられる。
とにかく、このままでは国の医療費の伸びに歯止めがかからないどころか、治る病気で死ぬ患者が急増する可能性があるのだ。
解説者として出演していた大学教授は、今後は国の医療体制の抜本的な改革が急務だろうと、語っていた。
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怖すぎる説得では、人は動かない・・・・・907
2011年01月27日
~ 今 日 の 雑 感 ~
怖すぎる説得では、人は動かない
「お酒を飲みすぎると、肝硬変になる確率はこんなに高くなります。そうなってしまった肝臓の写真がこれです」
「タバコを何十年も吸い続けると、肺がんになる確率が非常に高くなります。肺がんだけではなく、肺気腫や間質性肺炎などのリスクも増え、それは苦しい思いをすることになります」
などという恐怖感をあおるような説明を聞いた人が、お酒をやめたり、禁煙したという例は、あまりないそうです。
何故なのでしょうか?
アメリカの二人の心理学者の実験があります。
高校の新入生全員をA 、B 、C の三つのグループに分けて、それぞれに虫歯の予防法についての講義をしたのですが、Aグループには、歯を不衛生にしておくとどのような恐ろしいリスクがあるかということを、虫歯や歯槽膿漏という具体的な例をあげて詳しく説明し、だから歯科検診は大切。歯医者さんへ行こうと、不安感をあおったのだそうです。
Bグループには、穏やかな調子で色々な事実をあげながら、病気の危険性を訴え、Cグループには、衛生上の具体的な忠告を与えるにとどめて、不衛生から生じる病気については積極的に説明しなかったのだといいます。
そして、この講義を受けたのち、それぞれのグループに不安感を聞いたところ、Aグループが42%、Bグループが26%、Cグループは24%の新入生が自分の歯について不安だと答えたのだそうです。
では、その後、実際に歯科検診に歯医者さんへ行った新入生は何人いたのかと言うと、本当ならば、もっとも不安感を覚えていたAグループの生徒たちが率先して行ったはずなのですが、これがそうではなかったのです。
率先して歯科医院へ行ったのは、むしろ、ほとんど大げさな症状説明をしなかったCグループの生徒たちで36%、次にBグループの生徒が22%、そして、一番病気に対する恐怖を感じていたAグループの生徒は、8%しか歯科検診に行きませんでした。
つまり、人間は、あまりに恐怖感や不安感が大きいと、「もしも、実際に虫歯になっていると言われたら怖い」という気持ちの方が先に立ち、どうせなら知りたくないという思いを優先してしまうのです。
ところが、その病気の恐怖を知らなければ、大した抵抗感もなく検診へ行こうという気持ちになるのです。
しかし、たぶん、かなりの恐怖を感じたAグループの生徒たちは、歯科検診には行かないものの、歯磨きは他のグループの生徒たち以上に一生懸命やるようになったのではないでしょうか。
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どんな場所でもあがらない方法・・・・・906
2011年01月26日
~ 今 日 の 雑 感 ~
どんな場所でもあがらない方法
入学試験や就職試験で筆記テストには自信があったのに、会場へ入った途端、いつもの調子を見失い、実力を発揮できないままに終わってしまったという人も多いはずです。
何か、いつもと違う・・・・そんな違和感を覚えたまま、テストを受けると、どうしても周囲のことが気になったり、焦りが先に立ち、頭の中が整理できなくなってしまうものですね。

その受験生は、仕方なくカバンの中へ時計をしまい込み、わたしは、気になる音に悩まされずに筆記試験を終えることが出来たのです。
とにかく、一世一代の受験です。誰にも遠慮など要りません。出来るだけ自分に有利な試験環境を作って、実力を発揮できるようにしましょう。
しかし、試験会場へ入るのが初めてでは、そのような気持ちの余裕もないのが普通です。
そんな時は、出来れば、試験会場へは事前に何回か訪問し、会場や建物内の雰囲気に慣れておくことも、必要以上に緊張せずに済む方法です。
そうはいっても、簡単にそんな機会が作れない場合は、試験会場となる建物の前までだけでも数回行ってみるとか、または、試験会場になるであろう場所と似通ったところへ出向くというのも一つの手だといいます。
たとえば、企業の就職試験などの時は、事前にその企業の試験会場の前まで行き、建物内の様子を繰り返し想像してみるのも効果的だそうです。
マラソン選手などは、大きな大会が目前に迫ると、数日前に大会開催地へ入り、コースの下見をするのが一般的だといいます。現地で様々な情報を仕入れたり、実際の路面状況や風向きを体感しておくことで、大会当日には、安心感と自信を持って、レースに臨めるのだそうです。
もしも、事前に試験会場までも行けない場合は、何処か大きなホテルやレストラン、図書館などへ赴き、異空間慣れをしておくとよいともいいます。
とにかく、自分はどんな所へ行っても決して焦ったりあがったりしないという会場度胸を付けておくことが必要なのです。
では、健闘を祈ります。 続きを読む
特異体質?・・・・・905
2011年01月25日
~ 今 日 の 雑 感 ~
特異体質?
自称 美人女将さんのブログを読んでいて思い出した。
学生の時、寮で、ちょっとした食中毒事件が起きたことがある。
夕食の味付けご飯が原因で、それを食べた寮生たちがほとんど腹痛や吐き気を訴え、病院へ行ったのだが、何故かわたしは、平気だった。
あまり、おいしいと思わなかったので、少ししか口にしなかったせいもあるのかもしれないし、また、その頃、胃薬を良く飲んでいたせいもあるのかもしれない。
友人たちは、そんなわたしに呆れて、「理不尽だ!」と、嘆いたが、その話を防衛医大の学生たちとのコンパの席で誰かが披露した。
「も~~、あたしたち、ひどかったんだから・・・。でも、ちよみさんは、何ともなかったんだよね」
言わんでもいいことを!----と、思ったが、既に遅し。
防衛医大生たちの顔に興味しんしんの色が宿ったのを、わたしは見逃さなかった。
「それって、特異体質か?」
「何が、その差になったんだろうか?」
「免疫力が強いのか、ウィルスの数に因果関係が・・・?」
「信州人の体質が影響しているのかもな?」
「味噌だ!信州味噌が関係しているんだ」
などと、一気に病理学的分析を始めた。
「まあ、要するに、他の人より元気だったということだと思いますけれど・・・」
わたしが答えると、彼らは、それには耳を貸さず、
「でも、大事に至らずに良かったよな」
と、食中毒で苦しんだとアピールする友人たちの方へ向かい、労わりの言葉を投げかけていた。
でも、そんな男子学生たちの一人が、おしゃべりに夢中になりながらオードブルの飾りに使われていた蝋細工の葉っぱを食べていたのを、わたしは見た。

皆もそれに気付き、「お前、何食ってんだよ!腹、おかしくするぞ」「信じらんねェ」と、仰天したが、その男子学生は別に驚きもせず、
「明日になれば出て来るだろ」
と、笑っていた。
あんたの方が、よほど特異体質だよ!

わたしは、お腹の中でつぶやいた。
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心理テスト・神殿と遺跡・・・・・904
2011年01月25日
~ 今 日 の 雑 感 ~
心理テスト・神殿と遺跡
またまた、本を読んでいたら、ちょっと面白い心理テストが書かれていたので紹介します。
皆さんも、やってみて下さい。(一応、女性向きの心理テストですが、男性の方たちも、ご自分の立場に置き換えて、試してみて下さい)
あなたは、ある遺跡の入り口に来ました。そこには、大きな古い石の扉があり、紋章が彫ってあります。その紋章は何でしょうか?
A 杖の紋章 B 角の紋章 C 杯の紋章
紋章が示すものは、男性の権威や権力です。どの紋章を選んだかで、あなたが男性のどのような肩書きに惹かれるのかが判るのだそうです。
Aの「杖の紋章」を選んだあなたが惹かれるのは、男性の知性----すなわち学歴です。あなたは、〇〇大学卒業などという学士号に弱いはず。また、国家資格を持っている男性にも弱く、医師、弁護士、大学教授、キャリア官僚、外交官などの肩書きを見ると、その人物の性格と肩書きは関係ないと思いながらも、つい憧れてしまうという傾向があるようです。
Bの「角の紋章」を選んだあなたが惹かれるのは、男性の強さ----すなわち権力者や有名人です。政治家、芸能人、作家、画家、音楽家などを見ると、思わずお近付きになりたいと思ってしまうミーハーな部分があります。
Cの「杯の紋章」を選んだあなたが惹かれるのは、男性の財産----すなわちお金やブランド品です。あなたは資産家とか青年実業家に弱いはず。人生の成功、失敗は、財産の有無で決まると信じている人です。
やがて、あなたは、神殿の中へ入ります。そこには、有名な「真実の口」がありました。さて、どうしますか?
A 口の中へ手を入れてみる B 無視して通り過ぎる C 恐る恐る口の中をのぞき込む
「真実の口」は秘密の詮索を意味します。あなたが彼の浮気を疑った時に、無意識に取る行動が判るのだそうです。
Aの「口の中へ手を入れる」を選んだあなたは、彼が浮気をしているかどうかを直接本人に訊くことが出来る人です。あなたは、真実を何が何でも自分の目で確かめないと気が済まないタイプ。問い詰めて浮気が発覚しても、モヤモヤした気分を引きずるよりは良いと考える現実派です。
Bの「無視して通り過ぎる」を選んだあなたは、彼を信じているので、無暗に疑いたくないという人です。知らないで済むことならば知らずに過ごしたいという現実逃避派ですが、時には、真実を知る勇気も必要です。
Cの「恐る恐る口の中をのぞき込む」を選んだあなたは、とことん調査をする人です。疑い始めるときりなく疑惑の芽が膨らみます。本人に直接聞くよりも、自分の調査力で浮気の現場を押さえるタイプですから、下手をするとストーカーにもなりかねない粘着人間です。
どうでしたか?ご自分の深層心理が、少しは読めましたでしょうか?

大丈夫か・・・?・・・・・903
2011年01月24日
~ 今 日 の 雑 感 ~
大丈夫か・・・?(・_・;)
最近、「今何を考えていたんだっけ?」ということが度々ある。
まあ、あとで必ず思い出しはするんだけれど、この間も、スーパーで買い物をしていて、絶対買うぞと決めていた物を、他の買い物をしている間に、しっかりと忘却した。
しかし、何か忘れているという気分は拭えず、よくよく考えてみたら思い出した。
歯磨き粉だった。
まるで、綾小路きみまろの漫談だ。
中高年、忘れていることを忘れる・・・・。
ブログを書いていても、「あそこの言葉、別のものに直した方がいいな」と、思いながら、いつの間にか何をしようと思ったのか忘れてしまう。
なのに、パソコンの電源を切ってから思い出したりして、再び画面の立ち上がりを待つ間の長いこと・・・。
でも、同じ年齢ぐらいの人たちに話をきけば、皆、そんな経験をしているようだ。
二階へ懐中電灯をとりに行って、部屋へ入った途端、何をしに来たのか判らなくなってしまい、どうせ来たついでだからと目の前にとり込んだままにしておいた洗濯物があったので、それをたたんでから階段を降りかけたところで、本来の目的を思い出す----などということも、日常茶飯事らしい。
わたしも二十代の頃は、どれほどの枚数の原稿を書いても、何処に何を書いたのか、その文字まで間違いなく思い出せた。だから、一枚の原稿の中に同じ言葉を書き込むなどということはほとんどなかった。
しかし、パソコンを使うようになってからは、同様の接続詞を何度も使うポカをしでかすことがしょっちゅうだ。
明らかに、記憶力が落ちている証拠である。
記憶力を維持するためには、やはり手書きがいいようだ。
脳細胞の活性化のためにも、手紙を書く時ぐらいは筆を持ちたいものだと思った。
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A型男性は人情家・・・・・902
2011年01月24日
~ 今 日 の 雑 感 ~
A型男性は人情家
「義理」と「人情」----これが血液型A型男性の考え方の基本だそうです。
男性の中では、最も理屈よりは感情が先行するタイプで、たとえ重大な会議の最中でも友人が「事故でけがをした。頼む、今すぐ来てくれ!」などと電話してこようものなら、会議をすっぽかしてでも飛んで行ってしまうようなところがあります。
そして、情にもろい分、嫌なことを押し付けられても嫌と言えないお人好しのところもあり、時に優柔不断のレッテルを貼られる場合もあります。
また、仕事でも恋愛でも押しに弱いそうで、女性の方から積極的にアプローチされると、それまではまったく気にも留めていなかった相手のことを、急に意識し始めるという素直な部分もあるのです。
しかも、もともとが我慢強い性質なので、恋愛も一人の女性一筋で、長続きします。
記憶力が良いために、女性の誕生日などもしっかりと覚えていて、プレゼントもマメにしますし、気配りが出来てあたりもソフトですから、女性には申し分のない男性なのです。
ただ、一度「嫌だなァ・・・」と、思ってしまったことを、いつまでも忘れずに引き摺る性格でもありますから、たとえば、女性が食事中に音を立てて食べていることを気にし始めると、そのことが苦になって彼女とのデートまで苦痛に感じるようになってしまうという繊細な部分も持ち合わせているのです。
しかし、根が優しいA型男性は、そのことを注意出来ません。デートのたびに「やめて欲しい」と思いながら口に出すことが出来ず、そのジレンマが次第に女性への愛情を冷めさせてしまうことも多いのです。
それでも、なお「別れてくれ」の一言が言えずに、愛情が冷めているにもかかわらず、いつまでもズルズルと付き合い続けてしまうという、決断力のなさをさらけ出すことが往々にしてあるようです。
ところが逆に、女性の方から別れを切り出されると、ひどく動揺し、自分の何処が悪かったんだろう・・・?と、真剣に悩んだりもします。
少々頼りないところはありますが、真面目で、記憶力抜群で、優しい気配りの出来る男性----それがA型男性なのです。
女性にとっては、恋人というよりは、友だちに欲しいタイプかもしれませんね。

埴輪ルックが消える?・・・・・901
2011年01月23日
~ 今 日 の 雑 感 ~
埴輪ルックが消える?
昨日の信濃毎日新聞の記事で、「県内女子高生 黒タイツ流行」というものがありました。
社会人の若い女性たちが黒いタイツを履いている光景を、最近よく目にすると思っていたのですが、高校生の間にも広がり始めたようですね。
確かに、見た目も悪くなく、何処となく締まった感じがして、大人には好印象のようです。
そもそも日本人は、黒とか紺という色を何故か好みます。
清楚、真面目、質素などというどちらかと言えば清純派のイメージを持たれるのが「黒」や「紺」だからなのでしょう。
これは、僧侶たちの墨染衣などにも言えるように、いわゆる俗界や生活感から最も遠い色とされているからなのだと思います。
ところが、これが欧米の感覚からすると、どういう訳かあまり好ましい色とは思われないようで、「黒」は、本来喪服の色ですから、神学校の生徒や聖職者が身につけることはあっても、一般の学生たちが好む色ではないと聞いたことがあります。
日本では、結婚式や披露宴に平気で黒いドレスを着たり、黒い髪飾りをする女性がいますが、これも、本当ならばずいぶん失礼な服装だといえるのです。
黒は、喪に服する色ですから、慶事の席には不釣り合いな物と考えるのが普通のようです。
では、光沢のある豪華な黒はどうかと言えば、これは、なおさら頂けないと思います。理由は、お判りでしょうが、つまりは夜の街に立つ女性の色と思われかねないからです。
また、皆さんも有名なシェークスピア作の戯曲「ハムレット」の中に、ハムレットが自分を裏切った恋人オフィーリアに向かい言い放つ有名な台詞に「尼寺へ行け」というのがあるのをご存知でしょう。この「尼寺」ですが、ハムレットは別にオフィーリアに出家しろと言っている訳ではないのだとか。
ここで言う「尼寺」とは、娼館のことで、その当時尼僧院を隠れ蓑に売春をしていた女性たちがいたからなのだそうです。
そのような理由もあり、「黒」は娼婦の色としてもイメージされたせいでしょうか、ヨーロッパ絵画のそうした商売をしている女性たちの首には、必ずと言っていいほど黒いチョーカーが描かれています。
そうしたイメージのせいか否かは定かでありませんが、わたしが卒業したミッション系高校では、黒いタイツは禁止されていました。
タイツは肌色の物を着用することが校則で定められ、学校指定の紺色のカバンや手提げ袋は公認でしたが、黒はご法度色だったことを覚えています。
しかし、この黒タイツの流行により、顰蹙ものだった「生足」や「埴輪ルック」が次第に影をひそめ始めていることも事実のようです。
とはいえ、わたしのように高校時代寒い思いで登下校した経験者から言わせると、正直、防寒出来て暖かければ何でもいいではないか----と、言うのが本音です。
「生足」は論外にしても、当時は、登下校中はズボンもOKにして欲しいと思ったくらいですから。
皆さんは、どう思われますか?
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何故、生徒が掃除をするのか?・・・・・900
2011年01月22日
~ 今 日 の 雑 感 ~
何故、生徒が掃除をするのか?
うわ~~っ!通し番号間違えて投稿してしまった。ブログの方は直したけれど、トップ画面はそのままになっている。
こういうポカ、よくするんだよね~~。この間は、同じ番号を二度出してしまった。
まあ、内容には関係ないので、よしとするか・・・。

ところで、皆さんは、大学や専門学校へ進学した時、「高校とは違うなァ・・・」と、思うこと、何かありましたか?
学生なら誰でも聴講できる大講義室での講義とか、クラス単位、学年単位とは一切関係ない授業の形とか、授業に出たくなければ出なくてもいいという自主性を重んじた学習内容とか・・・、まあ、数え上げれば切りがありませんが、中でもわたしが感激したのは、学生による教室やキャンパスの清掃がなかったことでした。
校舎内の清掃は、業者がやってくれます。
日本の学校で小学生から学んで来た人たちにとっては、この放課後清掃から解放されるという体験は、かなり画期的なことではなかったかと思うのです。
ところが、アメリカやヨーロッパの学校では、もともとが、児童、生徒による清掃活動などないそうで、学校構内のすべての掃除は、清掃業者に任せているのだとか・・・。
つまり、学校とは、文字通り学び、運動することだけに重きを置いた場所なのだそうです。
しかし、日本の学校には、必ずというほど児童、生徒たちによる校内清掃の習慣があるのです。これと同じような習慣は、中国やタイ、ベトナムなどの仏教国にも存在するそうで、どうやら、僧侶たちの修行と関係があることのようです。
また、日本の学校は、大概において校門があり、塀で囲まれるなど、一般社会とは隔絶した建築方法になっていることにお気付きでしょう。
これを見た外国人には、「まるで、刑務所のようね」と、驚かれることもあると言います。
要するに、学校とは、世俗と切り離されていなければならない場所なのです。
これも、正しく寺が山門により俗界と隔てられている理屈と合うのです。
江戸時代、庶民の子供たちが学問を修めるところを「寺子屋」と呼びましたが、この寺子屋で学ぶ子供たちである寺子こそが、今の児童や生徒にあたるわけで、元来は、寺で修行をした小坊主さんたちに倣った呼び方ではなかったかと、考えます。
また、実際にお寺を寺子屋として、お坊さんたちが、子供たちに読み書きそろばんを教えた例もありますから・・・。
実際、わたしが小、中学生の頃は、身分はお寺の住職という先生も何人かいました。
そのような理由から、日本の学校が子供たちに清掃活動をさせるのは、学校は単に勉強を教わる場ではなく、人生の修業をする場所でもあるという考え方が根底にあるから----と、いうことが判るのです。

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心理テスト・星の湖・・・・・899
2011年01月21日
~ 今 日 の 雑 感 ~


今度は、やはり本に書いてあった、ちょっと、ロマンティックな心理テストをご紹介します。
イメージして下さい。
夕暮れが近付いてきました。あなたは、静かな湖のほとりにたたずんでいます。
やがて、夜空には、まあるい月が昇りました。
★ あなたは、今、何を感じていますか?次の三つから選んでください。
A 花の香り
B 鐘の音
C そよ風
Aの「花の香り」を選んだあなたは、香りに敏感な人です。つまり、香りを感じるところは鼻ですから、鼻が利くというように好奇心が旺盛で、常に新しいものを探している人です。そして、あなたの頭の中にはアイデアがいっぱい詰まっています。さらに、それを現実化する力も持っているのです。あなたは、子供の頃から楽しい経験をたくさんして来た人ですね。その経験が今のあなたを形成しているのですが、ただ一つ飽きっぽいのが玉にきずです。
Bの「鐘の音」を選んだあなたは、鐘の音を感じとる耳が優れている人です。耳は、直感力を象徴しますから、本質を見抜く力に長けているのです。だから、何が正しくて、何が有効かなどを瞬時に見分ける能力があるのです。でも、あなたには、それを正しいと判断したのちに具体的にどうしたらいいのか?---という力が欠けています。能力を生かして行動に移すためのアイデアと勇気をやしなって下さい。
Cの「そよ風」を選んだあなたは、思いやりのある人です。そよ風を感じるのは肌ですから、人のぬくもりに敏感な心の温かな人なのです。これは、あなたが両親の愛情をいっぱい受けて育った証し。あなたの最大の長所です。優しさや慈しみの精神を持ったあなたは、人との関係に広がりをもたらします。
★ そして、あなたは、湖面に映った月の影を両手ですくいあげました。すると、月が人の顔に変わります。それは誰で、どんな顔をしていますか?
満月は、100%の幸福の象徴です。その月が変わった人の顔は、あなたを100%擁護してくれる人です。その人の幸せなくして、あなたの幸せもありません。もしも、その顔が笑っていればベストですが、泣いたり怒ったりしている場合は、あなたに忠告をしているサインだと思って下さい。
★ やがて、夜空にたくさんの流れ星が現われます。その流れ星に願い事をすれば、今夜は一つだけその願いがかなうそうです。あなたの願い事は何ですか?
「流れ星」は、既に役目を終えた星です。すなわち心の中で既に整理がついている願い事を表わします。あなたは、もう、その願いがかなわないであろうことを薄々察しているはずです。しかし、かなわない夢を持つことは決して悪いことではありません。世の中には自分の思い通りにならないことがあると自覚することが、あなたを成長させるのですから。

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心理捜査で犯人を見付ける・・・・・898
2011年01月20日
~ 今 日 の 雑 感 ~
心理捜査で犯人を見付ける
今夜8時からテレビ朝日系列で、「ホンボシ・心理特捜事件簿」という刑事ドラマが放送されるそうですね。
主演の心理捜査官に船越英一郎さん、共に捜査を担当する刑事に高嶋政宏さんが扮するそうです。
実力派二世俳優の共演は、それだけでも興味をそそられますが、犯人を追い詰める方法が心理行動学という点にも奇抜さが感じられます。
ワイドショーの番組宣伝で、船越さんは、
「嘘は、必ず人の表情や仕草に表われるもので、どんなに隠そうとしても無理なんです。ですから、この番組は妻には絶対に見て欲しくないですね」
と、ジョークを交えて語り、また、高嶋さんも、
「人が誰かと話をする時、その人が相手に好意を持っているか否かは、上半身よりも下半身の向きで判るのだそうです。足のつま先が相手の方を向いていれば、相手に好感を持っている証拠ですが、顔は親しげでもつま先が別の方向を向いている場合は、相手の気持ちはその人には向いていないと言うことを意味するのだそうですよ」
と、説明していました。
このことは、わたしも以前ブログに書いたことがありましたが、人間の心理というものは、実にユニークな方法で観察できるものですね。
それにしても、眉の動かし方、口角の上がり方などで、相手の本音が見えてしまうというのも、確かに面白いことです。
ところで、女性がよくやる愛想笑いも、すぐに見破れるので用心が必要だそうですよ。
笑いというものは、口と目には必ず時間差が生ずるのだとか・・・。本当の笑みは口が笑ってからやや遅れて目が笑うのですが、嘘の笑みは、口と目が同時に動くのだといいます。
また、よく嘘か本当かは、目線で判るといいますが、わたしは、この方法はあまり信用できないと思うのです。それよりも、相手の手の動きに注目した方が判りやすいような気がします。
嘘をつく時、人は口に手をやりたがるのですが、それをやると如何にも嘘がバレバレのような気がするもので、そこで、無意識のうちに鼻を掻いたり、口の周りを掻いたり、眼鏡をやたらに触ったり、タバコを頻繁に吸ったり、罪の意識から喉が渇くのでコーヒーを何度も飲んだり、相手の顔を見ないように手で自分の目を隠したり、指をもてあそんだりする方が普通なのだそうです。
また、不自然なほど大げさな表情や、逆に能面のような無表情になったり、まばたきが多い時にも要注意だとか・・・。
早口、大声、同じ話の繰り返し、その逆のだんまりなども、嘘をついている、または何かを隠している可能性が大だそうですので、もしも、普段からそういう話し方の癖を持っている人は、あらぬ疑いをかけられないように気を付けて下さいね。

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採 血・・・・・897
2011年01月19日
~ 今 日 の 雑 感 ~
採 血
皆さん、病院で採血する時、一発ですんなりと針が血管へ入る方ですか?
わたしの場合は、ほとんど毎回と言っていいほど、刺し直すか、最悪の時は腕に針を刺したままで血管を探されてしまいます。
要するに、血管がうまく出ないようで・・・。
つまり、腕が太いのだと思うのです。いや、脂肪が厚いのか・・・。
いやいや、身体に溜まり込んだ水分で浮腫んでいるのでしょうね。
採血シリンジの針が刺さったままで、中の血管を探られるのですから、痛みよりも不安感が先立ちます。
でも、まあ、最後はちゃんと採血してもらえるのですが・・・。
ところで、最近の採血用の針って、かなり細くなっていて、少しも痛みが判らないほどの物もあるんだそうですね。
従姉が言っていました。(ホントかウソか知りませんが・・・)
「わたしが血をとってもらった時、看護師さんが使った針は、すご~~~く細くて、ほとんど痛みもなかったんだ」
でも、わたしは、未だかつて、そういう針で採血してもらったことはありません。
いつも、針の穴が見えるくらいの太いもので血をとられます。
そのことを従姉に話すと、
「運が悪いんだね~~」ですと----。
なんか、ムカつきます!(ーー;)
まあ、どっちにしても、わたしの両腕は、採血したり、点滴の薬を入れたりで、常に穴ぼこだらけですから、年に一度や二度の採血をしているだけの人とは環境も違うので、仕方がないのですが・・・。
できれば、一発で、血管に刺してもらいたいものです。
看護師さん、よろしくお願いします。

人は見た目じゃ判らない・・・・・896
2011年01月19日
~ 今 日 の 雑 感 ~
人は見た目じゃ判らない
学生たちを二つのグループに分け、初対面の一人の男性をそれぞれのグループに、肩書きを変えて紹介した。
Aグループには、「この男性は、大学教授です」と紹介し、もう一方のBグループには、「この男性は、きみたちと同じ学生だ」と、紹介した。

つまり、人は、初対面の相手の人となりを評価する場合、職業、肩書き、年齢、服装、身だしなみ、話し方、表情、雰囲気などで判断しがちだが、その判断は、かなりいい加減なものであるということも言えるのである。
真面目で几帳面な人がいたとする。
ある人には、「誠実そうで、信頼できそう」と、好印象に思えても、ある人には、「神経質で、融通がきかなそう」と、あまり良い印象ではなかったということにもなるのだ。
また、「華やかな人」が、別の人には、「派手好みの目立ちたがり屋」としか映らない場合もある。
つまり、人は、初対面の人を評価する時、自分の好みや過去の経験などを元に決め付けるため、先入観や固定観念を判断基準にしていることが判るのである。
「一流会社勤務」と聞けば、それだけで「頭がよくて人格も優れている」と、思い込んでしまうように、そういう先入観を強く持っていることを、「暗黙裡のパーソナル理論」と、呼ぶのだそうである。
よって、人の性格は、判断される側ではなく、判断する側の性格感によって決められてしまうもので、実際は、どれほど明るい性格の人物でも、その人物を見た人の性格が暗ければ、「あの人は、無理やり明るくふるまっているに違いない。きっと、本当の性格はかなり根暗なのだ」と、評価されてしまうのである。
このように、相手の人となりを間違って判断してしまう性格感には、次のような物があるという。
寛大化傾向----相手の容姿が自分好みなので、実際以上に好評価をしてしまう。
対比誤差-------相手が、自分と性格や好みが似ているということで、逆に厳しい評価をする。
ハロー効果-----相手の一部が好ましいと、すべてが好ましく見えてしまう。
論理的誤差----「一流企業に勤めている人は、立派な人物だ」という先入観で相手を評価する。
傾性帰属傾向---相手の何気ないふるまいを、生まれつきや性格に原因があると思う。
初対面の人を評価する時、誤った見方をしないためには、自分の中の人間感に関するカテゴリーを出来るだけたくさん持つことであると心理学者は説明する。
出来るだけ多くの人と接することで、人間に対するイメージを固定化させないように訓練するのがよいのだという。
しかし、これは、簡単なことではない。人が一生のうちに会うことのできる人間の数などたかが知れているからだ。
特に、外でバリバリ働く男性に比べて、家事育児に専念する女性は、出会いの人数にも限界がある。
そういう意味では、男性よりも女性の方が先入観で人を見ることが多いのかもしれない。
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