灼熱のロレンス
2009年06月06日
「詩」
灼熱の ロレンス
シャリフの白き衣は
吹き荒れる砂塵とたわむれ
月光にぬれる 銀の髪には
背徳の女神すらも ひれ伏す
風紋が語るは
幾千年の 血の礎(いしずえ)
おお 灼熱の ロレンスよ
きみの野望と 肉体の風化は
かくも この場所にふさわしいというのか

Posted by ちよみ at 16:14│Comments(0)
│詩
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