無人宇宙船の未来・・・・・201
2009年10月12日
~ 今 日 の 雑 感 ~
★無人宇宙船の未来☽
世界初の日本製無人宇宙輸送船「HTV」ロケットが、宇宙ステーションへのドッキングに成功した。
アメリカのスペースシャトルが現役を引退するため、これから宇宙ステーションへ受験用機材や、食糧、宇宙飛行士たちの衣類などを運ぶ任務は、この日本の「HTV」が、すべて引き受けることとなる。
今回、「HTV」の打ち上げ及び、宇宙ステーションへのドッキングに成功したことは、世界初の快挙であり、日本の宇宙開発技術水準の高さを世界に発表したことになる。
しかも、このドッキング技術が如何にすごいものかということは、宇宙飛行士の若田晃一さんが説明していたが、「宇宙ステーションも、『HTV』も、ともに地球の周りを二万キロ以上の高速で飛んでいる訳で、その超高速の飛行物体を、宇宙ステーション 滞在の宇宙飛行士が、ロボットアームで捕まえ、ドッキングさせたのですから、たとえれば、並行して走る新幹線のそれぞれの窓から手をのばして、握手をするようなものです」と、いうことであった。
今回の「HTV」は、仕事を終えた後は、そのまま大気圏内へ落下し、燃え尽きるということであるが、この宇宙船の船体を大気圏の1600度という高熱に耐えうるように設計することにより、今度は、宇宙ステーションからの物資を地球へ送ることも可能になるため、日本の技術者たちは、現在、その耐久性の高度化を研究しているという。
また、この「HTV」の船内には、与圧室と呼ばれる一気圧に保たれている貨物室があるので、ここには、植物や動物を入れて運ぶことも出来る訳で、将来は、三人程度の人間を入れ、宇宙ステーションまで輸送することも可能になるはずだという。
しかし、日本政府は、現在のところ、有人宇宙船を造ることを容認していない。
それでも、2015年までこの「HTV」が宇宙ステーションへの輸送を行い、2020年に宇宙ステーション計画が終了した後は、おそらく、この「HTV」が、有人宇宙船として、宇宙旅行の主力船となることは確実視されている。
小さなペンシルロケットを飛ばすことから始まった日本の宇宙技術開発は、数々の試行錯誤と何百回ものシミュレーションを重ね、亀の歩みのように地道にノウハウを蓄積してきた結果、華々しいアメリカや、ロシア、中国などの宇宙開発技術を凌駕し、最も安全で、かつ、効率のよい輸送手段を確立したといっても過言ではないだろう。
あとは、これまで培った基礎研究成果を応用し、発展させて行くことで、大いなる宇宙開発への第二章の幕が開く。
そして、その幕を開けるのは、我が日本国の役目となるであろうとの、宇宙船開発担当者たちの言葉であった。
やっぱり、日本って、少ないお金でコツコツと地道に何かを作り上げることに長けている国なのだ。セコイが、やる時はやる。ちょっぴり、鼻が高い気分である。
<今日のおまけ>
前長崎市長射殺事件の容疑者が、一審の死刑判決が覆り、二審では、無期懲役となった。
判決理由は、前市長を殺害した動機が、「単に個人的な恨みであり、公に対する挑戦的犯行という意味があった訳ではない」と、いうものであった。殺害時期も、偶然市長選挙期間にぶつかっただけであり、その時期を狙ったものとは言い難いと、の理由で、また、殺害人数も一名ということであるから無期が妥当だということらしい。
しかし、到底遺族側には納得のいくものではないと思われる。
最近、思うのだが、裁判員裁判が行なわれるようになり、これに該当しない裁判の判決が軒並み刑が軽くなっているように思える。長野県出身の女性が、殺され、バラバラにさて下水へ流されてしまった事件も、被告に下った判決は無期であり、人一人切り刻まれて消滅させられても、犯人は死刑にならないというのが、実に不思議である。
「殺された人の命も大事だが、犯人の命も大事だ」などと、死刑廃止論者は言っているが、本当にそうなのだろうか?だったら、犯人も生かす代わりに、死んだ被害者も、ぜひ生き返らせてほしいものである。
前長崎市長射殺事件の容疑者が、一審の死刑判決が覆り、二審では、無期懲役となった。
判決理由は、前市長を殺害した動機が、「単に個人的な恨みであり、公に対する挑戦的犯行という意味があった訳ではない」と、いうものであった。殺害時期も、偶然市長選挙期間にぶつかっただけであり、その時期を狙ったものとは言い難いと、の理由で、また、殺害人数も一名ということであるから無期が妥当だということらしい。
しかし、到底遺族側には納得のいくものではないと思われる。
最近、思うのだが、裁判員裁判が行なわれるようになり、これに該当しない裁判の判決が軒並み刑が軽くなっているように思える。長野県出身の女性が、殺され、バラバラにさて下水へ流されてしまった事件も、被告に下った判決は無期であり、人一人切り刻まれて消滅させられても、犯人は死刑にならないというのが、実に不思議である。
「殺された人の命も大事だが、犯人の命も大事だ」などと、死刑廃止論者は言っているが、本当にそうなのだろうか?だったら、犯人も生かす代わりに、死んだ被害者も、ぜひ生き返らせてほしいものである。
タグ :HTVロケット
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Posted by ちよみ at 15:46│Comments(0)
│ちょっと、一服・・・・・ Ⅹ
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