早朝は、老人パラダイス・・・・・269
2009年12月03日
~ 今 日 の 雑 感 ~


後期高齢者の父は、持病の高血圧があるため、一月に一度は必ず近くのクリニックへ診察をしてもらいに行く。
それも、朝の七時前に一口朝食を食べてから、スクーターを飛ばして出かけるのだ。まだ、診察開始の時間には早いのだが、その時間に行かないと、順番の予約が出来ない訳で、順番が書かれた札をもらうと、また家まで戻り、今度はしっかりと朝食を食べてから、再びクリニックまでゆっくり出かけるのだ。
他の患者さんたちも、皆、同じようなことをしているのだという。
しかし、最近、その最初に出かける時間が、さらに早まった。いくらなんでも、そんなに早くクリニックのドアが開いている訳はないと思うのだが、父が言うには、
「これでも、もう、遅いくらいなんだ。今日なんか行ってみたら、あの時間で、おれの順番は、既に11番目だったんだぞ」
続けて、
「そのあとで、診察開始時刻に行った時は、もう待合室は、年寄りであふれかえっていたんだからな。順番札をもらってきていたから午前中の診察で済んだが、一歩遅ければ、間違いなく午後に回されていた」
これには、わたしも母も仰天だった。父が午前七時にクリニックへ行った時は、もう早くも、その前に10人が順番取りに訪れていたことになるのだ。いったい、クリニックは、何時に開院しているのだろうか?
そして、それほど朝早いうちから開院しなければ、患者をすべて診ることが出来ないのだとしたら、医師は、いったい、一日に何人の患者を診察する計算になるのだろうか?
そんなことを考えると、正直、恐ろしくなった。しかも、そこのクリニックの先生には持病もあると聞く。時々、体調を崩して、先生本人が入院したりもするそうなのだ。


この間、民主党の議員で、元内科医だった男性が話していたが、以前、自分が大学病院へ勤めていた時、一人で一日70人以上の患者を担当させられて、ついに自分が倒れてしまったのだという。その時、「おれはこのまま、医者を続けていたら間違いなく死ぬな」と、直感し、国会議員への転職に踏み切ったのだということであった。
ここのクリニックの先生も、下手をしたら、そんなことにもなりかねないのではないかと、わたしは、思った。開業医は、勤務医よりも楽だという世間の通り一遍の認識があるのも事実だが、そんな甘いものではないと、その患者数からも察することが出来る。
毎日、ひっきりなしにやって来る大勢の高齢患者。そして、今年は、そこに新型インフルエンザの猛威である。
今年の冬は、各地で医師が過重労働による疲労のために、医院を閉じなければならない事態が起きるのではないかとも懸念されるのである。
高齢者の人たちが朝早く起きて、病院や医院へ行くことは仕方がないにしても、午前七時前というのはあまりに常識的でないようにも思う。
それにしても、どうして世の中にはこんなにも患者があふれてしまったのだろうか?もっと、根本的なことから日本人の生活を見直さなければ、今後、日本の医療システムは確実に崩壊していくような予感を持つのは、わたしだけであろうか?
<今日のおまけ>
昨夜は凹んだ。大好きなテレビドラマの「相棒」を、ビデオ録画しておこうとセットしたのはよかったのだが、何故か、ビデオデッキが不具合を起こし、まったく録画出来ていなかったのだ。
最近は、時々、このデッキがへそを曲げる。この間も、「24」を録画したつもりが、画面は真っ青。
わたしも、真っ蒼!
でも、先週見た回では、あのジャック・バウアーの盟友だったトニー・アルメイダがまた復活していてびっくりしたが、(なんで生き返ったんだろう?このシリーズでは、時々こういう不可思議な設定がある)もっと驚いたのは、あまりに雰囲気が変わっていたことだ。
以前は、どちらかというと優男(やさおとこ)タイプだったのに、この回では、もの凄いマッチョに変身していて、顔つきまで違って見える。まるで、どちらが主役か判らないくらいだ。
キーファー・サザーランドも、少し鍛えた方がいいのかな?
ところで、久しぶりにピアノを弾いた。クリスマスソング・メドレー。この時季になると、どうしても弾きたくなる。そして、思い出す。病院で看護師さんたちが電子ピアノやギターで奏でたクリスマスソング。
「涙が出るね・・・・」
そう言って、感激していた女性患者さんは、今は、もういない・・・・。だから、彼女のためにピアノで弾こうと思う。あの時と同じ、クリスマスソングを・・・・。★
昨夜は凹んだ。大好きなテレビドラマの「相棒」を、ビデオ録画しておこうとセットしたのはよかったのだが、何故か、ビデオデッキが不具合を起こし、まったく録画出来ていなかったのだ。
最近は、時々、このデッキがへそを曲げる。この間も、「24」を録画したつもりが、画面は真っ青。
わたしも、真っ蒼!

でも、先週見た回では、あのジャック・バウアーの盟友だったトニー・アルメイダがまた復活していてびっくりしたが、(なんで生き返ったんだろう?このシリーズでは、時々こういう不可思議な設定がある)もっと驚いたのは、あまりに雰囲気が変わっていたことだ。
以前は、どちらかというと優男(やさおとこ)タイプだったのに、この回では、もの凄いマッチョに変身していて、顔つきまで違って見える。まるで、どちらが主役か判らないくらいだ。
キーファー・サザーランドも、少し鍛えた方がいいのかな?

ところで、久しぶりにピアノを弾いた。クリスマスソング・メドレー。この時季になると、どうしても弾きたくなる。そして、思い出す。病院で看護師さんたちが電子ピアノやギターで奏でたクリスマスソング。
「涙が出るね・・・・」
そう言って、感激していた女性患者さんは、今は、もういない・・・・。だから、彼女のためにピアノで弾こうと思う。あの時と同じ、クリスマスソングを・・・・。★
本当に伝えたいこと・・・・・289
やる気がないなら黙ってろ!・・・・・288
裁判員は、どうやって選ぶの?・・・・・286
雪 女・・・・・285
売られる日の丸・・・・・284
寂しい子供たち・・・・・283
やる気がないなら黙ってろ!・・・・・288
裁判員は、どうやって選ぶの?・・・・・286
雪 女・・・・・285
売られる日の丸・・・・・284
寂しい子供たち・・・・・283
Posted by ちよみ at 15:45│Comments(0)
│ちょっと、一服・・・・・ 14
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