年末は自殺者が増える・・・・・274
2009年12月06日
~ 今 日 の 雑 感 ~
年末は自殺者が増える
1998年以降、日本の自殺者数は、年間三万人を超えています。
この自殺者が最も増えるのが、これからの季節、年末だといわれているのです。会社の経営が立ち行かなくなるとか、借金が払えないとか、病気を苦にしてとか、理由は人それぞれですが、日本人特有の終末意識が影響しているのではないかとも考えられます。
しかし、医師も看護師も入院患者の対応で忙しく、患者からの電話に長時間対応している訳にはいきません。また、対応できたとしても、相談内容を聞くだけで、それ以上のことは何も出来ないのが現状なのだそうです。
電話口で、「死にたい」と、訴える人たちに、何もしてやれないことの歯がゆさ。それが辛いと、電話の応対に出た看護師は話します。しかも、特に人間が精神的に追い詰められて、気分が落ち込むのは、深夜の時間帯なのだそうで、高齢者の中には、何の病気もないのに、その時間になると、ただ寂しいという理由だけで、救急車を呼び、病院へ来てしまう人も少なくないというのです。
別に、何の症状も認められないため、帰宅を促しても、「寂しいから、ここにおいてくれ」と、懇願して、救急用のベッドを占領してしまう高齢者もいるのだとか。
そこで、政府は、今回、福島瑞穂消費者・少子化担当大臣を軸に、年末の自殺防止のためのプロジェクトチーム「自殺対策緊急戦略チーム」を、発足させたそうです。このような、国を挙げての自殺予防対策に最も取り組んでいると思われるのが、イギリスです。
イギリスには、「アウトリーチ」と称する、危険度回避対策チームというものがあり、精神科に通う患者の家を定期的に訪問するというシステムを導入しているとのこと。
こうした自殺を予防するには、最も大切な時期というものがあり、それが、患者が病院を初めて訪れた初期の頃と、しばらく通院したのちに、ある程度治療効果が出始めた頃なのだそうです。実は、この頃が、最も患者の自殺率が高く、初期の頃は、患者の中に、まだ自分がうつ病やら統合失調症等の精神病だという実感がないため、通院をやめてしまい、そのために気分が落ち込んで突発的に死に走るというケースと、次は、ある程度通院したのち、体調もいいので薬の服用をやめてしまい、自殺願望が出てきてしまうというケースが多いのだそうです。
ある精神科の医師は、「それこそ、24時間、365日、患者さんたちの悩み相談に対処可能な施設などのシステムの構築を急ぐ必要がある」と、訴えていました。
もしかしたら、そんな悩みのはけ口に、ブログを活用するのも一つの手かもしれません。皆さんも、もしも、深夜、気分的に落ち込んだら、そんな自分の悩みをブログ記事に綴ってみませんか?ほんの少しでも、気持ちが休まるかもしれませんよ。

<今日のおまけ>
上記に関連して、今年の一月から八月までの全国の自殺者の数は、2万2千人。長野県内では、昨年の同じ期間に比べ、32人少なかったが、それでも、379人に上っている。
毎月の自殺者数は、今年の1月以降すべての月で前年を上回っていて、昨秋以降の景気悪化が背景にあるものとみられている。
ところで、この不景気を一掃するには何が必要なのかということだが、やはり、最も手っとり早いやり方は、国民が全員で値段の高い物を買うことなのだそうである。
人の心理として、後からお金は入って来るものだと思えば、財布のひもをゆるめるもので、「老後は、自由気ままに何の心配もなく暮らせますよ」と、国が確約してくれれば、金を抱いているお年寄りも、それを放出する気分にもなるというものだという。
財産は、墓場まで持っていくことは出来ない。そんなことは承知しているが、だからといって、今使う気にもなれない。「だって、いつまで生きるか判らないから」-----これが、お年寄りの本音だろう。
そこで、一案として、再来年から贅沢品の消費税を上げると政府が打ち出せば、だったら、今のうちに買ってしまおうという人が大勢出てくるかもしれない。嘘も方便。景気対策のために、そんな秘策を練ってみるのもありなのかなァ・・・・。
上記に関連して、今年の一月から八月までの全国の自殺者の数は、2万2千人。長野県内では、昨年の同じ期間に比べ、32人少なかったが、それでも、379人に上っている。
毎月の自殺者数は、今年の1月以降すべての月で前年を上回っていて、昨秋以降の景気悪化が背景にあるものとみられている。
ところで、この不景気を一掃するには何が必要なのかということだが、やはり、最も手っとり早いやり方は、国民が全員で値段の高い物を買うことなのだそうである。
人の心理として、後からお金は入って来るものだと思えば、財布のひもをゆるめるもので、「老後は、自由気ままに何の心配もなく暮らせますよ」と、国が確約してくれれば、金を抱いているお年寄りも、それを放出する気分にもなるというものだという。
財産は、墓場まで持っていくことは出来ない。そんなことは承知しているが、だからといって、今使う気にもなれない。「だって、いつまで生きるか判らないから」-----これが、お年寄りの本音だろう。
そこで、一案として、再来年から贅沢品の消費税を上げると政府が打ち出せば、だったら、今のうちに買ってしまおうという人が大勢出てくるかもしれない。嘘も方便。景気対策のために、そんな秘策を練ってみるのもありなのかなァ・・・・。

本当に伝えたいこと・・・・・289
やる気がないなら黙ってろ!・・・・・288
裁判員は、どうやって選ぶの?・・・・・286
雪 女・・・・・285
売られる日の丸・・・・・284
寂しい子供たち・・・・・283
やる気がないなら黙ってろ!・・・・・288
裁判員は、どうやって選ぶの?・・・・・286
雪 女・・・・・285
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Posted by ちよみ at 18:05│Comments(0)
│ちょっと、一服・・・・・ 14
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