ふざけるな、官僚!・・・・・279
2009年12月09日
~ 今 日 の 雑 感 ~
ふざけるな、官僚!
昨日12月8日は、ジョン・レノンの命日だったそうですね。
でも、わたしにとっての12月8日は、やはり太平洋戦争開戦の日のイメージの方が断然強烈ですね。真珠湾奇襲攻撃----実は、奇襲でも何でもなかったんですけれどね。(爆)でも、やっぱり、「ニイタカヤマ ノボレ」「トラ トラ トラ」ですよね。

「皆さんは、勘違いをしているのです。キャリア官僚に天下りをするなということの方が、間違っているのです。キャリアとは、職業ではありません。これは、資格なのです。弁護士資格とか、医師の資格とかと同じものなのです。ですから、官僚は、霞が関から離れても一生官僚なのですから、天下りは、彼らの権利でもあるのです」
これは、麻生前総理の予算委員会答弁での言葉である。
これを聞いた時、わたしは、驚くと同時に、感心もした。このようなめちゃくちゃな認識を、平然と口にする麻生前総理にも驚いたが、これが、自民党議員たちの中にある常識的な意識だったのだ思うと、開いた口がふさがらなかった。
キャリア官僚という職業が、資格だなどと思っている国民が、果たしているのだろうか?キャリア官僚が天下りするのは当然の権利で、その天下り先を作ることも、政府の仕事だというのである。
これは、霞が関のキャリア官僚たちの言い分であるが、
「みんな、好きで天下りをしている訳ではない。定年まで働ければいいが、次官の同期が役所内にごろごろいて、うまく機能するはずがない。だから、事務次官レースに敗れた者は、肩たたきにあって霞が関を去るのだ」
と、いうことなのである。しかしながら、こんな身勝手な理屈を今まで許していた方がどうかしている。民間会社で、こんな理屈が通るところがある訳がない。
次官レースから落ちた者は、窓際族として、定年まで働けばいいのである。そんなことをすれば、彼らの給料だけで膨大な額を支払わなければならなくなると、いう説もあるが、だったら、給料を減らせばいいのだ。負け犬に支払う給料を、これまで同様に国庫が負担する必要はない。それが嫌なら、役所を辞めればいいだけの話である。
ダツカン(脱官僚)をして、商売をするなり、別の民間会社にペーペーの新入社員として勤めるなり、進路はいくらもあるではないか。
キャリア官僚が「資格」だなんて、呆れた冗談というものである。
それに、最後まで勝ち残った次官だって、辞めた後は天下りをする。「事務次官までのぼりつめると、生涯のポストや収入が保証される。審議官クラスで終わる人とは、とんでもない格差が出来るのだ」と、いうことであるらしい。そして、役人は、そういう「格差社会」をいつも気にかけているものらしい。
そして、ある財務省のOBは、「そういう第二の人生を含めた土台があればこそ、国民のために尽くすという意識もあるので、その土台がなくなったら、公務員の意識に大きな影響が出ることは目に見えている」と、語る。
つまり、「役人というものは、自分の地位や金が確約されているから、国民のために働く意欲も湧くので、それがないのであれば、どうして、われわれエリートが、(無知蒙昧な人たちのために)わざわざきつい仕事などするものか」と、いうことなのである。
われわれ国民は、そんな人を馬鹿にした連中の給料のために、必死でなけなしの税金を支払ってきていたのかと思うと、情けなさすぎて、逆に笑えてきてしまう。
しかし、ここへきて、民主党中心の新政権は、天下り禁止を打ち出した。天下りしたい奴はすればいいが、その天下り先へは、これまでの自民党政権の時のような国からの交付金は、いっさい支払うつもりはない。給料が欲しければ、自分たちで稼げと、いう訳である。
この間の事業仕訳けの際にも、とんでもない天下り団体の正体が明るみに出ていた。詳しいことは判らないが、どうやら、女性の元キャリア官僚ばかりが天下る場所があるらしいのだ。国から各団体へ支払われるお金が、何故か必ずある団体を経由して支払われているらしいということで、不可解に思った仕訳け人の一人が、その団体を調査したところ、そこの代表らしき女性元官僚が答えることには、
「わたしたちのような女性官僚が天下る先は、ほとんどない。だから、(そういう女性官僚の天下り救済の場として)ここはどうしても必要なのだ」と、臆面もなく話したのである。
これには、その仕訳け人も、開いた口がふさがらなかったようである。
もちろん、その団体に支払われる交付金や補助金は、見直しとなったらしい。
そうなれば、彼女たちの行く場所はなくなってしまう訳だが、パートをクビになった主婦のことを思えば、何のことはない。これまで考えられないような贅沢な暮しを楽しんできた女性たちである。明日からは、スーパーマーケットのレジ係をすればよいだけのことなのだ。
それよりも、女性の働く職場を作ることが、本来の彼女たちの仕事ではなかったのか?そういう仕事を怠慢していて、自分たちだけは、役所を退職後も、ちゃっかりと再就職口を得ようなどと虫がよすぎる話である。
国民をバカにし続けたつけは、大きい物と自覚して頂きたいものである。

<今日のおまけ>
東京都武蔵村山市で、道路に張られたロープにミニバイクの女性(23)が引っかかって転倒し、頭の骨を折る大けがを負った事件で、警視庁は、12月5日、殺人未遂の疑いでアメリカ軍横田基地所属のアメリカ兵の子供4人を逮捕した。
この事件には、ニュースを聞いた時から、怒りを覚えていた。
犯人の少年少女たち(15歳~18歳)は、「ロープは4人で相談して同意の上で張った。殺人未遂に問われるとは思っていなかった」と、話しているそうだが、そういうことをすれば、どういう事故に発展するか、15や18にもなって判らなかった訳はないのである。
明らかに、人にけがをさせて面白がろうという魂胆だったに違いない。いや、下手をすれば、そういうシーンをビデオカメラにおさめて、面白映像などに投稿するつもりだったとも考えられる。
アメリカ側は、最初、彼らが基地内にいることを盾に、引き渡しに応じなかったが、警視庁の再度の逮捕状取得で、彼らを基地の外へ出した。
今後、軍人以外の家族である彼らは、日本の刑事裁判にかけられることとなる。
それにしても、このバカ息子たちをかばおうと、父親の兵士自身が、事故の際に救急車を呼ぼうとした通行人たちを制止しに掛っていたとの話もあるそうで、それが事実ならば、この父親も無傷ではいられないだろうと、思われる。
東京都武蔵村山市で、道路に張られたロープにミニバイクの女性(23)が引っかかって転倒し、頭の骨を折る大けがを負った事件で、警視庁は、12月5日、殺人未遂の疑いでアメリカ軍横田基地所属のアメリカ兵の子供4人を逮捕した。
この事件には、ニュースを聞いた時から、怒りを覚えていた。
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今後、軍人以外の家族である彼らは、日本の刑事裁判にかけられることとなる。
それにしても、このバカ息子たちをかばおうと、父親の兵士自身が、事故の際に救急車を呼ぼうとした通行人たちを制止しに掛っていたとの話もあるそうで、それが事実ならば、この父親も無傷ではいられないだろうと、思われる。

タグ :ロープ張り事件
本当に伝えたいこと・・・・・289
やる気がないなら黙ってろ!・・・・・288
裁判員は、どうやって選ぶの?・・・・・286
雪 女・・・・・285
売られる日の丸・・・・・284
寂しい子供たち・・・・・283
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Posted by ちよみ at 21:33│Comments(0)
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