それって、自惚れ?・・・・・296
2009年12月23日
~ 今 日 の 雑 感 ~
それって、自惚れ?
ブログを読ませて頂いていると、時々、首を傾げたくなるような記事を書かれているブロガーがおられる。

そういうブログには、大体において、絵画やら写真やらの作品が掲載されており、その作品は、なかなか玄人はだしのそつのない佳作と評価されてもいいほどの出来栄えなのだ。
しかしながら、そういう作品を掲載しているブロガーが、そこに書き込んでいる文章は、
「この作品、自分で言うのもなんだけど、正直あまり好きじゃない。こういうのって、頭が痛くなる」
「また、こんな写真撮ってしまった。これじゃァ、いけないんだよね」
「こんな物作るのはあまり好きじゃないんだけれど、出来ちゃった」
こういうものが大半で、それじゃァ、どうしてブログに載せたんだ?と、言いたくなるような説明なのである。
でも、そう言いながら、何度も何度も作品をアップしてくる。結局、何のかんの言っても、自分の作品を自分でけなしながらも、実際本音のところでは、「わたしって、こんなに上手な写真を撮れるんだ」「わたしの描く絵って、素敵でしょう」と、自慢したいんだろうとしか思えない。
では、これを見せられた読者は、なんと反応したらよいのだろうか?
読み逃げするのは簡単だが、いつもコメントのやり取りをしている場合などは、実に厄介なことになる。
「そんなことないよ。とても素晴らしい作品だ。きみは天才だな」
なんて、褒め言葉を書けば無難なのだろうが、作品を作っている本人が、「うまく出来なかった」と、公言しているのだから、それに反論するのも申し訳ないというのが、常識なのではないだろうか?
わたしなら、そういう作者には、間違いなく、こうコメントを書き込むだろう。
「そうだね。きみが言うように、もう一つ工夫が足りないね。自分が納得できない作品は、あまり人目にさらさない方がいいと思うよ」
つまり、作者は、こういうコメントを待っているんだろう?そうでなくては、話が合わない。
「謙遜も、度を超すと嫌味になる」-----の典型だと思うのである。
せっかくブログに掲載するのである。もっと、堂々とアップしたらどうなのだろうか?
どれほど自分の作品をけなしても、ブログに載せている以上、それは、自慢の作品に違いないのだ。だったら、もっと素直に、「こんな写真撮りました。みなさんご覧ください」とか、「一生懸命作りました。渾身の作品です」とか、正直な気持ちを書けばいいのである。
そのほうが、よほど清々しい。
あまり、自己卑下が過ぎると、逆にこれ見よがしの自惚れに聞こえるものである。
だから、わたしは、そういうブロガーの記事を読むと、必ず心の中で鋭く突っ込みを入れている。
「だったら、そんな作品、載せるなよ!」と-----。
<今日のおまけ>
今年のNPBの日本シリーズは、巨人対日ハムでしたが、この両球団、何とも好対照なチームでしたよね。
規律と精神力を重んじ、「日本力(にっぽんぢから)」でWBCを制覇した原監督の指揮の元、勝ち上がって来た巨人と、リベラルを絵にかいたような伸びやかな機動力で、さわやかにクライマックスシリーズを駆け上がって来た日ハム。
そして、そのどちらのチームにも、古武士と呼べるベテラン選手がいて、扇の要をなしている。
巨人の小笠原(36)と、日ハムの稲葉(37)だ。
彼らは共に、原監督の采配でWBCの連覇に貢献した立役者たちである。しかし、何故か、この二人には、かつての時代の選手たちのような泥臭さがみじんも感じられない。
昔ならば、「いぶし銀」などと称される年齢の彼らだが、そんな言葉は、まったく当てはまらないほどのオーラがある。彼らの野球への姿勢を見ていると、「野球は、30代からだ」という言葉が、納得できるのである。
これからの球界には、彼らのような恰好よくてスマートなベテランが大勢必要なのではないかと、考えるこの頃である。
今年のNPBの日本シリーズは、巨人対日ハムでしたが、この両球団、何とも好対照なチームでしたよね。
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タグ :小笠原と稲葉
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Posted by ちよみ at 15:56│Comments(0)
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