メールの落とし穴・・・・・713

~ 今 日 の 雑 感 ~


  
メールの落とし穴


メールの落とし穴・・・・・713




    「出会い系サイト」などのメールのやり取りがもとで、犯罪に巻き込まれた人が多いという話を聞きます。

    それも、被害者になるのは、大半が女性だとのこと。

    このブログでも時々触れていますが、女性は「言葉」を重要視するという性質を持っているために、メールの文面をそのまま信用してしまうきらいがあるのです。

    しかし、メールのように顔が見える訳でもなく、言葉の抑揚が聞こえる訳ではない場合、相手の書いていることが正真正銘真実か否かなど判る訳がありません。

    つまり、感情の起伏をつかむヒントがまったくメールからは読みとれないのです。

    どれほど絵文字を多用しても、それが事実とも限りません。

    文字のやり取りだけで、「きっと、この男性はわたしのことが好きなんだろうな」と思い、いざ、実際に会ってみたら、実は相手の男性は彼女を面倒くさい女だと嫌悪していたなどということだってあるのです。

    男性としては、メールが来るので仕方なく返事を送っていただけだということなど、良くある話で、突然彼女が訪ねて来たことにパニクって、暴力をふるってしまったという事件もあるのです。

    だったら、「もうメールしないでくれ」と、女性へはっきりと伝えればいいと思うのですが、男性はこれが出来ません。

    女性から恨まれたくないという身勝手な理由も手伝って、つい返信してしまっていたという男性も多いのです。

    特に女性は、「よく判らないことは、自分に有利な方向へと解釈する」という癖があります。

    これを『妄想性認知』と呼ぶのだそうですが、これが高じるとストーカーまがいの行動にさえ走ることもあるのです。

    そこで、ついに思い余った男性が女性を殺害----などということにもなり兼ねません。

    もしも、男性からのメールがこれまでよりも文章が明らかに短くなったとか、文面が単調な言葉でつづられ始めたとか、返事が来るまでの間が心なしか長くなったように感じた時は、あえて、女性側からメールをするのを少し控えてみると良いでしょう。

    そのまま、男性からのメールがまったくなくなれば、それは間違いなく女性とのやり取りに飽きが来た証拠です。

    しばらく、日にちを置いて「ごめん。忙しくてメール出来なかった」という言い訳めいたメールが来ても、それは、単に気まぐれで送って来ただけのもので、本心からではありません。

    メール一通、本当に気になる相手であれば、どれほど忙しくても仕事の片手間にでさえ送れないものではないからです。

    こういう相手には、本気で好意を持つのではなく、ある程度の距離感を保ちながらメールのやり取りをすることが大切なのです。

    

<今日のおまけ>

    彼が自身のプライベートの話題をあえてはぐらかすようになったら、それは、あなたに興味がなくなった証拠だそうです。

    自分とはまったく関係のない話題を持ち出すことで、あなたとの間の親密感を薄めようとしているのです。

    特に、映画の話や話題のベストセラー本の話などを殊更熱心にし始めたら、要注意。

    あなたとの間の会話など、「もうどうでもいいや」と、思い始めているのです。

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