日々のたわごと 14
2013年01月11日
日々のたわごと 14

あまりの寒さに、ついに我慢も限界。背中に使い捨てカイロを貼り付けてしまった。
しっかり、おばさんモードに突入だ。

そういえば、知恵袋に思わず噴飯ものの投稿があり、その回答がまた絶品だった。
会社員の女性からの投稿で、会社の同僚の女性がとにかく変わっていて、
「身内に不幸があったので年賀状が出せなかった。だから、これプレゼント。本当に可愛い子供たちでしょう。みんなにも見せてあげて」
と、言って、その女性の子供たちが晴れ着を着て撮影した写真を、フォトスタンドに入れて投稿者のオフィスの机の上へ飾ったのだという。
「正直、他人の子供の写真を見せられても、『可愛いですね』と、言うのまでがせいぜいで、それを机の上に飾り続けなければならない義理はない。迷惑もいいところで、彼女の非常識ぶりにも呆れている。
だからと言って、捨ててしまうのも悪いような気がして、どうしたらいいか悩んでいる」
と、いうのである。それにしても、自分の子供は可愛いと思う親心を否定する気はないが、ここまでするのは確かに異常だ。
回答者の答えには、「他人の子供なんか全然、まったく、可愛いと思わない。世間はお世辞で褒めているだけ。わたしなら、即、破いて棄ててやる」という意見や、「年賀状代わりの写真なんだから、正月が過ぎたら机の中にでも仕舞ってしまえば?もしくは、『子供さんの写真は、やっぱり、お母さんの机の上に置いておくのが良いのでは?』と言って、返す」と、いう意見が多かったが、そんな中、思わず噴き出すほどトンチの利いたものもあった。
「子供の写真のお礼にと、投稿者の父親の紋付きはかま姿の写真を、『わたしの大好きな自慢の父親なの。あなたの机の上に飾って、みんなに見せてやって』と言いながら、逆にプレゼントするのはどう?」
なるほど、これならお相子だ。
大好きな身内の写真ということならば、子供も親も同じである。
なかなか考えたものだと、感心した。さて、非常識な女性社員は、投稿者の父親の写真を自分の机の上に飾ってくれるだろうか?
それにしても、世の中には何処まで自分のことしか見えないのだろうか?と思う人たちが少なくない。
親バカも、ここまで来ればほとんど病気である。
ここは、きっぱりと、「迷惑です!」と、言って写真を突き返した方がよさそうだ。ここで一度甘い顔をすれば、このあとも折に触れて子供自慢を聞かされる破目になるに違いない。
学校の成績はどうだとか、学芸会で主役に抜擢されたとか、お稽古ごとの自慢から、進学就職に至るまで、いや、下手をすれば結婚相手のことまでも、自慢は永遠に続くかもしれない。
結局は、最初が肝心ということだろうな。
<今日のおまけ>
テレビで放送されたお正月映画の「ショコラ」----おとぎ話のような、現実のような、何か不思議な雰囲気に満ちたストーリーだった。
古くからキリスト教が厳格な法律のように守られているフランスの片田舎の村に、1957年のある日、まるで北風にいざなわれたかのように一人の女性が小さな娘を連れてやって来た。
女性は、村の一角にチョコレートを売る店を構え、村人たちによそ者として白い目で見られながらも、夫の理不尽な暴力から逃れてきた妻や、娘との確執で悩む老婦人の頑なな心をチョコレートの甘い香りと味で徐々に溶かして行く。
彼女は、北風が吹く季節になると、また旅に出なければならない宿命を背負っていたが、同じような流れ者のヒッピー青年たちと知り合うことで、人は誰しも自由であり、たとえ宗教であっても縛ることは出来ないということを、村の権力者に悟らせる。
そして、女性自身もまた、幼い頃から母親ともに続けてきた放浪生活にピリオドを打ち、その村にとどまる決心をするのだった。
ストーリー展開の途中でちょっとした事件は起きるが、物語は淡々と進む。
最後はハッピーエンドに落ち着き、嫌みのない終わり方がいい。
「それにしても、大してお金持ちとも思えないジプシーのような女性が、どうやって店の改装費用や家賃、チョコレートを作るための材料費をねん出出来たのだろうか?」
などという細かなことは考えない。
現代のおとぎ話として観ればいい映画ではないかと思う。
テレビで放送されたお正月映画の「ショコラ」----おとぎ話のような、現実のような、何か不思議な雰囲気に満ちたストーリーだった。
古くからキリスト教が厳格な法律のように守られているフランスの片田舎の村に、1957年のある日、まるで北風にいざなわれたかのように一人の女性が小さな娘を連れてやって来た。
女性は、村の一角にチョコレートを売る店を構え、村人たちによそ者として白い目で見られながらも、夫の理不尽な暴力から逃れてきた妻や、娘との確執で悩む老婦人の頑なな心をチョコレートの甘い香りと味で徐々に溶かして行く。
彼女は、北風が吹く季節になると、また旅に出なければならない宿命を背負っていたが、同じような流れ者のヒッピー青年たちと知り合うことで、人は誰しも自由であり、たとえ宗教であっても縛ることは出来ないということを、村の権力者に悟らせる。
そして、女性自身もまた、幼い頃から母親ともに続けてきた放浪生活にピリオドを打ち、その村にとどまる決心をするのだった。
ストーリー展開の途中でちょっとした事件は起きるが、物語は淡々と進む。
最後はハッピーエンドに落ち着き、嫌みのない終わり方がいい。
「それにしても、大してお金持ちとも思えないジプシーのような女性が、どうやって店の改装費用や家賃、チョコレートを作るための材料費をねん出出来たのだろうか?」
などという細かなことは考えない。
現代のおとぎ話として観ればいい映画ではないかと思う。
Posted by ちよみ at 18:02│Comments(0)
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