病気は、心が作る?・・・・・916

~ 今 日 の 雑 感 ~


病気は、心が作る?




    「病気は、心が作る」などという人がいるそうだが、ナンセンスだ----と、思う。

    わたしは、セラピーというものには疎いが、

    病気は、心が作る?・・・・・916「病気は心の中から出て来る」という考え方などに、とても賛成できるものではない。

    時々、「その人の性格が病気を作る」とか「性格の歪みが病気を引き寄せる」などということを言う人もいるが、こういう言い方は、現在、病気で苦しんでいる人に対して実に失礼な言い方ではないかと思うのだ。

    病気は、決してその人の気持ちが生み出すものなどではない。

    遺伝や内分泌系、生活習慣、ストレスといった様々な要因からもたらされる不可抗力なのである。

    確かに、「病は気から」という言葉はあるが、それは、自分は病気ではないか・・・?と、常に心配し続けている人は、ストレスが高じて本当の病気になる----と、いう意味であり、怒りっぽい性格だから病気になるわけではない。

    生活環境の変化による精神的ストレスやホルモンバランスの異常が、その人の性格を怒りっぽくしているにすぎないのである。

    最近のスピリチュアルブームでは、心が身体を支配しているような言い方をする場合が多々あるが、その心をつかさどるものは脳であり、脳は間違いなく物理的生命体のコントローラーなのである。

    脳が存在しない人間に、心はあるのか?----おそらくは、ないであろう。

    では、脳の存在しない人間は、病気にならないのか?心がないのだから、悩みもない。セラピーの理論からすると、そういう人間は、病気にならないという理屈になるはずなのだ。

    つまり、心をどれほど平穏にコントロール出来たとしても、病気にはなる。

    人間が空気や水や食物を必要とし、暑さ寒さ、雨風などの天候の影響を受け、時間という概念を捨てられない限り、誰もが病気になることは、避けられない事実なのである。

    

<今日のおまけ>

    昨日、ついに、堪忍袋の緒が切れた!

    共同浴場の脱衣所で、いつまでもぐずぐずと服を着ている女の子に、「あなたがその場所を占拠しているせいで、こちらは、脱衣棚のそばで身体が拭けず、衣類を取るために行ったり来たりしていることが判るでしょ!?服を着終わったなら、さっさとそこからどきなさい!!」と、一喝した。

    まったく、これまでも何度も優しく注意して来たが、少しも気を付ける気配がないので、怒鳴りつけるしかなかったのだ。

    一緒に脱衣所にいた70代の女性は、「ごめんなさいね。あたしが早く服を脱がないから、迷惑かけちゃって」と、わたしに謝っていたが、本来ならば、あなたたちの年代が叱るべき立場にあるんだぞ----と、思う。

    文句は言うくせに、弱腰で、子供一人叱ることが出来ないとは、情けないにもほどがある。

    後期高齢者などと言われるのが嫌ならば、少しは、しゃきっとした気概を見せて欲しいものだ。

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