まるで、火サス
2014年02月06日

桐朋学園大の新垣(にいがき)隆講師(43)が、6日、都内で会見を行い、「現代のベートーベン」と称される全聾(ろう)の人気作曲家・佐村河内(さむらごうち)守氏(50)のゴーストライターをしていたことを告白、謝罪した。また、佐村河内氏と通常の人々と同じように会話していたことを明かした。(YAHOO!ニュース)
驚いた!

まるで、火曜サスペンス劇場のような話だ。
ビジネスの才能はあるが、まったく作曲の出来ない自称・作曲家が、自らのゴースト作曲家との間に生じた確執が元で、事件に発展する。
サスペンスドラマならば、そんなストーリー展開になりそうなことが、現実に起きるとは・・・。
この問題で感じたことは、フィギュアスケートに使用する際の曲は、最近作られたようなものは出来るだけ避けた方がいいということ・・・。
クラシック音楽を使用するならば、ショパンやベートーベンといった昔から誰もが知っているような作曲家が手掛けた曲を選んだ方が間違いがないという事実だ。
それにしても、自らに作曲の才能がないにもかかわらず、他人に作らせた曲を自分だけの作だといって発表し、販売するとは恐ろしい度胸だと思う。
聴力のあるなしはさて置き、いくらゴースト作曲家が、その旨を承諾していたとしても、普通は後ろめたさが先立っておいそれと出来る所業ではないはずだ。
誰かに楽譜の細部を指摘された場合は、どう対応するつもりだったのだろうか?
世の中には不可思議なことが多い。
それにしても、新垣氏の記者会見だが、もう少しハキハキとした答え方が出来ないものだったのかな。
あれでは、出席した記者たちからの質問にほとんど答えていないのも同じだ。
あんなしゃべり方で、果たして大学の講師が務まるのだろうか・・・?という疑問も浮かぶほどのうやむやぶり。
同氏の記者会見を放送していたワイドショーのゲスト解説者も、思わず苛立ちを隠せなかった。

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