昨日の寒さには・・・
2014年04月07日

昨日の寒さには参った。
いきなりの真冬日に逆戻り。
東京では、桜も散り始めたそうだが、こちら北信の開花はまだ先のようだ。
それでも、少しは暖かくなってきていたので、冬物の衣類や毛布をしまっていたところへの寒波。
面食らった!

ところで、町内では、役場の職員が飲酒運転で検挙されたとか・・・。
家でビールを飲んでから運転していたのだそうで、ちょうど警邏中の警察官に発見されたようだ。
四月は新入社員を迎えての歓迎会など酒を飲む機会も多いことだろう。
厳しかった冬を乗り越えての、ようやくの暖かさ故に、気持ちもつい浮かれ気味だが、そんな緩みに警告を与えるような昨日今日の寒さのぶり返しである。
ある報道番組で取り上げていたのだが、スマホやパソコン、タブレット端末などの子供たちの使用に制限を設けようという自治体が出て来たそうだ。
午後九時以降の使用は控える----と、いうことのようだ。
別に罰則があるわけではないが、親御さんたちには学校側から通知があったという。
どうして、このような制限を設けることになったのかというと、今流行りのラインによって子供たちの生活や勉強に大きな支障が出て来たからだそうである。
ラインは、受け取り手がコメントを読むと、送り手側に『既読』表示が出るため、返信が遅れると、
「返事が遅い」
と、いじめの対象にもされ兼ねないのだとか・・・。
事実、こうしたささいな行き違いが理由で仲間外れにされ、学校へ行けなくなってしまった子供もいるのだそうだ。
また、ひっきりなしに入って来る友だちからの連絡に返事をしなければならないと、深夜までスマホを手放せず、極度の寝不足になる子供も後を絶たないという。
そこで、ある家族に協力してもらって、午後九時以降の子供たちのラインのやり取りをやめてもらったところ、朝までになんと200件以上ものコメントが入っていた。
いったい、何故、これほどまでにしゃべらなければならないことがあるのだろうか?
番組内に出ていたある女子学生は、
「ラインのコメントにはあえて読まないようにしているものもある。返事をしなければならないというプレッシャーがすごくて、疲れる」
と、話していた。
アメリカでは、ネット上の口論が原因で自殺にまで追い込まれた中学生もいたそうだ。
この自治体の「子供は、午後九時以降はインターネットから離れさせる」という方針には、未だに賛否両論あるらしいが、この番組を観て、出来れば子供たちにはネットを介してのおしゃべりよりも、実際に顔を見て話をする現実の楽しさの方を学んで欲しいと思った。