人見知りの正体

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    人見知りしやすい性格といっても、その人が世の中すべての人を苦手なわけではない。

    気を許せる相手も必ずいるのである。

    そうした人見知りしやすい人が、気を許せる相手とは、どういう人なのだろうか?

    人見知りの正体それは、一言で言って、不安や焦燥を感じない相手ということなのである。

    相手から何か攻撃を受けるのではないかという不安が、人見知りをさせるのだが、それは自分自身に攻撃を受けるに足る要素があると思い込んでいるから生じる不安なのだ。

    つまり、自分が相手を敵視したり嫌悪している感情の灯影が、相手を歪んだものに見せてしまうのだという。

    ところが、自分がまったく敵意や焦燥を感じない相手もいる。

    そういう相手は、自分とほとんど共通点や利害関係を持たない相手でもある。

    たとえば、まだ幼い子供たちは、男の子も女の子も関係なく掴み合いのケンカをする。それは、幼い頃はまだ男女の力の差がほとんどないからなのである。

    そのため、男の子も女の子もお互いをライバルと思うことが出来るので、派手なケンカもするのだが、これが20歳を過ぎる頃になると、男女が取っ組み合いのケンカをするようなことはほとんどなくなる。

    力の差が歴然としてくるために、女子が男子をライバル視する意味がなくなるからである。お互いを比べ合う必要を見出せなくなった時、ようやく人は相手に対する不安や焦燥を考えずに済むようになるのだ。

    (この場合の不安や焦燥とは、不審人物に対するそれとは意味が違う)

    大人になればなるほど、人はそれぞれ職業も生活環境も変わって来るために、互いの共通点を見出せなくなってくる。

    ために、ライバル心も薄れてくるので、人見知りする性格も和らいでくるのだという。

    さまざまな問題で力関係が同等もしくは近い相手には、人はどうしても警戒心を懐きやすくなるために、簡単には気持ちを許すことが出来ないのだが、互いを比較する意味がない場合は、案外容易に心を開き合うことも可能なのである。

    「この人、何か気に障るな」

    と、感じた時は、たぶん、あなたはその相手の中に、無意識ではあっても自分に似ている点を見付け出しているのである。

    そして、心の奥で、「こんな奴に負けるものか」というライバル心を燃やし始めた証拠なのだそうである。

    

<今日のおまけ>

    父親が家庭菜園からトウモロコシを収穫して来ました。

    早速ゆでて食べました。

    なかなか甘くておいしかったです。

    昨日は、親戚からキュウリやトマト、インゲン、ナスをもらい、夏は野菜に事欠きませんね。

    料理に使うのもいいですが、やはり新鮮なものを生でガブリとやるのが夏の食べ方でしょう。face02


    ところで、数年前から冷やし中華の乾麺がスーパーに出回らなくなりましたよね。

    冷やしラーメンというのがあったので、買って来て食べてみると、冷やし中華そのものでした。

    コンビニでは生麺の冷やし中華がよく売られていますが、わたしは、どちらかといえばこの乾麺の方が好きなんです。

    ゆでた麺にタレとゴマ入りの薬味をかけて、キュウリやゆで卵、トマト、紅ショウガ、からしなどをトッピングすれば、あっという間に涼しい昼食の完成です。icon22

    でも、子供の頃、ソ連のバレエ団(だったと思うのですが)の公演を見た帰りに、権堂の某食堂(店名忘れました)で食べた冷やし中華の味に勝るものには未だにお目にかかった試しがないのですが・・・。

    あの冷やし中華は実においしかったです。

    

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