恥さらしのジョーク
2012年10月19日
恥さらしのジョーク

ゲッ!!
ノータイトルで公開してしまった!(~_~;)
★ フランス人コメディアンのローラン・リュキエが、サッカー日本代表のゴールキーパー川島永嗣選手の腕を4本にした合成写真について「福島原発事故の影響か」と揶揄(やゆ)した問題について、自身のツイッターで「表現の自由」を主張した。
現地時間12日に行われたフランス代表との国際親善試合で、日本代表は川島選手の活躍もあり1対0で勝利。これを受け、リュキエが司会を務めるフランス国営テレビ「フランス2」の番組では、川島選手の活躍ぶりを示すためか、彼の腕を4本に合成した写真を映した。その際にリュキエが「福島の影響ではないか」と冗談めかして発言したことが大きな問題になり、フランスの外相や、テレビ局が相次いで謝罪する事態となっていた。
当のリュキエはこれまで沈黙を守っていたが、「あなたの福島についてのジョークは日本に住むフランス人のわたしを恥ずかしくするものだ」とのツイートに対し、「恥に思う必要はない。フランスが、コメディアンが自由な表現をできる国であることを誇りに思うべきだ」と今回の件は「表現の自由」に基づくものだと返答。
「ゴールキーパーがチェルノブイリの近くに住むウクライナ人だろうと、フェッセンハイム原発の近くに住むフランス人だとしても同じジョークを飛ばしただろう」と続け、「日本、ましてや福島の被害者を揶揄(やゆ)しての発言ではなかった」と主張。「原子力もこのような議論も終わりにしよう」と結んでいる。
このリュキエというコメディアンが、本気で赤文字のようなことを発言していたのだとしたら、彼はコメディーの本質を履き違えているとしか思えない。
本物のコメディーとは、特定の誰かを不愉快にするものではないし、フランス人特有のウィットに富んだジョークだというのなら、かなりお粗末な素人芸だ。
とても、公共の電波を使って顔を出すようなプロのレベルではない。
開き直りにしても悪意が感じられ、正に「フランス人の恥さらし」という名前にふさわしいであろう。
言うに事欠いて、「ゴールキーパーがチェルノブイリの近くに住むウクライナ人だろうと、フェッセンハイム原発の近くに住むフランス人だとしても同じジョークを飛ばしただろう」とは、彼はもはや全世界を敵に回す覚悟さえあるようだ。
原発事故の真の恐ろしさを知らない無知蒙昧な人間とは、こうも論外な発言をするものかと、彼の両親も息子に言葉を覚えさせたことを後悔していることであろう。
「表現の自由」---?
それは普通の人間的感性を持った者のいう言葉だ。
★ 日本代表のGK川島永嗣(29=スタンダール)が当地で、東日本大震災の被災地に向けた会見を開いた。フランス国営テレビが、川島の腕が4本ある合成写真を映し「福島(第1原発事故)の影響」と発言したことに対して「冗談にもならない」と反発。さらに「福島には、いまだに家に帰れない人もいるんです。世界中の人々が日本を救って欲しい」と訴えかけた。
初冬を迎え周囲の木々が紅葉した練習場から会見室に入ってくると、川島はしっかりした口調で語った。日本代表として出場した12日フランス戦後、フランス国営テレビが、自身の腕が4本ある合成写真を放送。司会者が「福島(第1原発事故)の影響ではないか」と発言したことは現地でも大きな波紋を呼んでいる。
川島選手は、良く辛抱したと思う。
ここまでされれば、放送局とリュキエに対して法的措置を考えても何ら不思議ではないくらいだ。
リュキエは、「日本、ましてや福島の被害者を揶揄(やゆ)しての発言ではなかった」と言い訳しているようだが、ならば川島選手ならば揶揄していいということであろうか?
川島選手の腕が四本になったのが原発事故の影響ならば、それは福島の人たちも皆腕が四本になっていなければならない理屈になる。
詭弁も大概にせよといいたい。
三流コメディアンのバカげた一言で、世界中が憧れるフランスの芸術性や威厳は、はかなくも枯れ葉のごとく舞い飛んでしまった。
<今日のおまけ>
昔、テレビでこんなショートドラマを観た。
イギリス人登山家が共に山に登るザイルパートナーを探していた。
名乗り出たのは、一人のフランス人の若者。
登山経験は豊富だというので、イギリス人は彼と組むことに決めたが、どんな困難な場面でも非常識なほどに楽天的なフランス人青年にあきれ果て、
「今度、山へ登る時は、絶対にフランス人とは組まない」
と、決めた。
楽天的が悪いとは言わないが、場の空気を読めない者とは、気持ちが通じ合うことはないというエピソードであろう。
山のような危険な場所で気持ちが通じ合わないということは、命にもかかわる事態を招きかねない。
今日は、天気が良かったので、母親の髪をカットして染めた。
近くの行きつけだった理容院がなくなってしまったので、自動車酔いの激しい母親は、遠くの美容院まで行くことが出来ない。
それなりに上手にカット出来て、染めも市販のヘアカラーでなかなか綺麗になった。
何故か昔から家にある、本格的なカットばさみには助かっている。
昔、テレビでこんなショートドラマを観た。
イギリス人登山家が共に山に登るザイルパートナーを探していた。
名乗り出たのは、一人のフランス人の若者。
登山経験は豊富だというので、イギリス人は彼と組むことに決めたが、どんな困難な場面でも非常識なほどに楽天的なフランス人青年にあきれ果て、
「今度、山へ登る時は、絶対にフランス人とは組まない」
と、決めた。
楽天的が悪いとは言わないが、場の空気を読めない者とは、気持ちが通じ合うことはないというエピソードであろう。
山のような危険な場所で気持ちが通じ合わないということは、命にもかかわる事態を招きかねない。
今日は、天気が良かったので、母親の髪をカットして染めた。
近くの行きつけだった理容院がなくなってしまったので、自動車酔いの激しい母親は、遠くの美容院まで行くことが出来ない。
それなりに上手にカット出来て、染めも市販のヘアカラーでなかなか綺麗になった。
何故か昔から家にある、本格的なカットばさみには助かっている。
Posted by ちよみ at 18:01│Comments(0)
│ちょっと、一息 29
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