モロゾフコーチの告白

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    ニコライ・モロゾフコーチとミキティー(安藤美姫)は、かなり前から恋愛関係にあったと、情報番組「知りたがり」の取材でコーチ自身が告白した。

    そんなモロゾフコーチのインタビューを聞くにつけても、男女の仲は難しいと思ってしまう。

    彼の言い分を信じれば、別れ話はミキティーの方から突然切り出したようだが、コーチ自身は、未だに彼女のことが忘れられないようだ。彼は、「ミキティーとの結婚も考えた」と、話していた。

    しかし、別れて一年後の今年三月に、ミキティーから「恋愛関係は抜きにして、コーチだけを引き受けて欲しい」と、頼まれたそうだが、彼は断わったという。

    モロゾフコーチは、選手の私生活までも把握していないと、選手の個性を生かした指導は出来ないという主義なので、単にコーチだけを頼むといわれても引き受けられないというのが、表向きの理由のようだ。

    しかし、そもそもそれほど公私の区別なく二人三脚で信頼し合い、五年間という長きにわたり師弟の関係を築き上げて来た二人が、突然決別という事態になるには、よほどの訳があったとしか思えない。

    ミキティーは、どちらかといえば感情の起伏が激しく、全身全霊で人を愛するタイプだそうだ。自分だけを見ていて欲しいという気持ちが、他の選手よりも強いのかもしれない。

    それだけに、モロゾフコーチが自分以外の女子選手を指導するのが耐えられなかったということも想像に難くない。

    でも、ミキティーの方から再びコーチ就任を打診してきているということは、彼女もまったくモロゾフコーチのことが嫌いになったわけではないだろう。

    モロゾフコーチの言葉の端々を読むと、ミキティーの周辺にいる人たちが彼女の将来を懸念して、彼女と自分の仲を裂こうとしているように憶測している節も無きにしも非ずだが、未だにお互いを憎からず思っているのだとしたら、この際、彼の方が男の意地を捨てることも考えられる。

    まあ、フィギュアスケートファンならば、ここは一つモロゾフコーチもミキティーも、お互いに少し大人になってソチ五輪の金メダルを目指し、もう一度タッグを組み直して欲しいと願うところではある。

    二度の世界女王がオリンピックのメダルなしのまま引退では、あまりにも残念としか言えない。

モロゾフコーチの告白



<今日のおまけ>

    寒くなって来ると、次第に身体の動きまで鈍くなるような気がする。

    一月前までは、まだ30度以上もあったんだよね・・・と、考えると、最近の日本の気温差に閉口する。

    そうそう、昨晩、「ジェネラル・ルージュの凱旋」の録画を最後まで観た。

    やっぱり、「ジェネラル・ルージュ」の本当の意味とは、「口紅将軍」のことだったんだね。でも、これって、少し作り過ぎじゃないかな?

    看護師が白衣のポケットにたまたま口紅を持っているというのも、あまりに手回し良すぎだし・・・。

    ただ、テレビ版よりもストーリーが判りやすくて良かった。

    MR(医薬情報担当者・medical representative)殺害犯人の医師の異常さも、なかなか際立って怖いものがあった。

    それにしても、心臓マッサージを一時間続けても2800円にしかならない---って話はリアリティーがあったな。

    普通は、問診視診のみの初診料が270点の2700円(患者負担額はこの三割or一割)だそうだから、確かに「救命は割に合わない仕事だ」との台詞も判るような気がした。

    でも、絶対になくてはならないお仕事です!
    
    

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