あなたは聞き上手?

あなたは聞き上手?senmonka




    「わたしって、人の話を聞くのが大好きだし、かなりの聞き上手だと思うわ」

    そう思っている人は多いだろうが、本当にそうだろうか?

    聞き上手か聞き下手かは、実は自分自身が判断するべきものではなく、話を聞いてもらう相手の方が決めるものなのだという。

    そりゃァ、そうだろう。話す方が気持ちよく話せるかどうかは、聞く側の聞き方によって変わるのが普通だ。

    そういう訳で、聞き下手の人が、ついやってしまう間違った聞き方を書いてみようと思う。



      やたらと頻繁に相槌を打つ。

        「うんうん」とか「だよね。だよね」「そうそう」など、つい判った風な顔で相手の話が聞こえないほど何度も相槌を打つ人がいるが、これは実にウザい。話す側は、「本当に、わたしの話聞いてるの?」と、不安になってしまうものだという。
        相槌は、ほど良い頻度でタイミング良く打つべし。


      他人の話の中のキーワードに飛びついて、自分の話を始めてしまう。

        「昨日、わたしの誕生日だったんで、夫が----」「へ~、そうなの。誕生日といえばね、あたしが20歳になった日にさ・・・」というように、一つのキーワードに反応して、会話を自分の方へ引き込んでしまう人は多い。こういう人は、相手の話を聞いているようなふりをしながら、結局は自分の話しかしていない人である。とても聞き上手とはいえない。他人の話は最後まで聞くこと。自分の話は、それからにしよう。

  
      相手の話の流れや落ちを、自分の方が先走って話してしまう。

        話すスピードが遅い人や、言葉を選ぶのが得意でない人の話がまどろっこしくて、つい自分から、「あれはこういうことで、その後こうなったんだよね」と、結論までしゃべってしまう人も、聞き上手とは言えない。こういう女性、わたしの大学時代にもいて、友人たちの顰蹙を買っていた。人は皆、話がしたいという欲求を持っている。どんなに知っている話でも、イライラしても、相手の話を最後まで聞くのが、聞き上手である。


      反応が返って来ない。

        こちらがどんなに一生懸命面白い話をしても、相手が「へ~~」「ふ~~ん」の繰り返しでは、話す方もしらけてしまう。話に関心が薄いと思われ、もうこいつには色々話したくないと敬遠されるのが落ちである。関心の少ない内容でも、楽しそうに相槌を打つのも聞き上手のマナー。


      「そりゃ、そうだろうな。そんなの当然だろう」と、人から聞いた話に、もう既に知っているというような反応を返す。

        初めて聞く話にも、「そんなの前から知っているさ」というような返事をかえす人は、特に嫌われる。知りもしない内容に対して、知らないということは恥だと見栄を張る人もいる。そういう知ったかぶりをする人には、二度と話をしたくないと思う人は多い。そうなると、聞き下手という不評だけでなく、世間付き合いからもつまはじきにされることを覚悟せよ。 

あなたは聞き上手?



                 

<今日のおまけ>

    「主治医が見つかる診療所」----甲状腺異常の話をしていたので観てみたが、ひな壇に並んでいる医師たちのあまりに世間知らずなコメントに唖然とした。

    「体調が悪い場合は、血液検査をしてもらう時に、甲状腺も診て下さいと、頼むのがいい」---そんなこと患者の分際でおこがましくも医師に言えるはずがない。それを判断するのが医師だろう。

    「診察の時は、ある程度の症状を書き出して行くといい」---それが口で説明できない人だっている。患者の顔色を診て所見を判断するのが医師の仕事ではないのだろうか。患者は、皆ど素人である。

    「症状を大げさに言わない」---大げさにいうのが患者だ。とげが刺さっただけでも七転八倒するのが患者である。

    「インターネットで専門医を探す」----田舎のおじいちゃんおばあちゃんに、どうやってインターネットを扱えというのか?目が点になった。よしんば専門医が見付かっても、そこへ誰が連れて行ってくれるのか?

    都会と違って、田舎は病院数も限られ、医師の数も限られる。

    東京や大阪などの大都市の論理が田舎の医療にも通じるような番組構成は、どだいナンセンスだ。

    都会のビルの最上階に居を構えるような年収〇千万円の高給取りの医師たちに、いったい地方の患者の何が判るのかと、観ていて腹立たしくなった。

    この間の地域医療に焦点を絞った内容は、実に有意義で良かったが、今回の放送はど~しようもなく残念だった。

    医師たちの説明に黙って頷いているコメンテーターのタレントたちも、やはり地方の医療の窮状はまったく理解できていないのだと判り、何のためのコメンテーターなのかと溜息が出た。
   

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この記事へのコメント
かなり以前ですが、風邪の症状で病院に行き、応対した医者が「今日は何の病気ですか?」と聞いてきて唖然としました。
「なぜ判らないのですか?」とも、しかも聴診器も当てず喉も観ず、「患者さんが仰るのならば風邪でしょう」と話して、3分で診療が終わりましたが、大変不安でした。
その医者は二度と同じ病院で見かけませんでした。
Posted by DT33DT33 at 2012年10月28日 03:38
DT33さまへ>

 こんにちは。

 「今日はどうされましたか?」と、訊ねる医師はいても、「今日は何の病気ですか?」と、いう医師はあまりいませんね。
 しかも、「患者さんがおっしゃるのならば風邪でしょう」とは、確かに唖然ですね。内科の先生が聴診器もあてず、喉も診ず---では、患者としては不安になりますね。せめて、初診の時ぐらいは、少し時間をかけて診て欲しいものです。

 医師も人間なので、モチベーションが下がっている時もあるでしょうが、患者は一見平気そうな顔をしていても内心は不安と辛さである意味パニック状態。藁をも掴む気持ちで受診するのですから、そこを判って頂きたいものです。
Posted by ちよみちよみ at 2012年10月28日 15:54
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