独りが好きな人

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    「黒バラ」というバラエティー番組で、SMAPの中居くんが、面白いことを言っていた。

    「おれは、彼女が出来ても三日一緒にいられない。相手に気を使い過ぎて、疲れてしまう。とにかく、独りが好きなんだ。結婚すれば、どうしても同じ家に住まなくてはならなくなるので、とてもそんな状況に耐えられない。

    結婚した後も、別々の家に住むことが出来ればいいんだけれど・・・」

    こういう考えの男性って、案外多いような気がする。独りが好きな人

    いや、男性だけじゃない。女性だって、四六時中、夫とべったりなんて、面倒くさいと思う人は少なくないんじゃないだろうか?

    中居くんのように、自分だけの自由な生活を40年以上も続けていれば、他人を自分のテリトリーへ入れようなどという気持ちは薄れて来るものだ。

    彼女に愛情はある。確かにある。

    しかし、他人に気を使う生活はしたくない。結婚相手なんだから気を使う必要なんてないだろう----と、傍はいうだろうが、気を使う使わないは、その人の性格なんだから、どうしようもない。

    いくら大好きな夫とはいえ、一緒に生活することで緊張のし過ぎになり、円形脱毛症になった女性もいるくらいだ。

    好きならば好きなほど、相手に格好悪い自分を見せたくなくて、トイレに行くことも夫が会社へ行っている間だけと決めて、膀胱炎を起こした妻もいるという。

    愛情と、気苦労は、別物なのである。

    もしかしたら、中居くんもこうした感受性の強いタイプなのかもしれない。

    妻のやることが、いちいち気に障って、洗濯から掃除まですべてやり直さなければ気が済まなくなり、過労で離婚した男性もいるそうだ。

    つまり、人には、絶対に共同生活に向かない性格の人もいるのだ。

    そして、そういう性格の人が、今の時代確実に増えている。

    かつて、ある薬剤師の女性が、意中の外科医の先生に、「先生は、ご結婚されないんですか?」と、訊ねたそうだ。

    外科医の言葉は、一言、「しない!」だった。

    彼も、自分だけの時間を大切にしたい人だったようだと、女性薬剤師は残念がっていた。

        

<今日のおまけ>

    今日は、少し暖かかったのかな?

    ストーブなしでも過ごせました。

    午後は残っていたレーズンを使ってホットケーキを焼き、その後はまた、お絵描き三昧。

    必然的に外湯へ行く時間が押して、ちょうど近所の主婦たちが夕飯の支度を終えて出て来たところとかち合って、すごく混んでいました。

    テレビの情報番組では、連日、維新、立ちあがれ、みんな、石原新党の合流はあるのか?----で、盛り上がっていますが、自分たちをかつての薩長連合とオーバーラップさせて悦に入っている人たちを見ると、

    「あんたたちは、絶対に西郷隆盛や桂小五郎じゃないから!」

    と、言いたくなります。あ、薩長連合で思い出したけれど、どうして日本の医療が西高東低なのかというと、明治維新の際に、西日本の薩摩や長州、土佐、肥後、などが政権を握ったので、医師や病院、大学を皆、西日本に集め、医療施設を整備したためだそうです。

    どちらかといえば、幕府軍に加担した東日本には、一種の制裁の意味を込めて、医師の養成がしにくい状態にしたのだとか。そのせいで、今回の大震災に見舞われた東北地方などは、殊に医療施設が少ないのだそうです。

    薩長への権力集中が、未だに尾を引いているという実態があるのだということで、ますます国民皆保険制度の不平等感が浮き彫りになった気がしました。

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