夏の暑さに逆戻り
2013年09月12日

今日は、朝からムシムシする暑さで、夏に逆戻りしたようだった。
だが、この夏の猛暑が助けになったことで、今年のブドウの出来は最高だそうだ。
しかも、ここに来て朝晩の気温が低めになっているので、さらに実に張りが出て、甘みが増したという。(中野市のブドウ農家談)
やはり、一番人気は巨峰ということだが、最近は皮ごと食べられるナガノパープルにも注目が集まっていると、テレビニュースでは伝えていた。
ある女性は、
「ブドウは皮やタネがあると邪魔だといって、どうしても子供が食べたがらない。丸ごと食べられるブドウは嬉しい」
と、語る。
なるほど、そうなのか・・・。
今の子供は、ブドウの皮やタネを吐き出すことさえも面倒くさいと思うようだ。
最近は若者の果物離れが顕著だというが、原因は、皮をむくのが煩わしいとか、タネを出すのが面倒だとかいうものだそうだ。
「果物100パーセントジュースを飲めば同じでしょ」
との理由もあるとのことだが、やはり栄養価は果物そのものの生食が勝るという。
それだけではなく、皮を出す、タネを取るということは、人間の身体的機能を発達させる大切なひと手間だという説もある。
楽ばかりしていると、人間として本来持っている能力が無駄になってしまうということなのだろう。
骨のある魚は食べられない。
タネのある果物は煩わしい。
かたい食べ物を齧るのは顎が疲れるから嫌だ。
何だか、世の中がおかしなことになってきている。
ところで、わたし自身はといえば、果物の中でも大好きなのが桃である。
それも、まだ甘みがのりきれていない、齧った時にカリッと音がするくらいかたい桃が好物なのだ。
が、今年はあまりの猛暑故に、氷たっぷりのアイスコーヒーばかり飲んでいて、桃はもとよりスイカさえ食べることを忘れていた。
秋は、少しズクを出して、おいしいブドウを買いに行ってみようか・・・。
Posted by ちよみ at 21:29│Comments(0)
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