高齢者の逆走

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    近頃増えているのが、高速道路を逆走する高齢者ドライバーだそうだ。

    追い越し車線を逆走し、後続車と正面衝突する例が続発していると、ニュースでは伝えていた。

    こうした逆走が何故起こるのかというと、逆走した加害者の多くが、

    「一般道路と勘違いした」

    と、話すという。

    確かに、高速道路には馴染みが薄い高齢者は、つい思わず知らず高速に乗ってしまったことで、パニックに陥る例が少なくないそうだ。

    間違って高速道路へ入ってしまったものの、行けども行けども一般道へ下りられる道がない。

    「これは、元来た道へ戻るしかない」

    と、考えてしまうのは仕方がないことである。

    ところが、高速道路上には安易にUターン出来る場所もない。

    となれば、追い越し車線を戻るしか手はなくなるという訳である。

    焦れば焦るほど、こうした状況になり兼ねない。

    追い越し車線を対向車線と思い違いすることも、当然といえば当然である。

    高速を走っていて、「不親切な造りだなァ・・・」と、思った人も多々いるだろう。

    途中で忘れ物をしたことを思い出して戻ろうとしても、即座に反転できないのだから、イライラもする。

    とかく、今の日本は高齢者が生きにくい構造になり過ぎているということである。

    何処へ行ってもコンピューター制御に管理され、人のぬくもりが通っていない。

    こうしたニュースを観るにつけても、一概に「悪いのはルールを知らない高齢者でしょ」とは言えないと思う。

    使いづらく判りにくいシステムを常識とばかりに押し付けて来る現代社会の考え方の方が、よほど人としてのルールを無視しているといえる。

高齢者の逆走



    

<今日のおまけ>


    今日は、例の如く一日美容師になり、母親の髪をカットして染めた。

    高齢になると、どうしても美容院まで足を運ぶのが億劫になるし、人が大勢いるところで待つのも疲れる。

    また、それ以上に、年金暮らしの高齢者には美容院で支払うカット、パーマ、白髪染めの三点セット料金があまりに高額過ぎてやみくもに手が出せないという最大の理由が・・・。

    (高齢女性たちの美容に関する切実な悩みの第一位がこれだという話だが、値段を聞いて正しくじぇじぇじぇ!!face08であった)

    最近、勤めていた理容院の閉店に伴って、理容師をやめた人に「安価で出張理容院をやってもらえないか?」と訊ねると、「出張サービスが出来るのは、店舗を構えている美容師や理容師だけで、いくら資格があっても、個人では出来ないルールになっている」と、いう。

    これも、おかしな話である。

    超高齢社会にとって、かく分野での出張サービスは欠かせない。

    歯科医師でさえ往診が出来る時代である。

    美容や理容に関わる人たちにも、もっと柔軟に訪問サービスが出来るようなシステムを充実してもらえると、高齢者を抱える家などはかなり助かると思うのだが。

    それにしても、どうして美容院て、あんなに高い代金を要求するんだろう。

    値段に見合っただけの仕事が出来ている美容師が、世の中に何人いるのか。

    消費税が8パーセントになったら、街中に白髪の女性が増えるんじゃなかろうか?

       

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この記事へのコメント
こんにちは、ちよみさん。

確かに高齢者による高速道路の逆走、度々ニュースで見掛けますね。
私くらいの年齢からするとまず考えられないのですが、
高速道路の入り口は通行券を受け取るゲートしかないので、
そのまま通り抜けてしまえば一般道と変わりないのかもしれません。

そして来た道を戻ろうにもUターンも出来ないというのは仰る通り。
ただ、だからこその高速道路という面もありますね。
一般道での柔軟性を無くす代わりに高速度でも安全に走れるようにしてあるわけですから…

いずれにしろ不親切と言えば不親切と言えるので、
たとえば高速道路の入り口の案内をわかりやすくするなどの努力は必要ですね。
しかし車に乗る方も免許を取得して運転しており、
人に危害を加える可能性のあるものを操作しているわけですから、
交通ルールを守るというのも大事だと思います。

ただこのような高齢者や認知症による事故は、
今後自動車や関連技術の進化によってかなり軽減されていくだろうと思っています。
運転者本人に対策を講じても限界がありますからね…
Posted by いぬおいぬお at 2013年10月02日 11:57
いぬおさまへ>

 こんばんは。
 車に乗る方も運転免許を取得しているのですから、理論上は高速道路での運転の仕方も判っていて当然なのですが、実は、ここにこそ高齢ドライバーの盲点があるように思います。
 実は、長野県内に限定していえば、高齢ドライバーが運転免許を取得した頃には、県内には高速道路がほとんどなかったのです。確かに、一応机の上での勉強では高速道路とはどういうものか---の講義は受けます。しかし、免許取得時には一度も実際の運転教習は受けていない人も多いのです。
 ところが、近年、ようやく県内にも高速道路が造られ、一般道から苦もなく入ることが出来るようになりました。つまり、高速道路というものがどういう性質の道路なのか、事前の認識がまったくないままに乗ってしまうドライバーが後を絶たないようなのです。
 何の気なしに高速へ入ってはしまったものの、出口が見付からなければ焦りは頂点に達します。料金所で支払うお金も持ち合わせていない場合などは、もうほぼパニックです。認知症ぎみの高齢ドライバーだけではなく、健常ドライバーでも、こうなのですから、早急に何らかの対策が必要ではないかとも思います。
 おっしゃるように、高速道路の入り口がもっと明確に表示されたり、入り口に料金所でもあれば、これは変だと勘違いに気が付くのではないかと思うのですが・・・。
 世の中が便利になれば、逆に不便を感じる人も増えて来るわけで・・・。難しいですね。
  
Posted by ちよみちよみ at 2013年10月02日 18:30
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