ちょっと、一服・・・・・②

ちょっと、一服・・・・・② ♪ ああ ベトレヘムよ などか一人~ 星のみ匂(にお)いて 深く眠る 知らずや今宵 暗き空に 常世(とこよ)の光の 照り渡るを~ ♪   <カトリック聖歌集より>

 もうすぐクリスマスですね。(^。^) クリスマスが近づくと巷にはいろいろな聖歌があふれ始めますが、わたしは、何故かこの歌が一番気に入っています。おごそかな感じが聖夜にとても合っていると思われるのです。皆さんは、どんなクリスマスソングがお好きですか?
 わたしは、七年もカトリック系のミッションスクールに通っていたこともあって、クリスマスが近づくと、ちょっと部屋の中もそれらしく飾り付けて、聖歌の一曲も歌いたくなってしまいます。(別に、カトリック信者というわけではないのですが・・・・)

 ミッションスクールと言いますと、やはり、校内に不思議な話はつきものでして、わたしが在学中もそうした話題が尽きたことがありませんでした。今日は、そんな話の中から、一つをご紹介しましょう。
 
 それは、校内で行われるクラス対抗の合唱コンクールが一週間後に迫った時のことでした。わたしのクラスの窓から前庭を経て、向かいの視聴覚室がよく見えるのですが、視聴覚室の中には、一台のグランドピアノが置いてあるのです。合唱のピアノ伴奏を任された生徒は、そのピアノで本番にむけての練習をするのですが、使う順番は早い者勝ちですから、伴奏者は我先に練習をするため朝早くから登校してくるのです。
 その日も、一人の生徒が、練習をするため早々に教室へとやって来ました。窓から外の視聴覚室を見ると既に先客がいて、一人の女生徒がグランドピアノを弾いている姿が見えたのだそうです。
 「なんだ、先を越されちゃったか・・・・」
 と、残念に思いながらも、彼女の次に弾かせてもらおうと、生徒は視聴覚へ向かったのでした。ところが、視聴覚室の前へ行き扉のノブを回したところ、鍵がかかっていて室内に入れない。中ではピアノを弾いているはずなのに、メロディーすら聞こえてこない。
 「もう、やめて帰ってしまったのか・・・・?」
 と、思い、鍵を借りるため、その生徒は職員室まで行ったのですが、職員室にいた先生は、生徒にこう言ったのだそうです。
 「おお、早いな。今日は視聴覚室での練習は、お前が初めてだよ」
 「--------?」
 それでは、いったいその生徒が見たグランドピアノを弾く女生徒は何だったのでしょうか?
 噂は、瞬く間に学校中に広がり、それからというもの、視聴覚室へ行くのが少しばかり躊躇われるようになったことを覚えています。あれは、ただの噂話だったのでしょうか?それとも・・・・・。(;一_一)
 はるか昔の不思議なエピソードの一つでした。

 では、皆さまに、素敵な聖夜が訪れますように・・・・・。

 引き続き、「地域t医療最前線~七人の外科医~」を、お読み下さい。


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