ちょっと、一服・・・・・⑫
2009年03月05日
< 前 世 の 話 >
皆さんは、前世というものを信じますか?要は、自分は誰かの生まれ変わりかもしれないと、いう話です。学生時代に読んだ英語の本に、イギリスのあるお宅の猫が、突然ピアノの鍵盤を叩きだし、素晴らしいメロディーを奏で始めたため、驚いた飼い主が、そのメロディーを調べたところ、百年も前に死んだ有名な作曲家の未完成の曲だと言うことが判り、猫になって現代へ生まれ変わったその作曲家が、ようやく、曲の続きを完成させたのだったという物語がありました。(題名は、忘れましたが・・・・)
そんな風に、まったく予期しないことで、練習したこともないのに突然何か特殊な技能を発揮したり、覚えてもいない言葉や音楽を口ずさんだりするというような、不思議な経験はありませんか?

実は、わたしには、それがあるのです。(あっ、退かないで下さい!(^_^;))あまりに突拍子もないことを言うなと?いえいえ、これからお話しすることは、別に、そう特別なことではありません。おそらく、皆さんも、一度や二度は体験したことあると思いますよ。そう・・・・・たぶん・・・・・。
わたしが、初めてパソコンなる物に触ったのは、つい昨年の十一月のことでした。何だか、とてつもない物を買ってしまったようで、キーボードを叩くことさえ恐ろしく、近所のパソコン教室へでも通おうかと電話をしてみたのですが、無料の講座は住んでいる自治体が違うということで断られ、断念。仕方がないと、マニュアル本と首っ引きでパソコンとの格闘を始めたのですが、おかしなことに、何故か、文章だけはスラスラと、打ち込むことが出来るのです。確かに、ローマ字を知っていさえすれば、そんなことは簡単だと思われるでしょうが、それとは感じがちょっと違います。文字を打ち込みながら、何だか懐かしささえ覚えるような・・・・。そんな感覚なのです。それで、そのことを従姉(いとこ)に話し、「これって、前世に何か関係があるのかな?」と、訊いたところ、「何言ってんのよ。あんた、昔、アメリカの推理作家に憧れて英文タイプ習ったことがあったじゃないの。パソコンのローマ字配列は、それと一緒なのよ。打てて当然でしょ」との返事。--------そうだった!そのこと、すっかり忘れていました。何のことはない、タネを明かせば不思議でもなんでもないことだったのです。一瞬、「わたしって、天才かも-------。もしや、前世はコンピューター技師か?」なァんて、思ったりもしのですが、「生まれ変わり説」なんて、所詮こんなものなのでしょうね。------ほら、皆さんにも、思い当たる節があったでしょう?
それから、もう一つ。わたしが小学校低学年の頃、音楽の時間に、リコーダーの授業がありまして、クラス全員がパートごとに分かれ、それぞれ種類の違うリコーダーを使うことになったのです。リコーダーの種類は、三種類で、ソプラノ、メゾソプラノ(スタンダード)、アルトがあり、わたしは運悪く、最も大きく丈も長いアルトリコーダーの笛を扱うことになってしまいました。そのうえ、リコーダーなど見るも触るも初めてで、先生が教える吹き方も、ドレミファすら皆目判りません。音階を決める穴を抑えるにも、指が届かないのです。もう、すべてが絶望的で、音楽の時間が来るのが恐怖でした。ところが、ある日、先生が皆に初めて演奏する楽譜を渡し、「今日からは、これを練習するぞ」と、その曲のレコード(CDではありません。念のため)をかけたのです。「ミララシドシラシシドレドシララシドシラシ・・・・」------その何とも物悲しいメロディーを聞いた途端、本当に不思議なことに、わたしは、それまでちんぷんかんぷんだった指の運びをまったく外すことなく、完璧に吹くことが出来たのです。しかも、その曲をレコードで聴いた直後に------。周りのクラスメートは、「何でこの曲が吹けるんだ?知っていた曲なの?」と、驚いていました。いいえ、まったく初めて聴く曲ですし、それが、リコーダーで吹けるなんて、考えてもいませんでした。でも、そのことが一つのきっかけになったのか、それからは、先生の出す課題曲は、ほとんどそつなく演奏することが出来るようになり、その時使ったリコーダーは、今も大事に引き出しの中にしまってあります。
ね、こういう経験は、皆さんにもありますよね・・・・・?え?・・・・これは、ちょっと・・・・違いますか・・・・?

では、引き続き、「炎の氷壁」を、お読み下さい。
Posted by ちよみ at 11:15│Comments(6)
│不思議な話
この記事へのコメント
私の前世は中山競馬場の馬糞らしいです。以前、中山競馬場の前を通ったとき、全身の血がざわざわーっと騒いだもんで、知人に「私の前世は競馬ウマでは」と言うと、おまえがサラブレッドなどであるわけがない、いいとこ馬糞だ、と笑われました。前世や来世を妄想することは好きですが、実際には全く信じてないかな~。不思議な体験はたくさんあるんですけど、そういう世界にハマっていくことはないですね~。
Posted by ririchi at 2009年03月05日 12:40
はじめまして。
時折、訪問いただいているようでありがとうございます。
前世というわけではないかもしれませんが、たま~に初めての場所なのに過去に見たような風景の時があります。それは夢で見たのかもしれないけど。
あと、霊的な事で泊まり先が怖い時もあります。観光地でもなにか異空間を感じる場合があります。特に神社は苦手です。伏見稲荷は怖くて走って帰ってきました。
時折、訪問いただいているようでありがとうございます。
前世というわけではないかもしれませんが、たま~に初めての場所なのに過去に見たような風景の時があります。それは夢で見たのかもしれないけど。
あと、霊的な事で泊まり先が怖い時もあります。観光地でもなにか異空間を感じる場合があります。特に神社は苦手です。伏見稲荷は怖くて走って帰ってきました。
Posted by ティンク at 2009年03月05日 14:02
ririchiさんへ>
コメントありがとうございます!
中山競馬場の馬糞ですか----(^◇^)
いや、もしかしたら、かつての天才ジョッキーということも・・・。または、ririchiさんは、写真の腕前も秀逸なので、競馬写真専門の写真家さんだったのかもしれませんよ。
不思議な体験を色々お持ちとか---。わたしも、半信半疑ながら、そういう話って嫌いじゃァないんですよね。(お前は、子供かと、よく呆れられます)もしよろしかったら、いつかブログにアップして下さい。
コメントありがとうございます!
中山競馬場の馬糞ですか----(^◇^)
いや、もしかしたら、かつての天才ジョッキーということも・・・。または、ririchiさんは、写真の腕前も秀逸なので、競馬写真専門の写真家さんだったのかもしれませんよ。
不思議な体験を色々お持ちとか---。わたしも、半信半疑ながら、そういう話って嫌いじゃァないんですよね。(お前は、子供かと、よく呆れられます)もしよろしかったら、いつかブログにアップして下さい。
Posted by ちよみ
at 2009年03月05日 14:56

ティンクさんへ>
初めまして。
ご訪問ありがとうございます!
ティンクさんのブログ、美しいお花や楽しい旅のお話などが満載で、いつも興味深く拝見しております。
初めて来たのに、以前見たことがあるというような気持ちになること、わたしも、稀にありますね~。あれは、どういう感覚なのでしょうね?
宿泊先や観光地で霊的な現象や異空間を感じられたり----。ティンクさんは、霊感が強い方なのかもしれませんね。霊感のある人は、芸術的センスにも長けた人が多いとか。わたしには、そこまで鋭敏な感覚はありそうもないですが、でも、俗にいう「あなたの知らない世界」のような体験をしたこと、ほんの些細なことですが、わたしにも、経験があります。未だに不思議で仕方がありません。
初めまして。
ご訪問ありがとうございます!
ティンクさんのブログ、美しいお花や楽しい旅のお話などが満載で、いつも興味深く拝見しております。
初めて来たのに、以前見たことがあるというような気持ちになること、わたしも、稀にありますね~。あれは、どういう感覚なのでしょうね?
宿泊先や観光地で霊的な現象や異空間を感じられたり----。ティンクさんは、霊感が強い方なのかもしれませんね。霊感のある人は、芸術的センスにも長けた人が多いとか。わたしには、そこまで鋭敏な感覚はありそうもないですが、でも、俗にいう「あなたの知らない世界」のような体験をしたこと、ほんの些細なことですが、わたしにも、経験があります。未だに不思議で仕方がありません。
Posted by ちよみ
at 2009年03月05日 15:24

前世話、大好きです♪
ちよみさんもご存知のとおりサムライですが・・(^o^;
でも特別な体験をしたわけでなく、全く根拠のないもので、
ただ多分武士道に共感できることが多いからなのだろうと・・。
あと、以前ブログにも書いたのですが、ソウルメイト。
くされ縁とか、なぜかとても気が合うとか、合わなすぎるとか。
近しい間柄であるほど、そういうところに、
前世での因縁を感じてしまいます。
P.S
いつも、ちよみさんに温かいコメント頂いて
こちらからコメントできず恐縮しております。
ちょっと一服コーナーのお話も楽しいので、
できればまた時々お願いしま〜す(^O^)
ちよみさんもご存知のとおりサムライですが・・(^o^;
でも特別な体験をしたわけでなく、全く根拠のないもので、
ただ多分武士道に共感できることが多いからなのだろうと・・。
あと、以前ブログにも書いたのですが、ソウルメイト。
くされ縁とか、なぜかとても気が合うとか、合わなすぎるとか。
近しい間柄であるほど、そういうところに、
前世での因縁を感じてしまいます。
P.S
いつも、ちよみさんに温かいコメント頂いて
こちらからコメントできず恐縮しております。
ちょっと一服コーナーのお話も楽しいので、
できればまた時々お願いしま〜す(^O^)
Posted by うっちー at 2009年03月05日 21:32
うっちーさんへ>
こんばんは。
コメントありがとうございます!
武士道に共感できるうっちーさんの前世は、やっぱり、お侍さんなのでしょうね。どの時代の武士なのでしょうね?戦国時代か、幕末か?うっちーさんのイメージ的には、赤穂浪士のような気もするのですが・・・(いざ、討ち入り!(-"-)/)
確かに、気が合う人合わない人、前世の因縁みたいなものを感じることってありますよね。「この人とは、初めて会った気がしない」とか----。あれは、奇妙な感覚です。
また、不思議な話や怖い話など、わたしが巷で拾ったものを、つらつら書いて行きたいと思いますので、お時間がありましたら、ぜひお読み下さい。
こちらこそ、よろしくお願い致します!
こんばんは。
コメントありがとうございます!
武士道に共感できるうっちーさんの前世は、やっぱり、お侍さんなのでしょうね。どの時代の武士なのでしょうね?戦国時代か、幕末か?うっちーさんのイメージ的には、赤穂浪士のような気もするのですが・・・(いざ、討ち入り!(-"-)/)
確かに、気が合う人合わない人、前世の因縁みたいなものを感じることってありますよね。「この人とは、初めて会った気がしない」とか----。あれは、奇妙な感覚です。
また、不思議な話や怖い話など、わたしが巷で拾ったものを、つらつら書いて行きたいと思いますので、お時間がありましたら、ぜひお読み下さい。
こちらこそ、よろしくお願い致します!
Posted by ちよみ
at 2009年03月05日 22:53

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