予感、直感、第六感・・・・・116

~ 今 日 の 雑 感 ~


予感、直感、第六感



    皆さんは、予感とか、直感とか、第六感を、ご自分が持っていると、思いますか?

    朝、起きた時、ふっと、「今日は、何となくいいことがありそう」と、思ったら、駅で偶然片思いの男性に出会ったとか、逆に、「何だか、気分が乗らないなァ」と、思ったその日に限って、突然、彼女から別れ話を切り出されたとか、そんな、摩訶不思議な出来事は、おそらく誰もが一度や二度は経験していることでしょう。

    これは、五年ほど前に、わたし自身が経験したことなのですが、こんなことがありました。予感、直感、第六感・・・・・116

    従兄弟の家で、親戚一同が集まることになり、わたしの従姉の一人がその日に限って、珍しくお化粧をして、小さなスミレの花を模したイヤリングまでつけて来た時のことです。✿

    しばらくすると、その従姉が、家のあちらこちらを、懸命に探しまわっているので、どうしたのかと、わたしが訊ねると、

    「せっかくつけて来たイヤリングの片方が、何処かに行ってしまったの」

    と、言います。わたしも、一緒になって探してみたのですが、何処にも落ちてはいません。何処かに置き忘れたのではないかと、従姉に訊ねたのですが、何処にも置いたことはないといいます。

    それなら、もう一度、探してみようかと、腰をあげた時でした。わたしの頭の中に、ふっと、ほんの一瞬、そのイヤリングが従姉の胸のあたりに見えたような映像が浮かんだのでした。

    そこで、「もしかしたら、イヤリング、あんたの胸のポケットに入っているんじゃないの?」と、言いました。従姉は、

    「そんなことないよ。だって、一度も外していないんだし・・・・」

    と、言いながら、それでも、ブラウスの胸ポケットの中を探したところ、何と、小さなイヤリングの片方が、その中から出て来たのでした。

    「ええ~!何で、判ったの!?」

    従姉は、思わず仰天の声を上げました。が、わたしも、どうして、そこに入っているように思えたのか、自分でもさっぱり判りませんでした。どうやら、イヤリングは、いつの間にか、従姉の耳から勝手に取れて、ポケットの中に滑り落ちてしまっていたらしいのです。

    わたしも、我ながら、この時の直感には、驚きました。face08






    また、これは、わたしの父が体験した話です。

    今から二十年ほど前、父が長野市で開かれるある会議に出席するため、長野電鉄の電車を利用した時の話です。

    父は、乗車するとすぐに、運転席の後ろにある座席に座ったのですが、その位置からは、ちょうど運転士の後ろ姿が見えたのだそうです。その運転士は、まだ二十代と思しき若い男性で、制帽をやや斜(はす)にかぶって運転席に座っていたといいます。

    それを見た瞬間、父は、何故か思ったそうです。

    (この電車、この先で事故を起こすんじゃないのかな・・・・?) と-----。

    すると、案の定、ある遮断機のない踏切に差し掛かったところで、いきなり電車が急ブレーキをかけたかと思うと、ガクンッと、大きく揺れて止まったのだそうです。

    踏切内で、自動車との接触事故を起こしてしまったのでした。icon08

    非は、電車が通過するのを待たずして、踏切内に入ってしまった自動車の運転者の方にあったようなのですが、父も、あまりの偶然に、本当に驚いたといっていました。

    幸いにも、その事故によるけが人はいなかったようです。自動車の運転者も、急いで車内から逃げ出していて無事でした。icon17icon16



    

    俗にいう、「虫の知らせ」とでも言うのでしょうか?

    これらの体験は、予感、直感、第六感というようなものは、やはり、人間にはもともと備わっているのではないかと思うような出来事でした。

    あるテレビ番組で、アメリカのナバホ・インディアン(現在はネイティブアメリカンというそうです)の長老は、こんなことを言っていました。

    「すべての人間は、古来より、自然の力を我が力として、未来を予知する能力をその手に有していた。しかし、文明の力に頼り、自然を遠ざけるようになるに連れて、その能力は失われ、天の忠告もその耳には届かなくなったのだ」

    しかし、ある時、ふと、そのかつての力が身体の中によみがえることがあるのではないでしょうか?

    その力が、いつよみがえり、現われるのかは、まったく予知できないのですけれどね。face02

<今日のおまけ>

    身体が思うように動かず、ほとんど歩くことが出来なかった時に、よく、歩く夢を見た。

    夢の中では、平気でスタスタと歩けるばかりでなく、走ることも出来た。

    「な~んだ、歩けるんじゃない。どうして、歩けないなんて思ったんだろう?」

    などと、夢の中では、考えてもいた。しかし、実際は、五メートルもまともに手放しでは歩けないのに・・・・。

    夢とは不思議なものだ。しかし、まだ、それほど身体に変調もなく、平気で歩けていた時から、不思議な夢は見ていた。

    それは、歩いていると、足が砂地や泥地に次第に埋まり、いつしか前へ進めなくなるというものだった。

    あれは、病気になることを暗示する夢だったのだろうか?

    夢占いなどという物もあるやに聞く。こうした夢も、一種の予知夢だったのかもしれない。star 

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この記事へのコメント
こんばんは
目の前に夢判断の本があるので・・・ちょっと書いちゃいます。(ごめんなさい)
その本によれば
底なし沼=無意識の危険性
って書いてありましたよ。
予知夢ですかねーーーーー。体のSOSを感じていたのですかね。。。

私も 悪夢を沢山見ていたので過去にそんな本をよんでいたのです。。。
毎晩見る夢を毎日判断していました。
最近はくだらない夢だったり 仕事してる夢だったり・・・昨日の夢はウェイトレスをしていたらお客さん同士の喧嘩が始ったゆめです。。。
口論=個人的な価値観と外から押し付けられた価値観の対立
なんて書いてありましたが 
なんでしょう・・・

今日はいい夢みたいものです。
Posted by り・まんぼーり・まんぼー at 2009年08月04日 00:06
おはようございます。
なぜか、私の書棚にも「ユング派の夢解釈」なんて本があります。中身は私には難し過ぎます。なぜ、この本を手にしたかはわからない・・・。今一度、紐解いてみようかな?
そうそう、私にとって悪夢は「遅刻をして仕事を落とす夢」繁忙期になりハードになってくるとたま~に見る。これは、一種の警告なんでしょうかね。
Posted by ティンク at 2009年08月04日 07:12
よこスレごめんなさい
私の本もユングの心理学を簡略化した本です。ティンクさんの夢・・・
遅刻=機会を逃す恐れとか期限が迫っている
とあります。深層心理ですかねぇ 
夢は昼間に起きたことを整理させるものとも聞きます 。夢は本心なんですかね。
勝手に判断してごめんなさい。
Posted by り・まんぼー at 2009年08月04日 09:30
私も横スレですみません。
そうですか・・・。じゃあ、たくさんビックチャンスを逃したかな~(笑い)
Posted by ティンク at 2009年08月04日 10:16
直感、(虫の知らせ)って あるよね、
私は、ぱっと思い出せないけど、
良く 身内の死とか・・・何かが違うって、思うみたいですよね、 ホント摩訶不思議。

ところで、グランセローズの笠井選手、
脱退の記事が、今朝 載っててショックでした。  我が家の近くの選手で息子も良く知ってて、藤原投手と共に応援してたのに・・・怪我では残念でなりません。
Posted by 艶や華艶や華 at 2009年08月04日 10:48
り・まんぼーさまへ>

 ユングの心理学---難解な本のようですが、読み応えもありそうですね。
 底なし沼は、無意識の危険性---ですか・・・。やっぱり、わたしの見たのは、予知夢だったんでしょうね。
 足が動かなくなるぞと、いう警告だったのかも。あの頃は、実に変な夢ばかり見ました。やたらに、亡くなった人が夢の中に出てきたり、お寺の釣鐘が、大きな百合の花だったりして、今考えても不思議な夢です。

 り・まんぼーさんは、口論の夢ですか。それも、自分がその当人ではなく、お客さん同士の口論なんですね。リ・まんぼーさんの心中にも、何かの葛藤があるということかもしれませんね。
 確かに、世の中は、ジレンマの塊でできているようなものですから、あくまでも自分を通すのは難しいです。
Posted by ちよみちよみ at 2009年08月04日 11:17
ティンクさまへ>

 ティンクさんの書棚にもユングがあるんですね。やはり、人間の深層心理には、誰しも興味がありますよね。特に、お客相手のお仕事をされている人は、そういうことに通じている人が多いそうですね。
 殊に、最近は、価値観の多様化などもあって、人間の心理状態も把握しにくくなってきましたから。

 遅刻をして仕事を落とす夢は、怖いですね。現実と直結しているだけ、不安にもなりますね。リ・まんぼーさんの説明ですと、遅刻は、機会を逃すおそれ---ですか。
 わたしも、未だに学校の授業に遅刻する夢や、テストに間に合わなくなるという夢を見ます。あれは、正直、不気味です。
 だから、何かとチャンスを逃しっぱなしなのかも・・・。
Posted by ちよみちよみ at 2009年08月04日 11:30
艶や華さまへ>

 虫の知らせというものは、ごくたまにありますよね。特に、身内の死などは、はっきりと感じたという人も多いようです。
 不思議な現象ですね。テレパシーのようなものが、伝わることもあるのでしょうか?

 グランセローズの笠井選手が、怪我で脱退ですか?初めて知りました。艶や華さんのお宅の近くの出身ですか。息子さんともお知合いなんですね。本当に残念ですね。
 藤原選手も、現在は、登録抹消で、練習生になっているんですよね。お父さんは、大工さんですよね。家業の手伝いもしっかりとする息子さんというだけに、ご両親もさぞ気をもんでおられることでしょう。

 それにしても、今年のグランセローズは、ボロボロ状態ですね。怪我人が多いこともありますが、何か歯車がかみ合っていないという気がします。
Posted by ちよみちよみ at 2009年08月04日 11:52
笠井選手は 絶対いけると信じていたのに、怪我が治ったらまた チャレンジするとも書いてありましたが・・・
残念でなりません。
藤原君は 家の息子と一緒に、同シニアチームで活躍してました。
せっかくの地元チーム 期待に応えて欲しいですよね。、、今の野球少年の夢の為にも・・・
Posted by 艶や華艶や華 at 2009年08月05日 10:44
艶や華さまへ>
 
 そうですよね。
 わたしの知り合いで、やはりグランセローズ大好きな女性がいるんですが、この報道に、とてもショックを受けていました。
 確かに、笠井選手は、最近は目立った活躍がなかったそうですが、県出身の選手ですし、もう少し粘って欲しかったといっていました。
 でも、怪我では、本人も辛かったのでしょうね。まだ、二十三歳ですし、しばらく休んで身体を本調子にしてから、また、チャレンジしてもらいたいです。
 藤原選手は、息子さんのチームメートだったんですよね。セローズの中でも、二十歳の最年少ですから、まだまだ、伸びしろはあると思います。グランセローズの中に、彼のような若い選手を、精神面でも技術面でも、引っ張ってくれるような選手がいればいいんですけれどね。
 今年から富山サンダーバーズへ移籍した松橋捕手のような存在があればと、いまさらながら残念でなりません。

 話では、グランセローズは、BCリーグ六球団の中でも、かなり恵まれた環境にあると言います。セローズの本拠地の中野市営球場を見た日ハムの二軍選手たちも、羨ましがったそうです。
 おっしゃるように、このままでは、セローズ選手に憧れている子供たちの夢もつぶすことになってしまいますよね。おそらく、後期もかなり厳しいでしょうが、最後の踏ん張りで意地を見せて欲しいものですね。
Posted by ちよみちよみ at 2009年08月05日 11:49
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