フィギュアのジャッジって?・・・・・402
2010年02月20日
~ 今 日 の 雑 感 ~
フィギュアのジャッジって?
フィギュア・スケートのジャッジって、正直、よく判りませんね~。

まあ、難しい採点方法など、最初から覚えようなどという気はないのですが、それにしても、これほど点数の高低が判りにくい競技というのも珍しいと思います。

ジャンプ一つとっても、ルッツ、ループ、サルコ、トーループ、フリップ、アクセルなど、とにかく多彩で、しかも選手たちは一瞬にしてこのジャンプを跳ぶ訳ですから、素人の目には、ほとんど何が何だか判らないのが普通です。
だから、そんなものは、アナウンサーや解説者が説明するのを単にうのみにして聞いていればいい訳で・・・・。
それでも、一応、見分ける方法としては、
ルッツ-----右足のトウで氷を蹴り左足で跳ぶ。踏切り
はアウトエッジ。
ループ-----トウをつかずに右足で踏み切る。
サルコ-----小さく円を描きながら、トウをつかずに左
足で踏み切る
トーループ-----左足でトウをつき、右足踏切り。セカン
ドジャンプに良く使われる。
フリップ-----ルッツに似ているが、ルッツのアウトエッ
ジに対して、インエッジで踏み切る。
アクセル-----前向きで踏み切る。
と、いうようなことらしいのですが、どっちにしても、たぶん、演技中は判らないと思いますので、無視して行きます。
しかしながら、こういうことが判っても、採点方法が判っても、判らないのが、審判たちの心の内です。
フィギュアは、他の競技と違って、一発勝負ということはほとんどないように思います。つまり、一年、二年とかけて審判に自分の実力をアピールしながら、その信頼度を高めて行くという、極めてユニークな性質を持っているスポーツのようなのです。
そのため、上位に食い込んで来る選手たちは、よほどの失敗がない限り、上位にランクされ続けますし、ジュニアから上がって来たばかりの選手で、いきなり素晴らしい活躍を見せても、あまり点数が伸びないということも良くあります。
今回のオリンピックでも、ロシアのエフゲニ―・プルシェンコ選手がどれほど見事な四回転ジャンプを成功させても、三年のブランクが、やはり、尾を引いていたと思うのです。
ジャッジは、プルシェンコ選手の四回転―三回転よりも、アメリカのエバン・ライサチェク選手の冒頭の三回転ルッツ―三回転トーループを評価し、また、演技から演技へのつながりの美しさや、ステップの正確さ、巧みさに軍配を上げたという訳です。
あるフィギュア関係者は、こうしたあやふやな採点方法を皮肉って、「ロビー活動のうまい国ほど、得点を伸ばすものだ」と、言ったそうですし、フィギュアは、あくまでスポーツなのだから、芸術性を重んじ過ぎるのは問題があると、考える専門家もいると聞きます。
プルシェンコ選手も、この採点方法には納得できないところもあるようで、正直、わたしも、少しばかり首をひねりました。確かに、プルシェンコ選手のジャンプは乱雑なところもありましたが、一度も転倒はなかった訳です。
となれば、もはや、男子シングルにとって、四回転は価値がないのか?
四回転を回避しても、金メダルが取れるという前例を作ってしまった今回のフィギュアの男子シングル。今後は、ますます芸術面や表現力に重きが置かれるとなれば、案外、日本勢には有利な方向へ傾くのではないかという期待もあります。
<今日のおまけ>
こう言っては何ですが、カーリング女子のチーム・青森の選手たち、以前に比べて、綺麗になったように思うのは、わたしだけでしょうか?
お化粧の仕方を変えたのか?それとも、注目されているという緊張感がそうさせるのか?
秘密を訊いてみたいような気がします。
こう言っては何ですが、カーリング女子のチーム・青森の選手たち、以前に比べて、綺麗になったように思うのは、わたしだけでしょうか?
お化粧の仕方を変えたのか?それとも、注目されているという緊張感がそうさせるのか?
秘密を訊いてみたいような気がします。

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Posted by ちよみ at 00:15│Comments(4)
│ちょっと、一服・・・・・ 20
この記事へのコメント
こんにちは
高橋選手も織田選手も小塚選手もみんな
それぞれ素敵でしたね。
4回転を失敗してしまった高橋選手がすぐに笑顔で演技を始めたときはこちらも心が躍りました^^
情熱的な演技は誰よりも点数が高かったですもんね。どんな表情でジャッジの手前で演技したのか
気になります^^
いろんな競技がありますがフィギュアが一番すきです!!!
高橋選手も織田選手も小塚選手もみんな
それぞれ素敵でしたね。
4回転を失敗してしまった高橋選手がすぐに笑顔で演技を始めたときはこちらも心が躍りました^^
情熱的な演技は誰よりも点数が高かったですもんね。どんな表情でジャッジの手前で演技したのか
気になります^^
いろんな競技がありますがフィギュアが一番すきです!!!
Posted by り・まんぼー
at 2010年02月20日 16:06

り・まんぼーさまへ>
ライサチェク選手が、四回転を回避したので、高橋選手は必ず入れて来ると思いましたが、それが失敗しても、彼の芸術性は、群を抜いていましたね。
昔の日本男子選手なら、恥ずかしさの方が先に立って、とても、あのような情感のこもったナルシスティックな演技は出来なかったと思います。現地バンクーバーのフィギュアを練習している子供たちも、「タカハシの演技が一番好き」と、言っているそうですね。子供たちに夢を与えられる選手というのは、本当に素晴らしいと思います。
織田選手、小塚選手も、とても個性的で、見ごたえがありましたね。
ライサチェク選手が、四回転を回避したので、高橋選手は必ず入れて来ると思いましたが、それが失敗しても、彼の芸術性は、群を抜いていましたね。
昔の日本男子選手なら、恥ずかしさの方が先に立って、とても、あのような情感のこもったナルシスティックな演技は出来なかったと思います。現地バンクーバーのフィギュアを練習している子供たちも、「タカハシの演技が一番好き」と、言っているそうですね。子供たちに夢を与えられる選手というのは、本当に素晴らしいと思います。
織田選手、小塚選手も、とても個性的で、見ごたえがありましたね。
Posted by ちよみ
at 2010年02月20日 20:10

確かにフィギュアって、点数野付方がよく分かりません。出たら出たで、あー、そうなの???ってカンジ。
個人的には、プルシェンコのタカビーぶりが笑っちゃうほど、敵愾心をあおるので、ライサチェクが上回ったときは、意外だなと思う気持ちと、当然だと思う気持ちの両方があって、複雑でした。
すがすがしいのはやっぱり高橋選手かな。信念をもって頑張るって、こういう事をいうのだと思いました。織田選手のアクシデントは、残念だったけど、なんだかね、信長の頃から、最後のツメが甘い一族なのかも、アレは血かも、とおかしかったです。
個人的には、プルシェンコのタカビーぶりが笑っちゃうほど、敵愾心をあおるので、ライサチェクが上回ったときは、意外だなと思う気持ちと、当然だと思う気持ちの両方があって、複雑でした。
すがすがしいのはやっぱり高橋選手かな。信念をもって頑張るって、こういう事をいうのだと思いました。織田選手のアクシデントは、残念だったけど、なんだかね、信長の頃から、最後のツメが甘い一族なのかも、アレは血かも、とおかしかったです。
Posted by ぷりんちぺ at 2010年02月20日 21:00
ぷりんちぺさまへ>
確かに、ご先祖の織田信長も、ほとんど丸腰状態で本能寺へ入っていたために、明智に簡単に攻められてしまったんですよね。織田選手も、靴ひもは、最初から切れていたけれど、感覚が鈍るのが嫌で、取り替えずに結び付けて使用していたのが、演技の最中にほどけてしまったということのようですね。ご先祖同様に、結果を読み違えてしまったのでしょうね。
やはり、ここは、信長公にならって、運命を笑い飛ばし、「人間五十年~」を、ひとさし舞うというのも、一興かもしれません。(笑)
プルシェンコ選手は、最後まで、他の男子選手を挑発していましたね。おそらく、本人は、楽勝だと思っていたのでしょうね。フィギュアを芸術と見るか、スポーツと見るか、そこの感覚の違いが、点数に大きく関係したのかもしれませんね。
それにしても、身長188センチのライサチェク選手が、四回転を飛ばなかったというのは、なんか、やっぱり物足りない気分になりましたね。プルシェンコ選手じゃないけれど、「男なら飛べよ!」って、ちょっと、思いました。
確かに、ご先祖の織田信長も、ほとんど丸腰状態で本能寺へ入っていたために、明智に簡単に攻められてしまったんですよね。織田選手も、靴ひもは、最初から切れていたけれど、感覚が鈍るのが嫌で、取り替えずに結び付けて使用していたのが、演技の最中にほどけてしまったということのようですね。ご先祖同様に、結果を読み違えてしまったのでしょうね。
やはり、ここは、信長公にならって、運命を笑い飛ばし、「人間五十年~」を、ひとさし舞うというのも、一興かもしれません。(笑)
プルシェンコ選手は、最後まで、他の男子選手を挑発していましたね。おそらく、本人は、楽勝だと思っていたのでしょうね。フィギュアを芸術と見るか、スポーツと見るか、そこの感覚の違いが、点数に大きく関係したのかもしれませんね。
それにしても、身長188センチのライサチェク選手が、四回転を飛ばなかったというのは、なんか、やっぱり物足りない気分になりましたね。プルシェンコ選手じゃないけれど、「男なら飛べよ!」って、ちょっと、思いました。
Posted by ちよみ
at 2010年02月20日 23:21

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