ある精神科医の本・・・・・449
2010年03月25日
~ 今 日 の 雑 感 ~
ある精神科医の本
最近、ある男性精神科医の書いた本を読んだ。
その男性医師は、医学博士号も持っている、医学界でもかなりの権威の医師であるらしい。
年は、六十歳ぐらいであろうか?
ただ、この本は、医師本人が書いているものと仮定して話を進めなければならないであろう。もしも、ゴーストライターを使っているのだとしたら、これから書くことは、すべて意味がなくなってしまうからである。
とにかく、医師の書く文章は、難解である。
比喩や装飾語が多く、わたしのような素人には読みにくいこと限りない。しかし、書いていることは、意外に未知の内容が多くて、意味が判れば、面白いものではある。
しかし、おしなべて、だから何なの?と、突っ込みたくなる部分も無きにしも非ずで、要は、ほとんどの章に結論らしきものが見えないのである。
まあ、医師の趣味の領域が羅列されている著書と思った方がいいのかもしれない。
そんな文章の中に、特に、わたしが疑問に思う個所があった。
それは、医師が、一人の男性を精神鑑定したというくだりである。
その男性患者は、妄想癖が激しく、自分の頭の中で作り上げたストーリーを、現実と勘違いしてしまうという中卒の警備員である。精神鑑定というのは、この警備員の男性が恋愛妄想が原因で、近所の主婦を刺してしまうという事件を起こしたからであった。
しかし、わたしは、ここで、この事件に関することを問題にしたいのではない。
疑問に思うのは、この医師が男性を診察した際を描写した文章なのである。医師は、彼に、女性とセックスしたことはあるか?と、訊くが、男性は、この医師を軽蔑するような目つきで見て押し黙ってしまったと、いうのである。
ここで医師が言いたいことは、妄想癖には、達成感がないということなのだと思う。達成感がない以上、その妄想はどんどん加速するばかりで、完結することがない。
しかし、医師は、自分が初めて女性とセックスをした時のことを記すことで、自分には、「これで、自分も人並みになった」と、いう達成感や安堵感を明瞭に記憶しているというのである。つまり、男性には、これがない訳なのだと、言いたいのであろう。
わたしが、疑問に思うのは、この時の医師の記述の中に、その相手となった女性の気持ちがまるで反映されていないことである。では、自分が達成感や安堵感を得られれば、女性などどうでもいいのかと言いたいのだ。
だったら、何も、生身の人間相手でなくても、ダミー人形でも達成感は得られたはずである。
つまり、医師の視点には、相手の気持ちというものがまるで書かれてはいないのである。そういう医師に、果たして、患者の精神鑑定など務まるものなのであろうか?
わたしには、男性が、医師を軽蔑の眼付きで見た訳がよく判る。
彼は、おそらく、その医師がどういう人間なのか、一瞬にして内面を見抜いたのである。
精神鑑定されていたのは、果たしてどちらだったのであろうか?
思わずニヤリとしてしまった。
<今日のおまけ>
大学で教職課程を履修するためには、心理学は避けては通れない必修科目であった。
わたしは、心理学と青年心理学の二科目を取っていたが、正直、あまり、内容に記憶がない。あるのは、講師の先生方の記憶だけである。心理学を教えてくださっていたのは、かの有名な富田隆先生で、あの頃は、まだ可愛いという表現が似合う青年であった。
もう一人の青年心理学を教えてくださっていた先生は、富田先生よりももっと若い男性講師だった。だいたいいつも、白い色のデニムパンツを履いていたが、椅子に片足をかけて講義をするので、かなり印象的だったのを記憶している。
しかるに、授業の内容を覚えているかといえば、これが何とも心もとない。
もう少し、身を入れて聞いていればよかったと、今更ながら後悔するばかりである。
大学で教職課程を履修するためには、心理学は避けては通れない必修科目であった。
わたしは、心理学と青年心理学の二科目を取っていたが、正直、あまり、内容に記憶がない。あるのは、講師の先生方の記憶だけである。心理学を教えてくださっていたのは、かの有名な富田隆先生で、あの頃は、まだ可愛いという表現が似合う青年であった。
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しかるに、授業の内容を覚えているかといえば、これが何とも心もとない。
もう少し、身を入れて聞いていればよかったと、今更ながら後悔するばかりである。

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Posted by ちよみ at 12:44│Comments(0)
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