本当は、あなた嫌われているんですよ・・・・・497
2010年04月20日
~ 今 日 の 雑 感 ~
本当は、あなた嫌われているんですよ
今日は、ホテルや旅館等の観光業にかかわっている人たちには、少々耳の痛いことを書きたいと思います。
先日、散歩の途中で、実に興味深い光景を見た。
六十代ほどの男性のすぐそばに、如何にも高級そうな乗用車が停まり、ドライバーが窓から顔を出すとその男性に訊ねたのである。
「すみません。ちょっと、教えて欲しいんですが、〇〇〇ホテルはどう行ったらいいんでしょうか?」
すると、その男性が言うことには、
「行き方は知っているけど、言わねェ。どうして俺がホテルが稼ぐ手伝いをしなきゃならねェんだ。勝手に探せや」
ドライバーは、驚いたようないかにも心外だという怪訝な顔つきで、車を走らせて去って行った。そして、その男性は、そばにいたわたしの顔をチラッと見ると、同意を求めるように、
「ホテルの旦那たちなんか、おれたちと会っても下目に見るだけで話もしやしない。あんな奴らのために誰が協力なんかしてやるかってんだ。-----なァ?」
「はあ・・・・・」
わたしは、どういう顔をして答えたらいいのか判らず、うすら笑いを浮かべるしかなかった。
自治体は、観光客の誘致には手っ取り早く旅館やホテルなどとタイアップしてゆるキャラなどを考えればいいと、実に安易に考えている。しかし、これまでも何度も書いて来たように、ホテルや旅館ほど正直住民たちに嫌われている存在はないのだ。
下馬評では当選確実と思われていた旅館の女将たちが押していた県会議員候補が、一般の家庭の主婦たちのやっかみや恨みで落選するということなど平気で起きる。
どうして、これほどまでに旅館やホテル関係者はうとまれているのかと言えば、結局、彼らの日ごろからの周囲の住民に対する「殿様」意識がそうさせているのである。
しかし、どんなに大きなホテルや旅館でも、実際の内情は火の車であることはあまり知られてはいない。傍からは経営者が贅沢三昧に暮らしているようにみえるものの、皆、気の遠くなるような借金をかかえて青息吐息の営業をしているものなのである。
ただ、営業を続ける限り、金融機関もこれまで貸し付けた金が焦げ付くのを恐れて、館内の補修工事費やその他の支払いのためにさらに金を貸す。
こうして、倒産するまで栄養剤の点滴を続けるものだから、実際に潰れて不良債権となり競売にかけられるまで周囲の住民たちには判らないのである。
だから、倒産した経営者がどうなろうと、住民たちはまったくの無関心である。それが、観光地の血も涙もない現状なのだ。
そんな旅館やホテル関係者と自治体が活性化のために手を組んだところで、誰も関心など持たないし、協力もしない。こんなことは、もう百年にもわたって続いていることで嫌というほど判りきっているはずなのに、何故、未だにこんなところにしか目を付けられないのかが判らない。
発想の貧困さには、あきれ返るばかりである。
自分のホテルだけが儲かればいい。ホテルや旅館だけが潤えばいい。そんな考え方を変えなければ、観光地に未来などないのである。
今こそ、どうしたら、観光業者と一般地域住民とが協力して自治体起こしに取り組めるかを、性根を据えて考えなくてはならないのではなかろうか?
<今日のおまけ>
自称 女将さんのコメント欄にもう少し意見を書き込もうかと思いましたが、あまり、他の人のブログを使わせていただくのもどうかと思いましたので、ここに書きます。
女将さんは、渋温泉あっての山ノ内町だと言われていますし、そのくらいの気概も必要だと思います。
しかし、その気概が自惚れになっては困ります。
「しぶざるくん」のキャラクターにしても、渋温泉単独で作るのではなく、他の温泉場にも相談されて、統一のキャラクターを開発しようという発想がなかったことが、今更ながら残念でなりません。
つまり、いつも「俺だけがよければいい」の発想なのです。
この考え方を改めない限り、山ノ内町に未来はないとさえ思います。
わたしは、時々、こうした議論めいたことをしたくなる性分でして、女将さん、相手をして頂きありがとうございました。<(_ _)>
自称 女将さんのコメント欄にもう少し意見を書き込もうかと思いましたが、あまり、他の人のブログを使わせていただくのもどうかと思いましたので、ここに書きます。
女将さんは、渋温泉あっての山ノ内町だと言われていますし、そのくらいの気概も必要だと思います。
しかし、その気概が自惚れになっては困ります。
「しぶざるくん」のキャラクターにしても、渋温泉単独で作るのではなく、他の温泉場にも相談されて、統一のキャラクターを開発しようという発想がなかったことが、今更ながら残念でなりません。
つまり、いつも「俺だけがよければいい」の発想なのです。
この考え方を改めない限り、山ノ内町に未来はないとさえ思います。

わたしは、時々、こうした議論めいたことをしたくなる性分でして、女将さん、相手をして頂きありがとうございました。<(_ _)>
バラの夢、桜の夢・・・・・498
噂が怪物を創る・・・・・496
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山ノ内町のゆるキャラって?・・・・・494
新しい靴を買いました・・・・・493
言葉は人を変える・・・・・492
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山ノ内町のゆるキャラって?・・・・・494
新しい靴を買いました・・・・・493
言葉は人を変える・・・・・492
Posted by ちよみ at 20:54│Comments(5)
│ちょっと、一服・・・・・ 24
この記事へのコメント
観光業者と地元住民との温度差は、どこの観光地でも、少なからずあるでしょうね。
それにしても、道を聞かれても教えない
のはいきすぎだと思います。
観光地が繁栄すれば、地元住民にも還元されるわけですから。
確かに、観光業者と地元住民との協力がこれからの課題でしょう。
お互いが納得できるような、大きな気持ちも必要だと思います。
すいません、山ノ内町のことに、口出しをしまして。
僕も、安曇野市の観光業者のはしくれなものですから。
それにしても、道を聞かれても教えない
のはいきすぎだと思います。
観光地が繁栄すれば、地元住民にも還元されるわけですから。
確かに、観光業者と地元住民との協力がこれからの課題でしょう。
お互いが納得できるような、大きな気持ちも必要だと思います。
すいません、山ノ内町のことに、口出しをしまして。
僕も、安曇野市の観光業者のはしくれなものですから。
Posted by コミ at 2010年04月20日 23:06
コミさまへ>
コミさんも安曇野市で観光業に携わっておられるのですね。
わさびの栽培には、わさびそのものの収穫や食味だけでなく、観光客への景観提供の意味もあるのでしょうね。わさび田の清冽な美しさは格別ですから・・・。
いえいえ、コミさんのおっしゃるように、本来は地元住民と観光業関係者は、協力し合いながら地域の活性化に努めなければならないのです。が、どうも、わたしの住む地域には、そういう環境がないようなのです。
極端な話、旅館やホテルの子供たちが近所の普通の家の子供たちと遊んでいる姿を、あまり見たことがありません。
小さな時は一緒に遊んでいても、ある年齢からは、「あちらはホテルのお坊ちゃんなんだから」と、いう意識が双方に出てきてしまい、次第に疎遠になってしまうのが普通のようです。
ホテルの経営者の方は、そうやって近隣の一般家庭とは目に見えない壁を作り、一般家庭の方は、決してホテル側に協力をしない。まあ、住んでいる世界が違うといった感じなのです。
そして、ホテルや旅館関係者は、何故か自分たちは周りから羨ましがられていると、勝手に思い込んでいる訳で、この辺の感覚がどうにも判らないのです。
誰もうらやんでいる者などいないのですが、そう思い込んでいる節があるんですよね。
こうした感覚のギャップが、もう百年以上も前から、いや、もしかしたら数百年も前から続いているのです。でも、経営者の人に話を聞くと、その内情は相当大変なもので、我が家の近所にも何件も倒産した旅館やホテルが林立しています。競売に出されても買い手が付かないありさまで、それは惨憺たるものです。
ですから、一般住民の協力を仰がねば大変なことになると思うのですが、ホテル関係者が住民に頭を下げることなど決してないでしょう。
ある老舗旅館のご主人は、「あんな連中に頭を下げるくらいなら、倒産した方がましだ」と、言っていました。
この溝は、おいそれと埋まるものではなさそうです。本当に、困ったものです。
コミさんも安曇野市で観光業に携わっておられるのですね。
わさびの栽培には、わさびそのものの収穫や食味だけでなく、観光客への景観提供の意味もあるのでしょうね。わさび田の清冽な美しさは格別ですから・・・。
いえいえ、コミさんのおっしゃるように、本来は地元住民と観光業関係者は、協力し合いながら地域の活性化に努めなければならないのです。が、どうも、わたしの住む地域には、そういう環境がないようなのです。
極端な話、旅館やホテルの子供たちが近所の普通の家の子供たちと遊んでいる姿を、あまり見たことがありません。
小さな時は一緒に遊んでいても、ある年齢からは、「あちらはホテルのお坊ちゃんなんだから」と、いう意識が双方に出てきてしまい、次第に疎遠になってしまうのが普通のようです。
ホテルの経営者の方は、そうやって近隣の一般家庭とは目に見えない壁を作り、一般家庭の方は、決してホテル側に協力をしない。まあ、住んでいる世界が違うといった感じなのです。
そして、ホテルや旅館関係者は、何故か自分たちは周りから羨ましがられていると、勝手に思い込んでいる訳で、この辺の感覚がどうにも判らないのです。
誰もうらやんでいる者などいないのですが、そう思い込んでいる節があるんですよね。
こうした感覚のギャップが、もう百年以上も前から、いや、もしかしたら数百年も前から続いているのです。でも、経営者の人に話を聞くと、その内情は相当大変なもので、我が家の近所にも何件も倒産した旅館やホテルが林立しています。競売に出されても買い手が付かないありさまで、それは惨憺たるものです。
ですから、一般住民の協力を仰がねば大変なことになると思うのですが、ホテル関係者が住民に頭を下げることなど決してないでしょう。
ある老舗旅館のご主人は、「あんな連中に頭を下げるくらいなら、倒産した方がましだ」と、言っていました。
この溝は、おいそれと埋まるものではなさそうです。本当に、困ったものです。
Posted by ちよみ
at 2010年04月20日 23:43

前にも書いたかもしれませんが、同じ町内に住んでいてもうちは敷居が高過ぎて入って来れないのだ!!!と言われました。
Why?・・・
そりゃ~、一昔は無理だったかも知れませんが、私(田舎者)が嫁に来たのですから、いくらでもお越し下さい!!!(温泉だけでもお越し下さい)
とお伝えしました。
これを聞いて淋しい気持ち・・・
そして怒りさえ感じました。
上から目線はまだまだあるようですよ、
私は出来ませんが><
今の所、皆さんを動かす程の器量は無いので、取りあえず渋全体が潤えば嬉しい!!!といつも願っています。なるべくお客様を外に出す!!!をモットーに^-^
しぶざるくん・・・に関してはまだまだこれからが正念場です。
知名度を上げて山ノ内全体を活性化させる地区を目指したいと思います。
Why?・・・
そりゃ~、一昔は無理だったかも知れませんが、私(田舎者)が嫁に来たのですから、いくらでもお越し下さい!!!(温泉だけでもお越し下さい)
とお伝えしました。
これを聞いて淋しい気持ち・・・
そして怒りさえ感じました。
上から目線はまだまだあるようですよ、
私は出来ませんが><
今の所、皆さんを動かす程の器量は無いので、取りあえず渋全体が潤えば嬉しい!!!といつも願っています。なるべくお客様を外に出す!!!をモットーに^-^
しぶざるくん・・・に関してはまだまだこれからが正念場です。
知名度を上げて山ノ内全体を活性化させる地区を目指したいと思います。
Posted by 自称 美人女将
at 2010年04月21日 11:06

自称 女将さまへ>
旅館やホテルの経営者の上から目線は、実は、わたしも直に体験したことがあるのです。道路に自動車を止めていたら、突然、ホテルの従業員の人がやって来て、「女将がこの車を早くどけろと言っているので移動してくれ」と、言うのです。ホテルへ入るバスが入れないからどかせという訳です。
でも、道路は公道ですから、しかも駐車禁止区域ではないので、荷物を下ろす間ぐらい止めておいても違反ではありません。しかし、ホテルへ入るバスの方が優先だというのです。この意識にはわたしも驚きました。実は、もっと驚くべき差別的なこともありましたが、これはまたブログにアップしたいと思います。
つまり、こういうことを経験してる住民はとても多いのです。これで、旅館やホテルと協力して欲しいと言われても、どだい無理な話ですよね。
女将さんのように、周りの人たちに溶け込んで活性化を目指そうと思う若い経営者の方には判らないしがらみが、今まであまりに多すぎたように思います。
また、「渋温泉」とか「安代温泉」とか「穂波温泉」などと、区域を分けた活動も活性化の妨げだと思うのです。
「しぶざる君」のキャラクターにしても、もしも今度は町が別のキャラクターを発表したら、「渋」と「山ノ内町」は、別の場所なの?という感覚が観光客に広まるかもしれません。
しかも、「湯田中温泉」の方では、新聞記事などによりますと、足湯に入ったお地蔵様を売り出そうとしています。言わばキャラクターの乱立状態です。これでは、イメージがバラバラで、統一化が出来ませんよね。
何か、こういうことの打開策を考えないとこれからはますます大変な時代になるように思います。
旅館やホテルの経営者の上から目線は、実は、わたしも直に体験したことがあるのです。道路に自動車を止めていたら、突然、ホテルの従業員の人がやって来て、「女将がこの車を早くどけろと言っているので移動してくれ」と、言うのです。ホテルへ入るバスが入れないからどかせという訳です。
でも、道路は公道ですから、しかも駐車禁止区域ではないので、荷物を下ろす間ぐらい止めておいても違反ではありません。しかし、ホテルへ入るバスの方が優先だというのです。この意識にはわたしも驚きました。実は、もっと驚くべき差別的なこともありましたが、これはまたブログにアップしたいと思います。
つまり、こういうことを経験してる住民はとても多いのです。これで、旅館やホテルと協力して欲しいと言われても、どだい無理な話ですよね。
女将さんのように、周りの人たちに溶け込んで活性化を目指そうと思う若い経営者の方には判らないしがらみが、今まであまりに多すぎたように思います。
また、「渋温泉」とか「安代温泉」とか「穂波温泉」などと、区域を分けた活動も活性化の妨げだと思うのです。
「しぶざる君」のキャラクターにしても、もしも今度は町が別のキャラクターを発表したら、「渋」と「山ノ内町」は、別の場所なの?という感覚が観光客に広まるかもしれません。
しかも、「湯田中温泉」の方では、新聞記事などによりますと、足湯に入ったお地蔵様を売り出そうとしています。言わばキャラクターの乱立状態です。これでは、イメージがバラバラで、統一化が出来ませんよね。
何か、こういうことの打開策を考えないとこれからはますます大変な時代になるように思います。
Posted by ちよみ
at 2010年04月21日 12:34

すみません。
宛名の「美人」が抜けてしまいました。
ごめんなさい。
宛名の「美人」が抜けてしまいました。
ごめんなさい。
Posted by ちよみ
at 2010年04月21日 12:37

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