男が引く女、女が引く男・・・・・675

~ 今 日 の 雑 感 ~


男が引く女、女が引く男


男が引く女、女が引く男・・・・・675



    ここに面白いエピソードがある。

    付き合い始めてもうすぐ三ヵ月になる若い男女がいる。

    男性は、女性の素直な優しさを可愛いと思い、天使のようなとは言わないまでも、他人を思いやる美しい気持ちに惹かれていた。

    そのため、内心では、この女性となら結婚してもいいかもしれないと半ば本気になり始めていたのである。

    そうなると、男性は、女性にますます自身の気持ちを許し、自分のプライベートなことも色々と打ち明けるようになっていたのである。

    すると、女性の方も、自分たちはもう婚約者同士も同然だと、男性に気持ちを許すようになって行く。

    そこで、女性は、自分のことをもっと男性に知って欲しいと思い、これまでじっと心に溜めこんで来た日々の不満やうっ憤を相談し始めたのだった。

    女性は、男性が「彼女はここまでぼくに本音を話してくれているのだ。この好意を無にしてはいけない」と、考えて、ますます親密になれるものと思い込んでいたため、会社での同僚の悪口などをどんどん男性に話し、「きみをそんな目に合わせるなんて、なんてひどい奴らなんだ」と、共に同情してくれるものだと期待したのである。

    ところが、これを聞いた男性の反応は意外なものだった。

    「どうして、そんなに人の悪口ばかりを言うんだ?きみは、そんな心のいやしい人だったのか。幻滅だよ」

    これには、女性は愕然とし、「わたしのことが好きなら、一緒に悩んでくれてもいいじゃないの!わたしだって人間よ。人並みに愚痴も不満も陰口だってたたくわ。なんて、人の気持ちも判らない冷たい男なの?勝手に人を天使扱いしないでよ!」と、男性の心変わりをを責めたのである。

    二人の恋は、終わりを告げた。




    これでお判りだろうが、男とは、常に女に理想の天使像を求めるものなのだ。

    心清らかで、いつも明るく、他人の悪口など口が裂けても言わない純真さが理想なのである。

    しかし、女性は、その全く逆で、親しくなればなるほどお互いに同志的感情を持ち、外敵に対して結束できる相手であることを男性に求めるのである。

    要するに、男が引く女は、人の悪口を平然と言う女。

    女が引く男は、そういう女の肩を持てない男。



    どうですか?

    皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか?

    

    

    

<今日のおまけ>

    「男とは、かくも単純な生き物である」と、言った心理学者もいたそうだが、男性は、女性に対し、何故か「たまには可愛いワンピースでも着て欲しい」と、望むものなのである。

    「フリルのついたワンピースなんかわたしに似合う訳ないじゃないの。わたしは、ジーパンにTシャツが好きなのよ。それがわたしなの。男に迎合するなんて、本当のわたしじゃないわ。バカにしないでよ」

    たぶん、ほとんどの女性は、心の中でこう叫んでいるはずである。

    男性自身も、「男は顔じゃない心だよ」と、言いながら、女性には「女は髪が長くてフレアー・スカートの似合う人が良いな」などと、勝手なことをのたまうのだ。

    男の出来は外見では決まらないと思うように、女の出来も外見では決まらないということを肝に銘じてから恋をしよう。

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