「えのき氷」が販売されます・・・・・866

~ 今 日 の 雑 感 ~


「えのき氷」が販売されます




    食物繊維も豊富なエノキダケを毎日食べたいが、調理方法が限られてしまうとか、一度にたくさんは食べられないなどの消費者の要望を吸い上げたJA中野市と、エノキダケ部会が、毎日手軽にエノキダケを摂取できるように考えたレシピを紹介した記事が、以前、北信ローカルに掲載されました。



    『エノキダケは、天ぷらや、ざく切りにしてみそ汁に入れるなどの調理方法ぐらいしか思い浮かばないのだが、ここでは、エノキをざく切りにして、ビタミンD2 を増やすために日光に当てたのち少量の水と一緒にミキサーにかけ、ペースト状になった物を鍋に入れ、きっちり60分間ふきこぼれたり焦げたりしないように注意して煮詰め、あら熱を取ったら、製氷皿にそそいで冷凍庫で凍らせる。

    凍ったら、ジッパー付きの袋に入れて冷凍庫で保存しておけば、一日三個の目安でみそ汁やカレーなどの調理時に使用すると、簡単にキノコの成分を摂取することが出来るということである。

    特に、製氷するということで、よりキノコの成分であるキノコキトサンなどのエキスも増加する言うことも判っているそうである。

    また、中野市では既に100人以上がこの調理法を実践して、成果も上がっているという報告であった。

    わたしも、このように手軽に健康食品が家庭でも作れると思うと、嬉しい限りだが、ただ、やはり問題はある。つまり、この調理をやるのは、ほとんどが一家の主婦だといういことである。

    一般家庭には、業務用ほどの大冷凍庫がある訳ではないし、作るとなっても、一度に何十日分も作れるわけではない。ミキサーのない家庭もあるだろうし、あったとしても、ミキサーをかけたあとの始末にまた手間がかかる。

    そして、一時間もの間、鍋の前にいて焦げ付きを見張っていなければならないという時間も、実にもったいないし、効率が悪い。商店などの商売をしている家の主婦は、店と家庭内の両方へ気を配らねばならないため、台所仕事だけに専念することなど出来ないと、いう声もあるのも事実である。

    とにかく、仕事、子育て、介護に日々追われている主婦の立場にしてみれば、いくら家庭で手軽に作れるといっても、限界があることも忘れてもらいたくないのである。

    それよりも、JA中野市が、こうしたエノキダケエキスたっぷりの製品が手軽に料理に使用できる粉末状の食品を製造し、安価で販売してくれた方が、よほど助かるのではないかと考える。

    ぜひとも、一考をお願いしたいものである。』




    以上は、その新聞記事を参考にして、わたしがブログに書いた記事の抜粋ですが、このほど、信州きのこマイスター協会では、この「えのき氷」の市販に向けた試作品を完成させたそうで、今後、包装などのデザインを決めて、来春には冷凍24個(12個入れ2パック)を630円で販売するとのことです。

    愛用者が増えている「えのき氷」ですが、ペースト状にした物を1時間かき混ぜながら煮詰めるのは大変だとの声も多く、「市販して欲しい」との要望が増えたため、店頭販売用の「えのき氷」製作に乗り出したのだそうです。

    同協会では、佐久市にある事業所に製造を依頼し、手作業での製造方法と同じ工程での製造に成功したため、市販を決定したとのこと。

    「えのき氷」一個の重さは約30グラムで、一人一日3個を使うとして、八日間使用することができるそうです。

    保存期間は一年間。

    販売ルートに関しても、量販店出の販売や通販なども検討中とのことです。

    健康にも良いエノキダケを、より効果的に利用するための「えのき氷」が市販されるということで、主婦たちの期待も大きいと思いますが、次に問題となるのはおそらく価格だと思います。

    如何に健康のためとはいえ、果たして、八日間で630円という決して安くはない値段が主婦たちに受け入れられるか----との懸念も無きにしも非ずだと思います。

    市販後は需要も増え、せめて500円以内で買うことができるようになれば、県内外の認知度も上がるのではないでしょうか。

    インターネットやマスコミをうまく活用して、エノキダケ・パワーを全国に発信して欲しいものだと期待します。

「えのき氷」が販売されます・・・・・866

    




    

<今日のおまけ>

    長野市の鷲沢正一市長が、長野市議会12月定例会で、就職内定がもらえない学生へのアドバイスとして、「就職活動をしたことがなく、質問に答えるのにはわたしは一番不適当」と、前置きしたうえで、

    「(内定がもらえないことを)社会のせいにして、何か文句を言ってみても何のプラスにもならない」「反省することによって、自分は何を求めているのか、あらゆる手段を使ったか、コネを使ったか、そういういろんなことがあると思う」

    と、述べたそうだ。

    この発言に対して、「就職口がない中で就職できないのは、子供の責任ではない。コネという言葉も若い人に向かって使うのは不適当」と、共産党市議団が反発。しかし、鷲沢市長は、

    「うまく行かなかった時に反省するのは世の中の基本」「コネを使うことの何がいけないのか?使いましょうよ」

    と、反論したという。

    まあ、確かに、それはその通りなのだが、世の中にはコネのない学生の方が間違いなく多い訳で、この言葉は、コネのない学生には実に酷なものだと思う。

    自己反省も大事だが、内定がもらえず焦りまくっている学生に反省している暇などないのが実情ではないだろうか。

    鷲沢市長には、人生の先輩として、どうしたら就活に対して前向きになれるか、どうやって自己アピールをすればより効果的かといった具体例をあげて、学生たちを応援して頂きたいと思う。

    今、切羽詰まっている学生たちが欲しいのは、うんちくに富んだ人生訓などではない。

    「内定」の二文字だけなのだから。icon21

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