親戚づきあいとは・・・・・1059

~ 今 日 の 雑 感 ~


親戚づきあいとは・・・





    その一家とは、特別、近しい親戚というわけではないが、まあ、友人以上親戚未満といったところか・・・。

    わたしも以前は、その家の子供たちに勉強を教えたこともあるし、年賀状などのやり取りもしている。

    そして、我が家の慶事には、その家の家族を全員招待したこともあった。親戚づきあいとは・・・・・1059

    しかし、その家の娘さんが結婚するという招待状は、何故か我が家の父親だけにしか来なかった。

    他の親せき筋へも同様で、ある親戚などは、家族全員が招待されているものとばかり思い込んでいて、結婚式場へ皆で行ったところ、一人分の食事しか用意されていなかったという、驚くべきことも起きていた。

    この席が用意されていなかった親戚は、確かに、招待状には家長の名前しか書かれていなかったものの、いつもの付き合い上、当然全員が招待されるものと確信していたために、式場で一悶着あったようである。

    しかも、この家族は、いつも家族全員が一緒に移動するので、その招待した側の親戚もそんなことは百も承知だったはずなのである。

    そんな訳で、その家族同士は、その後どうもしっくりいかないせいか、つい最近も相手側に告別式があったのだが、「あの時、バカにされた」との気持ちが先立ち、行くの行かないのと、最後までもめにもめた。

    思うに、親戚といえども、こちらが相手の家族全員を招待したからといって、こちらも招待されるとは限らないということなのだ。

    向こうには、また向こうの親戚などがいたり、こちらとは何ら関係のない付き合いもある。

    こちらが相手のことを考えるほど、相手も気遣ってくれているとは限らない。

    ましてや結婚式などとなれば、新郎側の出席者との人数のバランスもあるわけで、新婦側の招待客ばかりが大勢集まっても困るのだろう。

    家族全員で結婚式場へ押し掛けた親戚も、そういうところまで気を回すべきだったようにも思う。

    しかし、田舎には未だに来たい者は誰でも来い----の習慣があることも事実だ。

    その辺りの線引きが、実はとても難しいのである。


<今日のおまけ>

    共同浴場で時々顔を合わせるかなり高齢のおばあさん。

    元の職業は看護師さんだ。

    中野市では有名な個人病院で、かつて働いていた。

    腰は曲がり、足もうまく動かせないのだが、それでも杖をつきながら外湯まで独りで入りに来る。

    「身体の調子はどう?元気になった?」
    
    顔を合わせた時は、必ず声をかけてくれる。

    こういう元気な高齢者が近くにいてくれると、母たちも何かと心強いものらしい。

    一度医療に携わった人は、たとえ職を辞しても一生医療人として頼れる存在なんだよね。

    

    

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この記事へのコメント
こんばんは。

親戚同士、というのは、ちょっとこじれてしまうと
修復するのが大変ですね。

特に、結婚式や葬儀などの時などは、前例に従って行わないと、揉めることになりますね。

時代が変わって来ているのですから、親戚といえども、もっと、あっさりした付き合い方が必要な気がします。

勿論、困った時は助け合うことは必要だとは思いますが、あまり、揉めるような事は避けるべきでしょうね。

やはり、つかず離れずの関係が大切な気がします。
Posted by こみさん at 2011年06月30日 19:06
こみさまへ>

 こんばんは。

 今、こみさんのブログのコメントのレスを拝見しました。こみさんのお宅には、地震の被害がなくて何よりでした。でも、まだ余震が続くかもしれませんから、十分お気を付け下さい。

 そうなんです。
 親戚同士は、他人と違ってその後も何かと付き合う必要がありますから、一度こじれると大変です。
 わたしも、当然招待してもらえるものだと勝手に思い込んでいましたから、「呼んでいない」と、はっきり言われた時は、正直カチンと来ました。
 おっしゃるように、如何に親戚といえども、今の時代は、もっとクールに割り切って付き合う方がいいのかもしれませんね。
 そんな訳で、今回の告別式には父親も出席しませんでした。
 
Posted by ちよみちよみ at 2011年06月30日 21:47
妹の結婚式当日、私は親族のさらに後ろにテーブルを見つけて、あれは誰のだろうと首をかしげていました。来る人来る人、みんな普段着。子供まできて走り回ってるし。

あとで、ご近所に声をかけて、きてくれた人をもてなすお席と聞いてびっくりしました。
招待してない突然きてくれた客さんをもてなすところもあるんですね。

場所によって風習も違うものですね。
Posted by ぷり at 2011年06月30日 22:56
ぷりさまへ>

 妹さんの結婚式は、「誰でも来い」の風習のある地域で行なわれたんですね。
 実は、わたしも招待されていない席へ普段着のまま行ったことがありました。
 田舎では結婚式は一大イベントですから。(笑)

 しかし、この場合の親戚は、皆しっかりと盛装して出かけての「席がない」ですから、ショックだったわけで、「恥をかかされた!」と、なったんですよね。これは辛いです。

 田舎もだんだん都会化してきていますから、招待状に名前のない場合は、出席できないということが最近は良くあるようになりました。洋食のコース料理が披露宴のメインになったことも理由なのかもしれません。
Posted by ちよみちよみ at 2011年07月01日 11:13
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