震災が愛情確認に・・・

震災が愛情確認に・・・icon07



    毎日、本当に暑いですね~~。
 
    こちらも連日の猛暑です。

    観光客には、「これで避暑地?」と、言われてしまう始末。

    夜の気温もさほど下がらず、参ります。

    皆さんも熱中症には十分気を付けて下さいね。


    

    東日本大震災の後、結婚願望を持った男女が増えているという話は良く耳にするが、同時に、離婚する夫婦も増えたという話題を、夜の報道番組で取り上げていた。

    東京に住むある夫婦は、夫と妻は別々の場所で震災に遭ったそうで、夫の安否を確かめようと、妻は即座に夫の携帯へメールを打ったのだという。

    もちろん、自分の無事も知らせるために。震災が愛情確認に・・・

    ところが、夫からは何時間経っても返事のメールは送られてこず、夜になってようやくかかって来た電話は妻の女友達から。

    その友人が言うには、「今、わたしのところへ旦那さんから無事の知らせが来たけれど、大丈夫だから----って言っていたわよ」とのこと・・・。

    妻は、愕然として、「どうして、その連絡が友だちの方が先で、わたしにはナシのつぶてなの・・・?」

    ようやく八時間後に入った夫からのメールには、妻を気遣う言葉もなく、ただ一言「まだ、会社にいる」だったのだとか。

    妻は、自分の存在が夫にとってはもはや意味のないものとなっていることを悟り、離婚を決意したということであった。

    もちろん、離婚を決断するまでには夫婦の間で紆余曲折があったものとは想像できるが、それでもこの大震災が引き金になったことは確かなようである。

    通信手段が手紙やはがき、固定電話、電報が主流だった頃には、考えられなかったことであるが、携帯メールという瞬時の通信手段が通常化している現代では、五分、十分返事が遅れても、それを愛情が冷めたと受け取るケースが多いそうである。

    確かに、自分が相手を心配しても、相手が自分のことをまったく念頭に置いていなかったとしたら、単なる友人同士でも関係にヒビが入る可能性はある。

    ために、特に携帯メールという手段は、場所を選ばず打つことが出来るので、事務的な連絡には重宝な面もあるが、人間関係を作る上ではこれほど煩わしい機械はないと、わたしなどは考える。

    だから、わたしは携帯を持っていいないし、今後持つつもりもない。

    パソコンのメールだけでも十分ことは足りるし、そんな些細なことで人間関係をダメにしたり振りまわされるのはご免である。

    番組では、この震災をきっかけに恋人や夫婦間の愛情が一気に冷めたための別れや離婚という現象がこれからも続くのではないかと、危惧していた。


<今日のおまけ>

    やはり、既に空は秋の気配とはいえ、未だに夏は夏だ。

    夜もそれなりに暑い。

    昨夜は、暑くて、エアコンをかけたまま眠ってしまい、深夜に気が付いて慌ててスイッチを切った。

    今日もまた、午後には気温がぐんぐん上がり、東北電力の電力使用量は90パーセントを越したという。他の電力会社からの融通も功を奏さず、下手をしたら計画停電が実施されるかもしれない。

    中部電力は今のところまだそこまではいっていないようだが、明日は更にジリジリ猛暑になるそうだ。icon01

    

    

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この記事へのコメント
こんばんは。

メールというのは便利ではあるとは思いますが、
一方通行で終わってしまう危険も含んでいますね。

送った方は、すぐにも返事が来ると思っていますから、時間が空くと気持ちも薄れてしまう危険があります。

それと電話と違って、自分の感情が言い表せない場合もありますね。

メールを送ったのに、なかなか返信が来ない時の
苛立たしさは誰しもあるんじゃないかと思います。

それと、メールは後々まで残りますから、よほど
注意して文章をうたないと困ることにもなる危険性も含んでいますね。

ただ、電話と違って、言った、言わないの問題は
無いとは思います。

まあメールも使いようだと思います。
Posted by こみさん at 2011年08月08日 21:13
こみさまへ>

 こんばんは。

 震災後、携帯メールが原因の離婚や結婚が多くなっているそうですね。

 おっしゃるように、メールはどちらかと言うと一方通行のメッセージを発信するには重宝ですが、相手の気持ちを察しながらの会話をしようと思うと、実に使い勝手の悪いツールでもあると思います。
 確かに、言った言わないの問題を生じさせないようにする事務連絡などには便利ですよね。

 しかも、送った途端に返事が来るのが当然と思っている人も多いですから、返信待ちが長いと、イライラも大きくなると思います。手紙と同じだと割り切ればいいのでしょうが、現代人にはそれも難しいようですね。

 電話なら相手の声や言葉遣いなどで、ある程度のことは察することが可能ですが、メールは、そうはいきませんよね。心情的な誤解を避けたいならば、やはり電話で話すか、じかに会うべきだと思います。

 それにしても最近は、メールや手紙に返事を書かない人も増えているように思います。この夫婦も、夫がちょっと手間を惜しんで「ぼくは大丈夫」の一言でも返信していたら、こんなことにはならなかったと思うのですが、人間、特に危機的状況に直面した時こそ、その「一手間」が肝心なんですね。

 
Posted by ちよみちよみ at 2011年08月08日 22:10
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