オンリーワン・ブーム
2012年05月05日
オンリーワン・ブーム

テレビを観ていたら、ある番組で、「近頃は、何でもかんでもオンリーワン・ブームだ」という話題を取り上げていた。
他の誰ともかぶらない、自分だけの飾り付け(デコレーション)をした携帯電話の「デコ電」や、味気のない普通の乳母車をやたらめったら装飾する「デコ・バギー」なども、そのオンリーワン・ブームに乗っかった女性たちの間で人気だということだった。
「デコ・バギー」などは、ぬいぐるみや造花が乳母車を覆うように飾られていて、肝心の赤ん坊がうっとうしいのではないかと思われるくらいだ。
また、市販の家具に飽き足らず、自分たちの趣味に合わせて作り替えてしまおうという「日曜大工女子」なる者も増殖中だという。
彼女たちの手にかかれば、何の変哲もないカラーボックスが、腰をかけることも出来るおしゃれな収納椅子に変身してしまうのだから、アイデアの豊富さに驚かされるばかりだ。
さらに、彼女たちは傷がついた床や壁なども、主婦ならではのアイテムであるキッチン用品などを駆使して、職人顔負けの手際の良さで修復してしまう技術さえ身に付けている。
そして、やはり女性の趣味としては定番の裁縫では、今や市販の洋服を自分なりにアレンジした世界に一つだけの洋服を手作りするのは当たり前で、最近は「ミシン・カフェ」なる喫茶店も登場するなど、お茶のついでに簡単な服やバッグなどを喫茶店内に設けられた裁縫コーナーで製作してしまおうという女性たちも増えているそうである。
しかも、この「ミシン・カフェ」は、デザイナー志望の男性たちにもかなりの人気だという。
とはいえ、こうした一品物ブームというようなものは、実はこれまでにもないわけではなかった。ただ、かつてのそれに比べて、現在のものが明らかに様相を違えるのは、作った物を自分一人で楽しむためのアイテムとはしていないことだという。
つまり、彼女たちは自作の物を、必ず誰かに見てもらわなければ製作した満足感や達成感を得られないというのである。
そこで、作品をフリーマーケットに出品したり、ブログに写真で発表したりして評価し合うのである。
要するに、現在の「オンリーワン・ブーム」とは、正に自己表現したい女性たちが巻き起こしている作品発表社会といっても過言ではないようである。
かつては、ファッションにしてもヘア・スタイルにしても誰もが同じという横並びが世間の風潮だった。そこから逸脱することを、若者たちは「ダサい」と呼んでいたわけである。
ところが、今の時代は、むしろ人とは違う物がカッコいいといわれるように世の中の流れが変化してきている。
自分だけは他人とは違う人間で、特別な存在なのだ----と、皆が信じたいと考えるようになって来ているらしい。
それが良いことか悪いことかは判らないが、日本人の美徳とされて来た協調性や調和が薄れ始め、明らかに人々の感覚が個性重視、自己開示重視の方向へシフトし始めたようである。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」から、「赤信号、みんなは止まれ、おれ渡る」の時代に突入しつつあるのかもしれないな。

<今日のおまけ>
これまたテレビ番組で放送していたのですが、2010年10月13日から世界中でUFOの目撃が多発しているんだそうですね。
航空機や戦闘機パイロット、宇宙ステーション滞在中の宇宙飛行士なども、この未確認飛行物体なる物を度々目撃することがあるのだとか・・・。
アメリカ軍が次世代型の攻撃機を造り、その試験飛行をしているのだという説や、単なる光の屈折のような自然現象を誤認しているのだというような説もあるそうですが、もちろん宇宙人が宇宙船で地球に飛来しているのだという人もいるようです。
まあ、単純に考えても我々地球人がいるということは、他の惑星に生き物がいても何らおかしくないわけなのですが・・・。
でも、もしかしたら地球人と思い込んでいる我々の方が、実は侵略者の地球外生命体だったかもしれませんよね。
本当の地球人は既に以前から地球上にいて、彼らはあまりに増殖し過ぎた移住生物の我々を恐れて、地球上の別の次元へ逃げ込んでいるのかも・・・。
それが、時々ふらりと姿を現わすので、こっちは「宇宙人だ!」とか「UFOだ!」などという具合に勝手にビックリしているのかもしれません。
そんな風に想像すると、人類という生物はそんな地球上で勝手に戦争をしたり核実験をしたり・・・。
何ともお騒がせな連中ということになりますね。
これまたテレビ番組で放送していたのですが、2010年10月13日から世界中でUFOの目撃が多発しているんだそうですね。
航空機や戦闘機パイロット、宇宙ステーション滞在中の宇宙飛行士なども、この未確認飛行物体なる物を度々目撃することがあるのだとか・・・。
アメリカ軍が次世代型の攻撃機を造り、その試験飛行をしているのだという説や、単なる光の屈折のような自然現象を誤認しているのだというような説もあるそうですが、もちろん宇宙人が宇宙船で地球に飛来しているのだという人もいるようです。
まあ、単純に考えても我々地球人がいるということは、他の惑星に生き物がいても何らおかしくないわけなのですが・・・。
でも、もしかしたら地球人と思い込んでいる我々の方が、実は侵略者の地球外生命体だったかもしれませんよね。
本当の地球人は既に以前から地球上にいて、彼らはあまりに増殖し過ぎた移住生物の我々を恐れて、地球上の別の次元へ逃げ込んでいるのかも・・・。
それが、時々ふらりと姿を現わすので、こっちは「宇宙人だ!」とか「UFOだ!」などという具合に勝手にビックリしているのかもしれません。
そんな風に想像すると、人類という生物はそんな地球上で勝手に戦争をしたり核実験をしたり・・・。
何ともお騒がせな連中ということになりますね。

Posted by ちよみ at 22:50│Comments(2)
│ちょっと、一息 16
この記事へのコメント
ちよみ様の「本来の地球人は…」の文章 ウルトラセブンで同じ趣旨の回があります。
ノンマルトの使者 のタイトルで、脚本は金城哲夫氏 沖縄と日本の関係を書いた(琉球王朝と薩摩藩)を下敷きにしている と言われています。
ウルトラセブンでは進出してきた現地球人に追われた本来の地球人が海底で生活している の設定でした。
ノンマルトの使者 のタイトルで、脚本は金城哲夫氏 沖縄と日本の関係を書いた(琉球王朝と薩摩藩)を下敷きにしている と言われています。
ウルトラセブンでは進出してきた現地球人に追われた本来の地球人が海底で生活している の設定でした。
Posted by DT33
at 2012年05月05日 23:18

DT33さまへ>
こんにちは。
実は、人類の生命の起源は火星にあったのではないかとの説を元に、ちょっとこんな想像をしてみました。
なるほど、ウルトラセブンにも似たような内容の回があったんですか。琉球王国と薩摩藩を下敷きにしているというのは、面白い発想ですね。その地球先住人は海底で生活しているというのもユニークなアイデアです。
不思議なことですが、人間が宇宙人を捕まえたというような噂(エリア51とか)はありますが、宇宙人が人間を襲ったというような話はあまり聞かないと、番組でもゲストが話していました。
もしそうならば、先住人の方が人類を恐れているとしか思えませんね。
わたしも以前、UFOらしき飛行物体を見たことがあるので、こういう話題には少しばかり興味があるんです。^^
こんにちは。
実は、人類の生命の起源は火星にあったのではないかとの説を元に、ちょっとこんな想像をしてみました。
なるほど、ウルトラセブンにも似たような内容の回があったんですか。琉球王国と薩摩藩を下敷きにしているというのは、面白い発想ですね。その地球先住人は海底で生活しているというのもユニークなアイデアです。
不思議なことですが、人間が宇宙人を捕まえたというような噂(エリア51とか)はありますが、宇宙人が人間を襲ったというような話はあまり聞かないと、番組でもゲストが話していました。
もしそうならば、先住人の方が人類を恐れているとしか思えませんね。
わたしも以前、UFOらしき飛行物体を見たことがあるので、こういう話題には少しばかり興味があるんです。^^
Posted by ちよみ
at 2012年05月06日 12:17

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。